和賀岳 299座目/三百名山 薬師岳登山口より
- GPS
- 08:16
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:15
15:30 薬師岳登山口発
17:20 湯沢市 宿着 (翌日神室山へ)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日 焼石岳登頂 横手市泊 5:30 横手市 宿発 6:40 薬師岳登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師岳から先 今日も笹の刈払が行われていたが、済んでいないところは笹竹もあり濃く、露が付いていればびしょ濡れ、足下も見えないので注意 |
その他周辺情報 | 湯田温泉郷 |
写真
感想
2023年(令和5年)10月26日(木)
和賀岳 299座目/三百名山 薬師岳登山口より
数年前も登ろうとした和賀岳だったが、林道が途中で通行止めになっていて引き返している。
今回は薬師岳登山口までダートだが良く整備された道を問題なく進み、きれいな小屋の建つ薬師岳登山口から歩き始めた。
数分歩くと甘露水口、林道と分かれ本格的な登りとなった。
周りは紅葉真っ盛りで、天気も良いので日射しにブナの葉が黄金のごとく輝く。
ブナ平付近のブナの幹の太さは迫力満点だった。
次から次へと現われるブナの巨木には圧倒され続けた。
倉滝はオアシス。かつて小屋があったと言うが跡形無い。
美味しい水が流れ、一息入れるのに絶好の場所だった。
下山時は顔を冷たい水で洗いリフレッシュ、最後の下山に集中できた。
稜線に出ると目の前に薬師岳の丸みを帯びた山頂が飛込んできた。
手前のピークを急登すると、目の前に和賀岳が初めて姿を現わす。
笹に覆われた薬師岳の山頂からはこれから進む和賀岳までの稜線が見渡せた。
長い稜線には小杉岳・小鷲倉のピークもあり簡単には着けそうにないのが分かる。
笹での苦戦。
薬師岳から薬師平へ下る気持ちよい稜線だが、笹が待ち構えていた。
まだ足下を覆う程度の笹で足下さえ注意して行けば問題なく進めた。
ところが徐々に笹の背は高まり、藪漕ぎ状態になる。
これは大変だ、前に思うように進むことができない状態が続く。
ところが小杉岳から先は笹がきれいに刈られているではないか。
歩くテンポも上がりこれならば和賀岳も近いと思った途端、再び小鷲倉への登りの深く重たい笹に苦戦。
露まで付いているので、全身びしょ濡れとなってしまった。
早めにレインウエアを着れば良かったのだが突然の笹の深みにはまってしまった感じだ。
寒くもなく日射しもあるので直ぐに乾くだろうと着るタイミングも失っていた。
それでも山頂近くになり、深く重い笹の道を抜けたところで冷えても来たのでレインウエアをまとった。
濡れた服の上に渇いたレインウエアを羽織るという形になってしまったが身体が冷えるのは防げたように思う。
下山途中ではレインウエアを脱いで下山、すっかり下山時には渇いていた。
笹刈りは私が登頂した後に、二人の方が小杉山付近の続きを刈り始めていた。
どこかで顔を見たことのある方で、声をかければ良かったのだが挨拶したのみで通り過ぎてしまった。
「NHK日本百名山和賀岳」の案内人の方に違いないと思った。
多分秋田からの登山道を案内していたので、笹の刈払により安全な登山道確保に努めていたのだろうと推測した。
遠かった山頂に着く。
幸せなことに360度の大展望が待っていた。
田沢湖が眼下に見え、秋田駒ヶ岳だろう山も近くに見られた。
そろそろ下山しようとしたとき岩手県側の高下から登って来たという方がいた。
岩手に移住してきたということで、和賀岳に魅せられ何度も登っているという。
写真も撮っていただき、自分がすでに登っている周囲の山々を教えてもらった。
太平山、森吉山、岩手山そして早池峰山など。
登った山にもかかわらず、分からないのにはもどかしいものがある。
三百名山299座目となり、明日は神室山へ。
今回の日光女峰山、東北に入り焼石岳、今日の和賀岳、そして明日の神室山を最後に三百名山、301座完登にリーチがかかる。
明日は神室山へ無事登頂して帰りたいと思っている。
ふるちゃん
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