記録ID: 2572677
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
割引山・御機屋
1995年08月20日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,345m
コースタイム
越後には里から近く、程よいアプローチの山が沢山あります。また、自宅が練馬にある事もあって、関越自動車道路に乗れば2時間余りで登山口にたどり着ける越後の山は、単独行を始めた頃から、比較的気楽に出かけられる山域になっていました。95年は夏の盆休みに、4泊5日で南アルプスの赤石・悪沢を縦走した事もあって、少々コースタイムの長い山に登ろうと言う事で、越後の巻機山に登ることにしました。
関越自動車道の「石打塩沢」を降りて車で走ること30分、登山口の清水部落に到着です。この日は登山者が結構多く、一番奥の駐車場は満車で、手前の林道沿いの広場に車を停めて歩き始めました。後から分かったのですが、丁度ヌクビ沢のコースが解禁になり、数日前の新潟新聞で巻機山が紹介されていた事もあって、何時もより入山者が多かったようです。越後の山は冬に大量の雪が降りますが、谷筋に落ちた雪は中々なくなりません。谷に滑り落ちた雪の底は、沢の流れで雪が溶かされ中空状態になっています。この為、大部分の雪がなくなり、残雪が落着く夏後半にならなければ、谷筋の道は解禁されないのです。
ヌクビ沢は、スラブ状の岩上を勢い良く流れる沢の脇を登ったり、滝を巻いたりしながら登っていく、夏にはうってつけの、「涼しさ」を感じるコースになっています。残雪の壁の脇をすり抜けるときには、おっかなびっくり進みましたが、危険な箇所はありませんでした。登り始めて3時間程度で稜線部分に到達、先ずは山塊の北側に位置する「割引岳」1931mのピークで一休み。取って返して「巻機山...」とある杭の場所で昼食をとりました。稜線上の道は、ゆるやかに「牛ヶ岳」へ続いています。標識の前で、登頂の”証拠写真”写真を撮ってもらいました。
ビールを飲み干してから、気分良く井戸尾根ルートを下山です。「前巻機」(ニセ巻機)から振り返ると、緑の美しい「たおやかな」巻機山の山体が一望出来ました。
関越自動車道の「石打塩沢」を降りて車で走ること30分、登山口の清水部落に到着です。この日は登山者が結構多く、一番奥の駐車場は満車で、手前の林道沿いの広場に車を停めて歩き始めました。後から分かったのですが、丁度ヌクビ沢のコースが解禁になり、数日前の新潟新聞で巻機山が紹介されていた事もあって、何時もより入山者が多かったようです。越後の山は冬に大量の雪が降りますが、谷筋に落ちた雪は中々なくなりません。谷に滑り落ちた雪の底は、沢の流れで雪が溶かされ中空状態になっています。この為、大部分の雪がなくなり、残雪が落着く夏後半にならなければ、谷筋の道は解禁されないのです。
ヌクビ沢は、スラブ状の岩上を勢い良く流れる沢の脇を登ったり、滝を巻いたりしながら登っていく、夏にはうってつけの、「涼しさ」を感じるコースになっています。残雪の壁の脇をすり抜けるときには、おっかなびっくり進みましたが、危険な箇所はありませんでした。登り始めて3時間程度で稜線部分に到達、先ずは山塊の北側に位置する「割引岳」1931mのピークで一休み。取って返して「巻機山...」とある杭の場所で昼食をとりました。稜線上の道は、ゆるやかに「牛ヶ岳」へ続いています。標識の前で、登頂の”証拠写真”写真を撮ってもらいました。
ビールを飲み干してから、気分良く井戸尾根ルートを下山です。「前巻機」(ニセ巻機)から振り返ると、緑の美しい「たおやかな」巻機山の山体が一望出来ました。
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
95年は結構沢山の山に登りました。写真もたまってきます。分からなくならない内に整理しようと、96年の正月休みに、山の写真をアルバムに整理する事にしました。お屠蘇気分で、思いで深い写真をアルパムに貼っていきます。「巻機山。涼しいコースは楽しかったな。山頂でのビールも美味しかったし。あれ?標識に→が付いている。「巻機山→」って事は、矢印の先が山頂という事かしらん。山頂に登ったつもりで、直ぐ手前で帰っしまったのかしらん。大急ぎで地図を引っ張り出して確認してみると、山頂だとおもっていた場所は「御機屋」と呼ばれる地点で、山頂はその400mぐらい先の様です。これにはショックでした。山頂を踏むだけが目的ではありませんが、やはり登る以上は最高点を踏みたいものです。「マヌケだな〜」と思いながら、屠蘇酒をあおりました。
登ったつもりで、山頂直前で下山してしまった。しかも山頂を踏んでない事に気が付いたのは、次のお正月。今では笑い話のネタにしていますが、何時か登りなおそうと思っては見たものの、しばらくは何となく気が乗らず、因縁の「巻機山」に再訪したのは、5年後の2000年8月でした。
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