記録ID: 4095739
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無雪期ピークハント/縦走
東海
【安倍奥】大光山(1661m) 奥大光山(1620m)
2022年03月20日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:07
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:11
<タチ沢出合〜おおぴっかり>
多目的広場には、山仲間待ちの車が一台。今夜は七人作りの尾根でテント泊なんだって。
車を置いて登山口に向かうと、ミツマタ街道になった。草木から先は荒れ気味。令和元年の台風19号の被害で崩壊とか。復旧の手は、とどこおったままだ。
砂防ダムの左岸に渡ると、サワグルミの大木があった。タチ沢の沢筋を読みながら、荒廃したルートの残骸を追っていく。コルに立つと、笹山〜山伏の尾根がのぞく。あえて東峰には向かわず、水場小屋へ。
西尾根に乗ると、大無間や十枚山など、新しいキャストが登場する。その先、さえぎるもののない笹原。待ちに待った大展望。
八紘嶺・笊ヶ岳・赤石・前聖・大谷嶺・上河内・茶臼・山伏・・・そして、大光山の北方稜線が左の安倍峠へと少しずつ高度を落としていく。その途上で、笹ノ頭・ワサビ沢の頭・バラの段が頭をもたげている。
景色を楽しんでいると、足取りも元気な山女子が姿を現した。私も休憩を切り上げて山頂へ。大光山の山頂で互いをねぎらう。
<おおぴおっかり〜奥おおぴっかり〜日陰沢出合>
彼女はピストン、私は北上して奥大光へ。東向きに天子山塊や駿河湾が見える。奥大光は、いつ来ても心休まる山だ。袖を引かれる思いで下山開始。
黄金の湯や新田・赤水の集落が眼下。1326ピークからは、安倍の大滝に向かわず、日影沢に落ちる南尾根を選ぶ。
地図上のガケ脇の南に、営林小屋跡があった。ルート上には、古い赤テープもある。何ヶ所かでササが出てくるが、作業道や獣道を選んで、やぶを避ける。
さて、着地をどうしよう。地図上の「紅葉橋」を狙い打ちすれば、有利そうだった。しかし、ピンポイントで「紅葉橋」を狙うには、GPSに頼る必要があった。それも悔しい。やはり紙で歩きたい。なので、現在地を推定しやすいルートを選ぶ。その見返りに、必然的に激下りとなった。
目線の先に「紅葉橋」が見えてくる。黒い導水管をくぐって日影沢に降りた。ホッと一息だ。遊歩道を歩き、「山神さま」の分岐を過ぎて「金山跡」へ。トンあたり5kgという、かなり良質な金鉱石が採掘できたらしい。
「かえで橋」の分岐周辺は金堀衆の住居跡がある。「八幡神社跡」の庚申塔に立ち寄り、歴史に思いを馳せる。さあ、「ととの里」に向かおう。
ここは、まさに観光地だった。家族連れのにぎやかな笑い声が、のどかな昼下がりを演出している。
多目的広場には、山仲間待ちの車が一台。今夜は七人作りの尾根でテント泊なんだって。
車を置いて登山口に向かうと、ミツマタ街道になった。草木から先は荒れ気味。令和元年の台風19号の被害で崩壊とか。復旧の手は、とどこおったままだ。
砂防ダムの左岸に渡ると、サワグルミの大木があった。タチ沢の沢筋を読みながら、荒廃したルートの残骸を追っていく。コルに立つと、笹山〜山伏の尾根がのぞく。あえて東峰には向かわず、水場小屋へ。
西尾根に乗ると、大無間や十枚山など、新しいキャストが登場する。その先、さえぎるもののない笹原。待ちに待った大展望。
八紘嶺・笊ヶ岳・赤石・前聖・大谷嶺・上河内・茶臼・山伏・・・そして、大光山の北方稜線が左の安倍峠へと少しずつ高度を落としていく。その途上で、笹ノ頭・ワサビ沢の頭・バラの段が頭をもたげている。
景色を楽しんでいると、足取りも元気な山女子が姿を現した。私も休憩を切り上げて山頂へ。大光山の山頂で互いをねぎらう。
<おおぴおっかり〜奥おおぴっかり〜日陰沢出合>
彼女はピストン、私は北上して奥大光へ。東向きに天子山塊や駿河湾が見える。奥大光は、いつ来ても心休まる山だ。袖を引かれる思いで下山開始。
黄金の湯や新田・赤水の集落が眼下。1326ピークからは、安倍の大滝に向かわず、日影沢に落ちる南尾根を選ぶ。
地図上のガケ脇の南に、営林小屋跡があった。ルート上には、古い赤テープもある。何ヶ所かでササが出てくるが、作業道や獣道を選んで、やぶを避ける。
さて、着地をどうしよう。地図上の「紅葉橋」を狙い打ちすれば、有利そうだった。しかし、ピンポイントで「紅葉橋」を狙うには、GPSに頼る必要があった。それも悔しい。やはり紙で歩きたい。なので、現在地を推定しやすいルートを選ぶ。その見返りに、必然的に激下りとなった。
目線の先に「紅葉橋」が見えてくる。黒い導水管をくぐって日影沢に降りた。ホッと一息だ。遊歩道を歩き、「山神さま」の分岐を過ぎて「金山跡」へ。トンあたり5kgという、かなり良質な金鉱石が採掘できたらしい。
「かえで橋」の分岐周辺は金堀衆の住居跡がある。「八幡神社跡」の庚申塔に立ち寄り、歴史に思いを馳せる。さあ、「ととの里」に向かおう。
ここは、まさに観光地だった。家族連れのにぎやかな笑い声が、のどかな昼下がりを演出している。
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