河原木場沢
- GPS
- 10:20
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
醤油樽の滝の巻道はわかりやすいが踏み跡が錯綜している危険性のある箇所はないので危ない箇所があったら巻道を間違えている。 詰めは山頂に近くなるほど悪くなる。途中で樹林帯に逃げるのが望ましい。 |
写真
感想
久しぶりの沢、初めての天狗岳だった!シャワーだろうとやってやるぜ!と思い最初の滝を登ったら、うひー!と悲鳴をあげるほど水が冷たい。
シャワーなんぞ無理だ…と思った。
巻きにまくのだが、やはりナメを見たり歩いたりは楽しい。醤油樽の滝も素晴らしい。しばらく見とれてから再び巻くのだが、巻道にある大きな石室をさらに左巻きで大巻きするルーファイに少し時間がかかる。
綺麗に道がついた降り道で沢に復帰すると一休み。Kudanさんがザックが重いと言い出す。この時、俺は彼の身の異変に気付かなかった…。
またしばらく歩き、そろそろ脱渓ポイントのとき、また休憩をとる。今考えると、Kudanさんが休憩を言い出す回数が普段より多い…。
なだらかなガレ沢をたどり脱渓し、浮石の積み木エリアを、上に見える岩壁を目指して登る。かなり足元が崩れる。2人パーティなら気楽だが、大人数だと時間がかかるだろうな…。岩壁を巻きにかかると、まだ岩壁沿いにガレ道が続いている。
ふと目を右にやると樹林帯がある。樹林帯を登ったほうが快適だと結論をだし、少し降って横断しやすそうな所からトラバースする。実際、樹林帯は快適で、鹿の道が上まで続いている。最後、登山道への詰めだけガレている所に出る。Kudanさん、上はすぐ登山道だよ!と声をあげると、上で休憩していた登山者の注目を浴びる。そこは展望台となっているポイントだった。ガレ場からぬっと現れる不審者ゆえ、注目を浴びるのも無理はない。
そこで一息をつく。リラックスするkudanさんから、体調が悪い、脱渓ポイントのときはすでにフラフラだった、と言われる。
ど、どうするか…。エスケープと言っても体力使うルートしかないぞ…。その後、天狗岳山頂を目指して歩き始めるが、かつてないほどの弱りっぷり。最悪、山小屋で一泊するか…。最悪な事態でも山小屋泊できるんだから、不幸中の幸いよ。
ただそんな彼だが、高度を下げるごとに少し回復していく。
病み上がりというし、体力不足からくる高山病だったのかもしれない。
天狗岳縦走路は素敵な稜線で、下の樹林帯も美しい。小さい子供つれた家族もいたし、みんなで楽しめるいい山だなぁ〜と思った。
沢というよりバリルート登山
ゴールデンウィーク以来久し振りの沢、最早バリエーション自体に自信がないため、登山に近い感じで河原木場沢屋を選択。
醤油樽の滝手前のゴルジュと15m以外はほぼナメ。
病み上がりでずぶ濡れになるとヤバそうな気配(なぜ来た)なため、シャワーは基本的に避けた。
荷物が重いかつ、顔のほてりがやばいのですでに体調の悪さを感じる。
脱渓してから登山道に出るまでが一番バリエーションっぽくて良かった。ルーファイが肝。藪漕ぎはゼロなので楽々。
登山道にでて緊張が抜けた瞬間から急速に体調が悪化。死にそうになりながら縦走路を下った。
流石八ヶ岳トップレベルに人気の山々、歩きやすくて良かった。
やりたいことはできたので満足。お疲れ様でしたー
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