唐松岳・五竜岳縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,933m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 5:55
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れ、霧、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八方尾根、唐松岳から五竜岳に至る稜線、遠見尾根ともに危険個所があります |
その他周辺情報 | 下山後の観光施設「エスカルプラザ」には、入浴施設「白馬姫川温泉 竜神の湯」があります。入浴料650円。毎日アルペン号を予約後、お得な割引券が送られてきました。なお、エスカルプラザ直近には、飲食店などはありません |
写真
感想
夏休みを利用して、唐松岳・五竜岳を縦走しました。なかなか歩きがいのある山旅となりました。また、3日間のうち晴れたのは、初日だけ。残る2日は霧の中の登山となりました。
八方尾根〜唐松岳は、雲量は多いものの、よく晴れた中を歩けました。圧巻は八方池に写る白馬三山でした。残雪を残した巨躯を、鏡のような八方池に移した姿をこの目で見られたのは幸運でした。
これといった危険個所はありませんが、唐松岳頂上山荘の直前、尾根の南側につけられた道は左側が切り立った場所もあり要注意です。道幅も狭く、高度感もあります。
唐松岳頂上山荘は手入れが行き届いた山小屋です。個室をとったこともあり、ゆっくり休めました。
2日目は霧の中を出発しました。登山道はいきなり岩場となり、牛首から大黒岳の一時間は、鎖の連続で緊張を強いられました。足元の岩稜がやや湿っている個所もあり、慎重に通過しました。真っ白な霧の中をひたすら歩き、五竜山荘が見えたときはほっとしました。
事前に山小屋の方からは「ふとん一つに2人」と言われていましたが、実際は一人にひとつの布団でした。ほっとしました。
五竜岳は往復二時間程度なのですが、こちらも岩稜帯の山です。通行には注意が必要です。三点確保講習などを受けていない人は、苦戦する岩場もあると思いました。
五竜岳の山頂も霧の中。風景は何もなく、残念でした。
三日目も霧の中のスタート。遠見尾根の最初の一時間、西遠見山までは危険地帯のオンパレードです。特に岩場やザレ場が湿っていたので、かなり気を使いました。特に西遠見山の稜線は、ザレているうえに片側が切り立っています。落ちたらただではすみません。相当慎重に通過しました。西遠見山を過ぎれば、多少のアップダウンはあるものの、ゆったりとした稜線歩きとなりました。しかし、景色が何も見えなかったのは心残りです。
今回は、往復「毎日アルペン号」を利用しました。鉄道とバスを乗り継ぐよりはお安くなります。特に、復路にテレキャビンを利用する場合は、施設の前まで迎えに来てくれます。とても便利でした。
一方、往路に午前3時40分に、八方インフォメーションセンター付近に降ろされたのは閉口しました。真っ暗闇で、屋根もありません。パンフレットでは午前5時25分ごろ到着の予定のはずでした。幸いにもベンチがあったから休めましたが、時間通りに到着してほしいものです。
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