米山(過去山行)


- GPS
- 03:30
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 709m
- 下り
- 699m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
過去の山行記録です。
本当は谷川連峰周辺の予定だったが、悪天候の為、急遽、米山に向かう。
米山では天気は、予想したとおりこの辺りではなんとかもっているようである。空の気持ちが変わらないうちに急いで登ることにする。最初から急な上りが続く。階段が多く、歩幅が合わない。非常に疲れる。とにかく、一歩一歩と考えのぼるが、どうしても足がうまくあがらない。『やっぱり運動不足かな』とそんな気持ちになってしまう。「それとも寝不足の為か?」。それでも苦しむ身体に鞭打って登ったものの今度は気分が悪くなり吐き気さえする。『がんばれ!男の子』と自分を励ますものの頭の中では、もうやめようかという気持ちが次第に強くなる。
それでも結構のぼっているはずだから、もうすぐ頂上かもしれないと思い登り続けた。フッと目の前の空間が広がった。見晴らし台みたいところに着いたのだ。しかし、目の前には無情にも米山が奪えたっていた。今まで歩いた距離はおおよそ三分の一だった。「もうダメ〜」。丁度、あつらえたようにべンチがある。へタへ夕とその上に座りこんでしまった。「どうしようかな〜」、そう考えながらしばらく休憩していた。
少し、休憩した為か気分もよくなってきた。「こんな山で引き返したら自信がなくなってしまう」、そう考えて、再び登る決意をする。得意の牛歩戟術ならなんとかなるだろう。そう考えた結果である。幸い、道も先程は急ではなくなり、苦しさもほとんど感じなくなった。道の両側はやがてブナの原生林となる。霧が少し出てきて、ブナが一層映える。「やはり山はいいな」とそんな気持ちにさせてくれる一瞬である。
ほどなく山頂かと思う辺りで下から人が登ってくる。「先にいってくれ」と思い道を譲ったものの相手を見るとなんと50歳ぐらい。「これはイカン!」と思うものの足は青うことを効かず、自尊心を深く傷つけられた一コマだった。
山頂到着。日本海側が良く見える。対称的に上越の山々は厚い雲に覆われている。
りっばな山頂小屋がある。中にはいると備え着けのノートがあったので、ページをめくる。ほとんどの人が地元の人のようだか、中には遠くから来ている人もいる。
明らかに3百名山のようだ。
しばらく山頂小屋で休んだ後、外に出でみるとガスに覆われて視界がほとんどダメになっている。展望がないのであれば先程証拠写真もとったので、もうこれ以上ここにいる理由はなく下山開始とする。車利用であれば元にもどるしか仕方がないのは道理であるが同じ道を戻るのは面白くない。しかも先程の急な登りは膝の負担つらそうだ。と言うことで山頂直下にきている林道に降りそれを下ることにする。
山頂より15分ほど元の道をもどる。そして、林道終点を示す分岐があるので、そこを曲がる。更に15分程で林道終点に降りたった。
もうここからは鼻歌混じりである。更になんと天気予報どおり晴れてきたではないか!途中でハンバーガーを食べたながら、ポックリポックリ歩いて下った。結構この道を途中まで車で入れるところまで来て、そこから歩く人が多いみたいで、擦れ違う度に山頂までの時間を聞かれた。適当に且つ希望のもてる時間を答えてあげた。
ちなみに林道であるが、多少難はあるものの終点まで車で入ることができる。
約一時間程度の林道歩きの後、車の駐車地点に戻っ
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