初めての艮山・高雄山・大焼山と大正池

エスエス
その他4人 - GPS
- 05:41
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 638m
- 下り
- 641m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
殆どが通常のハイキング道であるが、大焼山への登りは道のない自然林の道なので道探しなどが必要 |
写真
感想
艮(ウシトラ)山なんて珍しい名称だろうと、読めなかったのだ。それなら登ってみようかと初めて井手町の山に登って来た。何処に行けばいいのか?大正池は上高地なら知っているし、何度も行ったことがあるんだが?と悩んだ結果、和束から茶畑を越えて行けばいいらしいことが判り、帰路は玉川を下れば、玉水に出るらしいことまで判った。
師走の気温の低い日に、和束まで宇治田原から新しいトンネルが出来ていて、あっという間だった。しかしながら、そこからは細い離合の困難な道を恐々と進んでやっと井手町に侵入することが出来た。キャンプ場らしき場所のゲートは閉まっていて、休日となっていた。暫く下ると左上に車が見えて、どうも駐車場のようだ。左折して車の近くに行くと広い駐車場があった。GPSの地図をみるとここから皆さんが出発しているいるようだ。
準備をして、駐車場入口まで戻るとすぐそばに大正池入口と表示があった。緩い坂道を進むと大きな堰堤があって、その先が池になっている。此処が大正池らしいことが判った。対面に浮御堂らしき東屋風の建物が池の中にポツンと立っている。手前すぐ右上にはバンガロウ風の建物が何棟かありそうだ。ボートの桟橋見たいものもあって、春夏秋にはレジャーで賑わいそうな雰囲気だ。池の最奥まで行くと林道があって、休憩所とトイレがあった。休憩所の前から北に向けて登り口があるので、これが艮山の登山口のようだ。
ススキとシダの繁茂した道は顔や腕にまつわりついて歩きにくく、更に背も高く頭を覆うほどだ。稜線に出れば何とかなるだろうと思っていたが、小さいが樹林の密度は濃いので、藪ではないが手で跳ね除けながら登る有様だ。小尾根から大きな尾根に出るとそこは左から登山道が合流して、普通の道になって、ホッとした。周囲の景色は殆ど見えないが、見えたとしても何処が何処だか、何も判りそうもない山域だ。そんなことでウジウジ歩いていると、突然に艮山に到着したのだ。標高443.8mと山名版にはあるが、国土地理院地図には443.7mとある???
先に進むと稜線が大きく屈曲していて、北から南へと方角が変わったあたりに城陽市の最高点という標識がポツンと気に付いていた。更に少し判りにくいみちを進んでいると、本来のコースは小さなピークの北側を捲いているらしいが、それを知らず、ピークに直接進むと踏み跡が怪しくなっていた。GPSからコースミスを確認したが、トラバース後のコルへ直接下るべく少しの藪の中を進んだ。元に戻ればいいものを何時も単細胞ななのか、突き進んでいる自分に気づくのだった。幸いと藪の濃さは薄いので、何とか通常コースに戻れた。するとそこに”手の平”と書かれた表示板があった。これは確かこのコースを調べている時に目にしたが、内容を見ていないので何のことか?とすぐ通リ過ぎた。
高雄山で昼にしようと考えていたが、少し手前のピークで丁度12時だと何も見えない樹林帯に倒木があることを良いことに腰かけてランチとした。ランチ後歩き出すと直ぐに高雄山であった。高雄山は443mだが、三角点はなくい。更に国土地理院地図のコースは山頂を通っていないが、踏み跡は山頂だ。高雄山も何も周囲が見えないので、どこでランチでも同じだったな!と納得であった。高雄山の下りも右に左にと曲がりながら、滑りそうな悪い道をぶつぶつ言いながら進むと、広い場所に出ると林道で、何本かに分かれていた。我々はひだりの下り林道を進むとよりましな林道と更に合流だ。
ここから、林道をも南側までぐるっと西を廻ってから登るか、すぐ先に沢から直接大焼山に登るか?思案のしどころであるが、安直にすぐ先の谷から道のない尾根を登ることにした。谷への下降点を探して、急斜面の僅かな高度差を降りて水量の少ない渡渉の後、急傾斜の樹の多い斜面を無理して登った。標高で50mほど登ると傾斜は落ちて、普通に立って歩けるようになった。急傾斜は木々の多い斜面に限るなと言いながらであった。
枯葉の多いフカフカの斜面を快適に登ってるといつの間にか足元に踏み跡があって、大焼山の標識のある山頂に到着だ。此処にも三角点があった。標高429.2mである。今日の3山は皆430m前後であることに気が付いた。
急傾斜は道のない大焼山だけで、その他は登山路は皆登り易い道であることに感謝するほどで、道なしコースのシンドサが判ったものだ。
大正池湖畔に戻って来たので、”願架橋(ねがいのかけはし)”を渡って今朝見た浮御堂に行ってみようということになって、池を一周することにした。浮御堂から正面のバンガロウ風建物を見ながら、新緑と紅葉の時期に来たらいいだろうな!と言いながら、初めての艮山ハイキングが終わった。
”永”、”竹”、”長”、”渡”
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