白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)縦走
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- GPS
- 15:39
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,782m
- 下り
- 3,473m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:39
天候 | 1日目:曇りのち雨のち晴れ 2日目:暴風のち晴れ (どちらも時間ではなく、場所の問題のようです) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は天候が悪く、稜線上は暴風雨でした。飛ばされないよう必死。 大門沢下降点から奈良田第一発電所までのコースは、標高差もあって大変ですが、それ以上にコースが歩きにくいので、行くときは覚悟したほうが良いです。 急傾斜だけでなく、ハイマツのトンネルはかがまないと通れなかったり、足場の悪いところがずっと続いたり、コース上に水が流れてたり、梯子が落石で壊れてたり、とにかく、これでもか、と言うぐらい困難でした。このコースはもう行きたくない。 |
その他周辺情報 | 温泉:折角なので、白根館(秘湯を守る会会員)を利用させてもらいました。温泉の成分が濃く、施設も趣がありました。 |
写真
感想
これまでに何度か計画はあったけど天候が悪く中止になっていた北岳&白根三山縦走。同行者も集まらず、何とか一人で実施。結果的には、二日目はとても天候が悪かった。それでもまあ、憧れの白根三山を歩けて満足。
今年は9月に三連休が無い&休みが取れないので、8月金曜日に休みを取って計画。このコースは2泊3日が標準的だけど、最終日が大門沢小屋から3時間ちょっとで駐車場と言うのは勿体無いので、可能なら2日で下山しようと思った。
1日目:金曜日は奈良田〜広河原のバスが8:30発で(休日は5:30発があるのだが)あまり時間に余裕が無い。北岳へは最短コースの八本歯のコル経由で向かう。お花沢山で時間を気にしつつも、写真を撮りまくる。天気は今一で、コルに着くころには少し雨も。バットレスはほとんど見えず。山頂からの展望も今一つ。標高第二位の山頂に立っているのにテンション上がらず‥‥
宿泊した北岳山荘はヘリでの荷物の搬入で大わらわ。何でも、7月下旬から荷揚げが出来ていなかったらしく、今日ようやく運べたらしい。なので、食材も揃ってなくて夕食は珍しくカレー(宿泊代が少し安かった)。でも美味しかった。
2日目:今日中に下山したいので4時出発のつもりだったが、ガスが濃くて、ライトでは先が見えず、出発を遅らせる。5時になるとライト無しでも見えるので、何とか進める。風が強く、この後後悔することに。
暴風は間ノ岳まではまだマシだったほうで、時にはこんなこともあるさと思っていた。しかし、その先どんどんひどくなり、飛ばされないように注意しながら進む。何度か強風でよろめく。稜線は歩きやすく、お陰で何とか進めた。まだ気温があまり低くなかったのと、体力には余裕があったけど、あれは撤退すべきだった。途中、何組か抜く。小屋ではもっと沢山出発していたように見えたけど、ほとんどは北岳か広河原に向かっていたのかな?農鳥岳を過ぎると風が穏やかに。広河内岳は計画では行くつもりだったけど、何も見えないのでパス。
大門沢の下りは、標高差もあって急坂なのは覚悟していたけど、それ以上に歩きにくかった。ハイマツのトンネルでしゃがまないと進めなかったり、とても大きなステップがあったり、滑りやすかったり、橋が落石で折れていたり、その他色々。このコースをテントを担いで登っている人たちが何組かいたけど、すごい人もいるもんだ。
何とか大門沢小屋にお昼に到着。ほぼ予定通り。お昼ご飯を食べ、残り3時間下る。ここからは天気が打って変わって炎天下。この先も大門沢コースは気が抜けない。渡渉もあったり、道が分かりにくかったり。沢の水は冷たく、足をつけたら気持ちよかった。そこだけ良かった。
何とか無事下山。下山途中や駐車場で、北岳山荘から来たと言ったら、この時間に降りてくるのは早いねえといわれた。ヤマレコでは結構見たのだけど。
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