富士山＊晩秋御中道〜奥庭散策

2022年11月07日(月) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 8.5km
• 登り: 259m
• 下り: 269m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:30

7:50 奥庭駐車場
8:11 8:14 御庭山荘
8:19 8:21 寄生火山
9:07 富士急雲上閣
10:05 10:06 寄生火山
10:14 御庭山荘
10:27 奥庭駐車場
10:32 奥庭荘
10:42 10:47 奥庭展望台
10:53 11:13 奥庭荘
11:20 奥庭駐車場

天候

■おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■富士スバルライン奥庭P　http://subaruline.jp/
・料金…いずれも往復で　軽自動車1680円、普通車2100円
一年を通して通行可ですが、営業時間（時期により異なる）外はゲートが閉まるため通行不可。冬期の場合はその日の路面状況により通行可能区間に変動あり。
※この日は積雪・凍結等はなく、問題なく通行できました。とはいえ念のためスタッドレスなどの滑り止め対策をしておくと安心です。

・奥庭Pトイレ冬季閉鎖中（樹海台Pと奥庭Pのみ閉鎖でそれ以外は使用可）

コース状況／危険箇所等

■ハイキングコースです

写真

前日夕方、河口湖某所より滑りこみで一枚。見えてて良かったな。

翌朝。富士吉田市某所から見えてて良かったな。

スバルラインへgoします。眼前に大きな富士がいてテンション上がるしかない。下界含めて下の方は紅葉見頃です！

大沢Pですでに大展望。どこが見えてるのかイマイチ分からないですが西方です。南アルプスかな。

先客2台様の奥庭Pのお向かいから御中道スタートです。風がビュービュー吹いているのが気になります。2000mオーバーの朝は寒いです。

土質は火山です。

と思ったら唐突に石畳と樹林帯。この石畳が道中山ほどあります。

最初一気に上がってあとは限りなく水平です。最初だけがんばりましょう。

河口湖方面。背後は御坂の山々でしょうか。黒岳とか。わかんないです。

これは分かりますね。左がアサヨ岳と甲斐駒で右奥に槍穂。槍穂が白い。

手前に本栖湖、竜ヶ岳。奥に南アルプスの北のほう。つまり白根三山ですが白くない。

もういきなり富士山ドンです。ってここも富士山だったね・・・。

これ知らなかった〜。こっちがメインだったのに。ショックすぎて帰ろうかなってちょっと思ったり思わなかったり。

気を取り直して参ります。左手には常に大展望。中央奥は八ヶ岳の南のみなさま。右奥は多分奥秩父のみなさまあたりかな。

西湖方面。手前が紅葉台などある足和田山で、その奥に見えないけど西湖、真ん中が西湖裏手のこわ〜いお山のみなさま。最奥は奥秩父と良く分からないお山のみなさま。

雪はそれほどないですね。そろそろサンライズのようです。

自分の場所にも光が回ってきました。

方角的に逆光になるのが弱点といえば弱点。

それでも行く先は光差してるよ〜。

雪崩対策用。

キラッキライタドリ残骸。

樹海の広がりが良い感じです。側火山のぽこぽこが良く分かります。

常にそばに圧倒的富士。

唐松の黄色がまだ残っていて嬉しい。

基本的に無雪なのですが、スバルライン五合目P近くに凍結箇所ありますが、ここは平坦なのでアイゼンの類は不要です。私は御守りでチェンスパ持ってきました。

レストハウスで遊んで来ようと思っていましたが、やっぱりそのまま引き返しました。紅葉過ぎても普通に観光バスがどんどん乗り付けて来るんですね。

奥の白いのはなんだろうね。立山あたり？

甲府盆地も見えました。あっちからも5合目付近は見えてるってことですね。

唐松のちっさいのがいっぱいあって可愛い。

溶岩流は行程のうち一箇所だけで見られるそう。

これ火山噴出物のスコリアっていう石らしいです。気泡が入っていてすごーく軽い。スコリアとは黒いのと赤いのを指すそうで、白いのは普通に軽石。

すごく立派なダケカンバゾーンがあった。

おあつらえ向きの岩があったのでカメラ乗っけて撮ってみた。

秋の雲だなーーーーーー

おにぎりは間違いなくカチカチになると思ったのでふんわりしてそうなのを持ってきたのにカチカチだった。ちなみに600kcalあるそうなのこれ・・・

小さなスコリアたくさんある。

見おさめだなぁ。

唐松は全体的に風衝樹形となります。いわゆる「作品」もたくさんありました。

奥庭も行くので駐車場へそのまま戻ります。

か、かわいいのがいたぞ・・・

これはこけももの実。

名残惜しいけども〜

ここは急なので凍っていたらちょっと厄介。チェンスパか4〜6本爪あたり欲しいところ。

戻ってきまして

そのまま駐車場奥にある奥庭入口へ

最初すごく下るんです・・・

下り切ったところに奥庭荘。帰りに寄ります。

天狗岩と富士山。

御中道で満足してしまったためふむふむって感じでゴメンナサイ。

全然雪無くってちょっと残念。

微妙な展望台が終点となり周回する感じで奥庭荘へ戻ります。

御中道でわりと白くなってきましたが、また青空復活したりと富士山上空はさすがに忙しい。

どっちのコースも富士の展望あります。

奥庭荘でおしるこ500円を食べた時にサービスでいただいたのですが、きくらげがすごくおいしかったので自宅用に購入。袋にたんまり入っていてなんと500円！他にもメニューは豊富です。

そのあと富士散策公園でおさんぽ。好きな富士山の角度です。

三つ峠山が近いです。紅葉も見ごろでした。

昼下がりにいつもの山中湖の上へ。

雲が躍動しています。

すすきの海すご！

いまいちパキっとしてませんが。

どっちのポンちゃんラーメンでSHOWは味噌味で決まり。

笠雲出た！

庶民あこがれのホテルマウント富士。

ここで出会った広島から来たお兄さんとお話しながら暖かな山頂で小一時間ほど過ごしました。山のオハナシ楽しかった。

本当は夕景狙いでしたが撃沈にてそそくさと下山。良い雰囲気でした。

感想

kozakura2702

ずーっとタイミングを狙っていた御中道。
大沢崩れを間近でみられるという展望台が目当てだったのですが、なんと現在崩落にて通行止め。色々調べたのになぜ分からなかったのだろう（今調べたところ山梨県のHPに案内があったけれど、いつから通行不可なのかはわからず）。大沢崩れは現在進行形で崩れ続けているので全く想定内ではあるのですが、御中道自体もかつては富士山5〜6合目を一周しており、富士講の行者たちが巡拝した道でした。

今回大沢崩れを間近で見られなかったのは残念ではありましたが、スバルライン5合目までの道も良かったです。何と言っても圧倒的富士の姿。富士山の中に今わたしはいるのだ！包み込まれているのだ！と否が応にも実感できます。
そしてあとはなんといっても西〜北方面の大展望ですね。そこはさすが日本一の富士山（の五合目）って感じです。

というか私はいつになったらいわゆる「富士登山」が出来るのでしょうか。ここ数年、富士山の0合目〜6合目をちまちま歩いているわけですが・・・来年こそは実現させたいものです。

そのあと歩いた奥庭はいわゆる観光地であり（御中道もそれに準ずる感じ）、カメラ愛好家な皆さんが紅葉の時期に来る場所ってイメージでした。歩いてみて実際そんな感じでしたが、唐松の黄葉最盛期かつ青空が出た日はそれは素晴らしいのだろうなーと思いました。

平日かつ紅葉過ぎているにもかかわらず多くの車やバスがやってきて、富士山は思いの外賑わっていました。（奥庭荘で休憩している時に小学生が100人ほどやって来たのには少々驚きました）
そして今の時期の富士山はご存じとは思いますがかなり寒いです！寒さ対策は万全にどうぞ。