浅間山(湯坂路ハイキングコース)
- GPS
- 04:44
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 709m
- 下り
- 272m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:小涌谷 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 箱根湯本で日帰り温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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共同装備 |
ホットサンドメーカー
ガスコンロ
|
感想
12月中旬にこのルートでの山行を計画していたのだが、メンバーの一人の都合が悪くなったため、2週間ほど時期をずらして実行することにした。比較的余裕のあるコースで昼食にホットサンドを食べようという計画である。メンバーは、リーダー、分岐クエスター氏、そして筆者である。以前、分岐クエスター氏のことを分岐マニア氏と紹介していたが、この度クレームがついた。自分はマニアなわけではなく、単に探し求めているだけなので、そこは間違えないで欲しいとのことであった。ここにお詫びして訂正いたします。
さて、メンバー3人は箱根湯本駅で待ち合わせた。筆者は新宿からロマンスカーを利用した。車両は白いドレスの貴婦人のようなVSEである(我ながら似合わんが詩的だ)。筆者は鉄道マニアではない。しかし、NHKの「鉄オタ選手権」でも紹介されている通り、私鉄有料特急はゴージャスな車両が多く贅沢な気分を味わえる。絶対オススメである。で、登山前から十分に満足した気分で箱根湯本駅に到着した。
他のメンバーも予定通りに到着し、さっそく登山開始である。コロナ状況下、極力マスクをして行くことにした。マスクは息苦しいし、それ以上に吐く息でマスクの内側がびちょびちょになってしまうのに閉口するが、やむを得ないだろう。
国道を少し行くと湯坂路の入口がすぐに見つかった。事前に地形図で見た通り、登り初めはまずまずの急登である。分岐クエスター氏が久々の登山ということもあり、ゆっくり進む。この日は天気予報では曇りだったが、朝から陽も出ており暖かい朝となっており、すぐにメンバー一同暑くなって、上着を脱いだりして温度調整を行なっていた。
程なく、湯坂城址に到着。と言っても立て札がなければ、城址とはわからないだろう。ここまでが比較的急で、後はなだらかなはずである。しかし、ゆっくり行くことにする。いや、筆者に余裕があったわけでもなく、筆者の普通のペースで行ったらゆっくりだったというだけのことである。しかし、一定のペースを守りながら登るのは難しい。道は整備されており、モミジの落ち葉が沢山敷き詰められている。紅葉の季節に来るとさぞかし美しいのであろう。またその頃来たいものだ。
出発から1時間半ほど経ったので休憩することにした。ちょうど背の高い木がとぎれて登山道に陽が当たるようになってきており、冬の日差しが柔らかい。栄養補給して再出発。程なくして大平台への分岐を経由して浅間山に到着した。
山頂はパラパラ登山者の姿が見えたが、混んでいるわけではなく、ベンチとテーブルを使えたので、そこでホットサンドの昼食とすることにした。ホットサンドメーカーは筆者が持参したもので、以前にNHKの番組で人気の某編集長殿が紹介していたものである。コンビニのサンドイッチもサクッとした食感に早変わりである。メンバー各位が持参したサンドイッチをホットサンドにして、スープなど温かい飲み物を飲み、満たされた気分になった。後から山頂に到着した集団は、レジャーシートを広げてお弁当を楽しんでいるようであった。
さて、ここから千条の滝への下りである。途中何組かの登山者とすれ違い、水音が大きくなってくると、程なく千条の滝に到着した。この滝は美しい。コケに覆われた岩を何筋(流石に千筋はないであろうが)にも清水が流れ落ちている。そこの看板によれば明治時代ぐらいまではあまり世間に知られていなかったようだが、十分に写真映えするスポットである。オススメです。
千条の滝で山道は終わり、舗装道を小涌谷駅へ向かって下った。保養所やリゾートマンションと思われる建物の脇を通り、正面に明神ヶ岳と思しき山を見ながら小涌谷駅に到着した。駅前には昨年の台風19号で受けた被害とその復興の様子が展示されていた。2週間前の金時山でも足止めを食ったし、もっと前、2月の高尾南山稜でも予定通りに歩けなかった。台風19号の被害は実に大きかったのだと改めて認識した。
小涌谷駅からは箱根登山鉄道を利用した。スイスの高原列車のような新型車両だった。うーん、あいかわらずこの列車はいい。台風19号から復旧してくれてありがたいことである。関係者の方々の尽力に感謝である。順調に下って箱根湯本駅では日帰り温泉に浸かり、「湯もち」を買って帰ることにした。このお菓子は美味しい。箱根に登山にいらした方は是非ご賞味あれ。
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