記録ID: 2596287
全員に公開
沢登り
日高山脈
ヌピナイ川左股ピリカヌプリ南東面左股直登沢〜ヌピナイ川右股
2020年09月21日(月) ~
2020年09月23日(水)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
Day1:林道ゲート(10:30)クマの沢Co660三股=C1(17:00)
くもり 林道と河原歩きが長い。途中ヒグマの親子に会った。クマの沢に入ると真っ白の花崗岩に深緑の水流が映える美しい函地帯。トヨニ北面分岐から函を持った滑滝いくつか。1つ登れず巻いた。Co665三股は薪たくさん。
Day2:C1(5:50)ピリカヌプリ(13:30)ヌピナイ右股・790=C2(15:30)
晴れ/くもり 三股の中股に入る。すぐに快適な小滝が出てきてウォーミングアップにちょうど良い。南東面の沢なので朝日が入って暖かい。Co750二股の右股は暗い函となっていて、奥に核心45m大滝。デカい。15分ほど色々なルートを偵察し、大滝すぐ隣の左岸ルンゼをALリード。偵察時は途中から草付きバンドで右に回り込めそうだったが実際登ると2手ほど繋がらず、2mほどcdしてからチムニーを直上。結構悪いが中間でちゃんとピン取れる。沢へは灌木繋いで戻った。その後も気の抜けない滑滝が連続し、右股からの支沢とV字を為すCo930-60m大滝。デカいが傾斜は緩い。ALトップで右岸クラック水流沿いを登るがクラック内CS(直径10cmくらい)での手に足ムーブがいやらしいので途中から右岸灌木へそれてザイル出した。Co1120二股を右股に取ると時期によっては雪渓で詰まってそうな函地形をガレが埋めている。Co1260-20mFはLトップで右岸を抜けて後続ゴボウ。抜け口5mほどがいやらしい。その後はうんざりするほど滑滝がピーク直下まで続く。しかも地味にむずい。最後は少しの藪漕ぎでガスガスピリカヌプリ登頂。下降は鹿道とガレと少しの滑滝cd。ホテル上二股でウイスキー・ロングナイト。
Day3:C2(7:30)・507(9:30)林道ゲート(12:00)
雨 焚火にあたってゆっくり準備。すぐに釜を持った滑滝が連続する。寒さと曇天のせいにして全てへつる。なんと例のtrv箇所にはFixロープが設置されていた。穢れなき日高渓谷を汚す共犯者のようだが時間もないので使わせてもらう。その後の函内部通過で今にも落ちてきそうな雪渓があったので素早く通過した。・507で核心部終了。河原を走り抜け、クマの沢出合から右岸林道に乗って高速下山。大樹町は龍月で勝利の特盛豚丼!
くもり 林道と河原歩きが長い。途中ヒグマの親子に会った。クマの沢に入ると真っ白の花崗岩に深緑の水流が映える美しい函地帯。トヨニ北面分岐から函を持った滑滝いくつか。1つ登れず巻いた。Co665三股は薪たくさん。
Day2:C1(5:50)ピリカヌプリ(13:30)ヌピナイ右股・790=C2(15:30)
晴れ/くもり 三股の中股に入る。すぐに快適な小滝が出てきてウォーミングアップにちょうど良い。南東面の沢なので朝日が入って暖かい。Co750二股の右股は暗い函となっていて、奥に核心45m大滝。デカい。15分ほど色々なルートを偵察し、大滝すぐ隣の左岸ルンゼをALリード。偵察時は途中から草付きバンドで右に回り込めそうだったが実際登ると2手ほど繋がらず、2mほどcdしてからチムニーを直上。結構悪いが中間でちゃんとピン取れる。沢へは灌木繋いで戻った。その後も気の抜けない滑滝が連続し、右股からの支沢とV字を為すCo930-60m大滝。デカいが傾斜は緩い。ALトップで右岸クラック水流沿いを登るがクラック内CS(直径10cmくらい)での手に足ムーブがいやらしいので途中から右岸灌木へそれてザイル出した。Co1120二股を右股に取ると時期によっては雪渓で詰まってそうな函地形をガレが埋めている。Co1260-20mFはLトップで右岸を抜けて後続ゴボウ。抜け口5mほどがいやらしい。その後はうんざりするほど滑滝がピーク直下まで続く。しかも地味にむずい。最後は少しの藪漕ぎでガスガスピリカヌプリ登頂。下降は鹿道とガレと少しの滑滝cd。ホテル上二股でウイスキー・ロングナイト。
Day3:C2(7:30)・507(9:30)林道ゲート(12:00)
雨 焚火にあたってゆっくり準備。すぐに釜を持った滑滝が連続する。寒さと曇天のせいにして全てへつる。なんと例のtrv箇所にはFixロープが設置されていた。穢れなき日高渓谷を汚す共犯者のようだが時間もないので使わせてもらう。その後の函内部通過で今にも落ちてきそうな雪渓があったので素早く通過した。・507で核心部終了。河原を走り抜け、クマの沢出合から右岸林道に乗って高速下山。大樹町は龍月で勝利の特盛豚丼!
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感想
良い沢納めができた。
ヌメりが気になったが快適で楽しい遡行だった。しかしヌピナイ右股が文明に犯されているのはいかがなものかと思った。今度掃除しに行きたい。
このような場所に連れて行ってくれる先輩に恵まれて僕は幸せ者だなとしみじみ思った。
夏が終わった。いい夏だった。
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