白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳) 2日目、予想外の好展望！

2017年09月04日(月) ~ 2017年09月05日(火)

• GPS: 30:20
• 距離: 24.6km
• 登り: 2,488m
• 下り: 3,166m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:45

9:30 広河原インフォメーションセンター
9:31 9:31 広河原・吊り橋分岐
9:33 9:33 広河原山荘
9:48 9:50 白根御池分岐
11:18 11:26 大樺沢二俣
12:43 12:46 草すべり分岐
13:00 13:01 小太郎尾根分岐
13:29 13:48 北岳肩ノ小屋
14:03 14:03 両俣分岐
14:23 14:26 北岳
14:44 14:44 吊尾根分岐
14:59 14:59 トラバースルート分岐
15:15 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:54
• 合計: 9:43

6:07 北岳山荘
6:33 6:37 中白根山
7:16 7:57 間ノ岳
8:40 8:45 農鳥小屋
9:27 9:32 西農鳥岳
10:00 10:10 農鳥岳
10:47 10:47 大門沢分岐
12:29 13:18 大門沢小屋
15:50 ゴール地点

天候

1日目　曇
2日目　晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田から広河原まで山梨交通の登山バスを利用。この時期、平日の始発は8時半。

写真

9/4 9:30

奈良田から登山バスで広河原に到着。
この時期平日は始発が8時半と遅いですが登山者も少なめで1台のバスにもかかわらず全員座って乗れました。

9/4 9:31

先ずは立派な吊橋を渡ります。

9/4 9:33

広河原山荘。

9/4 9:43

よく整備された登山道で歩きやすいです。

9/4 9:50

最初の分岐は二俣方面へ。この分岐は見落としやすく漫然と歩いていると白根御池小屋方面へ行ってしまうので要注意。

9/4 10:09

大樺沢沿いを進んでいきます。

9/4 10:40

北アルプスに比べれば分岐やマーキングは少なめですが踏み跡が明瞭。

9/4 10:40

道を間違える事はないでしょう。

9/4 10:55

ちょっとしたお花畑。

9/4 10:58

登り始めて約1時間半、やっと展望が開けてきました。

9/4 11:03

前方に雪渓を確認。
ただしガスリ気味で遠望は殆どありません、残念です。

9/4 11:18

大樺沢二俣に到着。この分岐は角度が少しづれていて北岳肩の小屋方面に行くはずが白根御池小屋へ行ってしまいがちなので要注意。地図とコンパス等で確認するのが無難です。

9/4 11:26

トイレを借りて、一息ついてから出発。

9/4 11:30

前日の天気予報では晴れのはずでしたが、曇っていてガスリ気味。

9/4 11:40

北岳肩の小屋からの富士の絶景を楽しみにしていましたが無理な雲行きです。

9/4 12:12

お花畑を進みますがシーズンは過ぎているようです。

9/4 12:46

草すべり分岐、だいぶ標高が上がってきました。

9/4 12:54

9/4 12:54

9/4 13:01

小太郎尾根分岐。

9/4 13:01

天空稜線に到着(^_^)

9/4 13:05

ガスが多くて遠望はほとんどありませんが・・・

9/4 13:05

素晴らしい縦走路が続きます。

9/4 13:19

風も穏やかで天気が良ければ絶景が拝めたはずです。

9/4 13:24

これは何でしょうか？

9/4 13:25

遠くに肩の小屋が見えてきました。

9/4 13:29

登山口から約4時間、順調に肩の小屋に到着。

9/4 13:29

立派な標札です。

9/4 13:39

オレンジジュースとラーメンを注文して遅めの昼食を頂きました。
3000mの稜線で食べるラーメンは美味しさ3割増しです(^_^)

9/4 13:48

楽しみにしていた富士山の絶景は全く拝めなかったため、長居せずに先へ進みます、無念です。

9/4 14:03

両俣分岐。

9/4 14:23

約2年ぶり、2度目の北岳登頂です。

9/4 14:24

遠望は無いものの、充実感はハンパないです。

9/4 14:24

山頂でピース！

9/4 14:26

9/4 14:40

北岳山荘への縦走路はガレた急下降で以外に手こずります。

9/4 14:44

吊尾根分岐。

9/4 14:59

トラバース道分岐、八本歯のコル方面は現在通行止めの模様。

9/4 15:04

緩やかになってきた歩きやすい稜線をテクテク進みます。

9/4 15:12

ガスが無ければ最良の稜線。

9/4 15:16

北岳山荘に到着。時間的に先の農鳥小屋まで行けないこともありませんでしたが、遅い時間の到着では農鳥小屋の親父さんに熱心な忠告を頂くこと必至。
急ぐ行程でも無いため、翌日のゆとりある間ノ岳登頂を選択、北岳山荘に宿泊しました。

9/4 18:02

夕刻になり、ガスが薄れてきたところで富士山。

9/4 18:03

北岳。

9/4 18:04

北の雲海。

9/4 18:04

再び北岳、北東方向。

9/4 18:05

中白根山、西方面。

9/4 18:06

東方面。

9/4 18:07

再び北の雲海。

9/4 18:10

再び夕刻の富士山。

9/5 5:00

夜明け前、朝5時の富士山。

9/5 5:28

早朝の富士山。

9/5 5:28

東の空。

9/5 5:29

中央アルプスから北アルプス方面。

9/5 5:29

北岳、北東方向。

9/5 5:29

9/5 5:29

間ノ岳方面か？

9/5 6:07

2日目、6時過ぎに北岳山荘を出発。
山荘でたまたま同部屋となった同年代の2人とともに計3人で間ノ岳を目指しました。

9/5 6:33

健脚気味の神奈川のTさんが先頭で引っ張り、30分足らずで中白根山到着。

9/5 6:33

真ん中に鋸岳、甲斐駒ヶ岳。

9/5 6:34

仙丈ヶ岳でしょうか？

9/5 6:34

中央アルプス。

9/5 6:34

富士山。

9/5 6:34

仙丈ヶ岳から鋸岳？

9/5 6:35

北岳から鳳凰三山。

9/5 6:36

手前に北岳、奥に鋸岳と甲斐駒ヶ岳、更に奥は八ヶ岳。

9/5 6:37

目指す間ノ岳。

9/5 7:16

間ノ岳に到着！

9/5 7:17

山頂でピース。

9/5 7:23

間ノ岳山頂標識のバックには
鋸岳、甲斐駒ヶ岳に北岳と鳳凰三山。奥には八ヶ岳。

9/5 7:24

手間に仙丈ヶ岳。
奥には御嶽山、北アルプス、火打・妙高・戸隠の山々。

9/5 7:24

鳳凰三山と奥に秩父山塊？

9/5 7:24

富士山。

9/5 7:24

中央アルプス。

9/5 7:27

南アルプス南部の山々。

9/5 7:33

再び富士山。

9/5 7:35

甲斐駒ヶ岳、北岳、鳳凰三山。
奥に八ヶ岳、奥秩父。

9/5 7:36

またまた富士山。

9/5 7:41

中央アルプスと下界の街並み。

9/5 7:58

ここで北岳山荘で知り合った1人、長野のNさんが北岳〜広河原に下山のため引き返します。
短い間ですがありがとうございました！

9/5 8:30

農鳥小屋と農鳥岳・西農鳥岳。
この後、農鳥小屋で休憩のため立ち寄ろうとしたら小屋の親父さんが出てきて「縦走路はアッチ」と軽く追い払われてしまいます・・・。やもなく少し先の平地で休憩しました。

9/5 9:12

先ずは、西農鳥岳を目指します。この近辺は非常によくマーキングされており分かり易い登山道。あの農鳥小屋の親父さんの仕事でしょうか？ありがたいことです(^_^)

9/5 9:28

西農鳥岳に到着。

9/5 9:28

仙丈ヶ岳、間ノ岳、北岳。

9/5 9:28

北岳、鳳凰三山。
奥に八ヶ岳、秩父山塊。

9/5 9:28

富士山。

9/5 9:28

右手間に塩見岳、奥に荒川三山と赤石岳でしょうか？

9/5 10:01

農鳥岳に到着、山頂でピース。

9/5 10:01

2百名山雄一の3000m峰にして最高峰の山頂ゲットです！

9/5 10:02

富士山。

9/5 10:02

9/5 10:02

右手に見えるは塩見岳。

9/5 10:02

9/5 10:02

9/5 10:47

大門沢下降点。

9/5 10:48

鐘を鳴らして、無事に下山できるよう祈りました。

9/5 11:03

大門沢下降点をこえると、いきなりえげつない急降下がはじまり、延々と続きます。

9/5 11:03

やや傾斜の緩んだ場所で写真をパシャリ。

9/5 11:43

30分以上、急降下気味の我慢の樹林帯を進むと大きな沢が見えてきました。

9/5 13:15

12時半頃大門沢小屋に到着。うどんを頂きました。
暖かいうどんを想定していましたが、冷たいもりうどんで麺も多め、とても美味しく頂きました。

9/5 14:40

発電所がらみの仮設休憩小屋。

9/5 15:09

この東屋でしばし休憩。北岳山荘で知り合い2日目一緒に行動、道中引っぱってもらった神奈川のTさんと山談義でもりあがりました。

9/5 15:30

9/5 15:51

16時前に奈良田の無料駐車場へ帰還。
2日目ずっと引いて頂いたTさん、本当にありがとうございました。お陰様で無事スピーディーに(予定より早く)山行を終えることが出来ました(^_^)

撮影機器：

ARROWS NX F-04G docomo FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザックカバー 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

URUTORAMS

9月4日、5日は恒例の月一の2連休。当初は1泊2日で北アルプスの剣岳ゆとり登山を考えていましたが突如の心変わり。なぜなら気づけば3千m峰踏破数が21座中16座。9月10日の富士山閉山日に富士登山の予定もあることから、頑張れば今年中に区切の20座そして21座全山踏破が見えてきました。ということで3000m未満の剣岳は来年にパス。自分の脚力では日帰り困難な南アルプス3000m超未踏峰、間ノ岳と西農鳥岳の2座を1泊2日でまわることとしました。

初日は、奈良田発の登山バス始発が8時半と遅いこともあり北岳山荘まで。日没近くまで頑張れば農鳥小屋まで行けないこともありませんでしたが、遅い時間の到着では(登山者思いで熱心に注意・忠告してくれることで有名な)農鳥小屋の親父さんに大説教を食らうこと必至です。翌日は車を止めた駐車場まで歩いて帰る、終バスの心配無用なゆとりの行程。精神的安寧を選択し北岳山荘でくつろぐこととしました。宿で同部屋となった同年代の2人(いずれもソロ)と歓談し、翌日は一緒に行動することに！
※内1人は行程の違いで途中の間ノ岳まで

2日目は、天候に恵まれて素晴らしい天空稜線を堪能しました。近隣の南アルプスの山だけでなく、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、八ヶ岳、奥秩父、富士山と素晴らしい山並みを拝見させて頂きました(^O^)

また一緒に歩かせて頂いた神奈川県のTさんが健脚気味で、つられて私もいつもよりハイペースで軽快に歩くことが出来ました。予定より1時間以上早く下山出来ました、Tさん本当にありがとうございました！

これで3千m峰18座踏破！残りは3つ。
慌てず焦らずけれどもひたむきに挑んで全山踏破を目指します、ありがとうございました。