冠着山へ 古峠から尾根たどる
- GPS
- 01:55
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 372m
- 下り
- 366m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路公団の方も笑顔で通してくれた 古峠の先 鳥居峠へもきれいに林道は整備されていたが通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
古峠からの尾根 林道を短縮したので藪・危険地帯あり 帰りは林道 |
その他周辺情報 | 冠着荘 展望温泉 宿泊 坂井いちご園 |
写真
感想
2020年(令和2年)4月17日(金)
冠着山へ 古峠から尾根たどる
古峠から先、林道が通行止めのようで峠から歩くことにした。
地図を見ると古峠から始まる尾根伝いに最短で登れそう。
とは言うものの険しい最初の登りがありためらう。
少し林道を歩くと左手に登れそうな斜面が見られ、
思い切ってその急斜面を尾根に登り上げた。
道なき道だが歩いたような跡、獣道だろうかジグザグに登る。
登ったからには後は尾根を外さないように行く。
藪が現われる。
それもバラのようにトゲを持つ植物がまとわりつく。
痛く服を引っ張るトゲトゲ道を過ぎると目の前に崖が現われる。
崩れそうな岩に落ち葉が積もり、枯れた枝が行く手を阻む。
右へ左へと安全で登れそうなところを見つけながら何とか登り切った。
この険しい登りで、下りは林道歩きで戻ろうと安全第一即決めた。
一度林道に出て再び尾根を目指して歩く。
快適な尾根道も出てきて、長野方面の眺めが良い。
千曲市と筑北村の境界線でもあり、境界杭が見られるので
広くなってきた尾根を外すことなく冠着山手前のピークにたどり着くことができた。
目の前には冠着山がどんとその姿を見せている。
ほんのわずか下ると鳥居平からの登山道と合流。
一息つく、あとは整備された登山道を登る。
途中に山名盤のある展望台に出た。
筑北村のシンボルでもある四阿屋山が堂々聳え、
その隣に三角錐の形良いのが三才山と山名盤で分かり、
その横に平坦な美ヶ原が広がっていた。
同じく聖山も大きな姿を目の前に、
その後には白く連なる北アルプスの稜線が延びる。
岩殿山、昨日登った京ヶ倉の凸凹した姿も見られた。
この展望台からわずか登ると広い山頂となる。
出迎えてくれたのはカモシカ。
すぐに姿を消してしまったが小さなカモシカが先客だった。
山頂からの眺めも最高だ。
まず目を引くのは千曲・長野市の街並みだ。
高速道、鉄道そして千曲川が川の字を描き流れ走っている。
姨捨の棚田とも呼ばれる田園風景も眼下に見られる。
その先には雪かぶる雨飾、火打山、妙高が聳える絶景だ。
このところ天気が続き山行を重ねている。
このご時世、三密を避け直行直帰で山を楽しむしかない。
そして今春の目標だった笈ヶ岳は県外でもあり諦めることとした。
体力維持、散歩も兼ね信州里山を楽しもうと思う。
ふるちゃん
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