目指せ槍ヶ岳！台風一過を期待して！西鎌尾根から南岳まで。

2017年09月19日(火) ~ 2017年09月24日(日)

• GPS: 128:00
• 距離: 9.1km
• 登り: 989m
• 下り: 625m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:40

5:30 双六小屋
16:10 南岳小屋

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス

名鉄バス

コース状況／危険箇所等

明瞭。
危険箇所無し。
（西鎌尾根は鎖場等有るも慎重に行けば大丈夫。雨風には注意）

写真

9/19 5:13

3日目。
朝、5時スタート。2日間、お世話になった双六小屋。

9/19 5:42

今日は天気、期待できそうです。
3日振りに晴れの予感。

9/19 5:52

槍方面から朝日！！
（樅沢岳）日出時刻は5：37

9/19 5:55

空もすっきり！！
風は少し強めに吹いていますが・・・
笠が岳もバッチリ見えます！焼岳、乗鞍もくっきり！

9/19 6:04

槍〜
今から行くぞ〜
久しぶりの西鎌尾根、気持ちイイ〜

9/19 6:06

稜線には花も！
トリカブト綺麗です
（綺麗な花には毒が・・）

9/19 6:42

この実は？

9/19 6:47

雷鳥さん！！
今日はラッキー！！
4羽の親子に遭遇。突然、振り向くと。そこには！

9/19 7:31

硫黄乗り越し
槍ヶ岳まで4H

9/19 8:19

西鎌尾根〜
稜線バッチリ。綺麗です。

9/19 8:29

この実（花）は？

9/19 8:43

右俣乗越。
槍ヶ岳まで3H

9/19 10:49

槍ヶ岳山頂直下。
もう少しだ、ガンバレ自分！！
（ここが地味につらい）

9/19 11:40

穂先見えた！
後少し。

9/19 12:09

山頂！！
今日は空いてます。

9/19 12:09

槍ヶ岳登ったぞ〜！！
天気もサイコー

9/19 12:41

小屋前
いい天気！

9/19 12:41

南岳目指して出発。
3000m峰　一気7座縦走目指してレッツゴー！

9/19 13:19

振り返ってまたまた槍
小屋が小さくなってきた。

9/19 13:26

目指すは奥穂。
今日は遠くまでハッキリ見えてます。

9/19 13:33

稜線したの雪渓。
絵になります。

9/19 13:46

目指せ！3000m峰　2座目
大喰岳3101m

9/19 14:13

3000m峰　3座目
中岳3084m

9/19 14:15

3000m峰7座(前穂まで行ければ8座だけど・・)の
雲上の稜線歩き！！　気持ち良すぎです。

9/19 15:28

3000m峰　4座目
南岳までもう少し

9/19 15:51

午後4時前
雲が沸いて来ました。

9/19 15:53

雲間に隠れる笠ヶ岳！

9/19 15:58

本当にあとすこし

9/19 16:00

4座目！！南岳3032m

9/19 16:07

今日の目的地、南岳小屋。
雲行き怪しくなってきたぞ

9/19 16:11

南岳小屋、到着。

9/20 5:28

西風が凄いです。
マイテント、飛ばされないように石垣少しでも高いところに・・

9/20 7:08

小屋の中はストーブで暖ったかい。

9/20 8:20

大キレット覗き込んで。
強風（爆風）の中、皆さんどんどん通過しています。凄いです。
小心者の私は眺めるだけ・・

9/20 17:00

南岳到着翌日は更に強風、豪雨で大キレット行けず。やもなくもう一泊。南岳2泊目は小屋泊に（雨にも負けて・・。）

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

テント テントマット シェラフ

備考

テン泊で7泊8日の計画故に心配性で、食料、衣料、メディケーションセットなどかなり過多の荷物を持ってしまって、結果２０Kg以上に・・・。
しかし、実際にはかなり使用しない荷物がありました。
今回は、大キレット、北穂〜涸沢岳など、北アルプス一般道の難関ルートのひとつを予定していたため、極力軽量化すべきでした。
北アルプスは山小屋が豊富で、山荘の利用・活用を考慮してマネージメントが必要だと痛感しました。

感想

moon850

台風通過2日目
2017/9/19
3日ぶり、やっとの晴れ！双六から槍ヶ岳経由で南岳小山まで・・
まずは槍を目指して、目の前に槍がそびえる西鎌尾根で行きます。
西鎌尾根は、鎖場もあるものの、落ち着いて対処すれば問題なし。
その他に危険箇所は特になし。


平日の西鎌尾根は双六に向かう人5人に遭っただけ。前後に誰もいません。
6時間、ずっと北アルプス独り占め！


花の写真に夢中になっていると、後ろから「クックー（そこどいて？）」と呼ぶ声が、振り向くと目の前に4羽の親子の雷鳥が！！なんか良い事ありそうな予感が・・。


槍ヶ岳の穂先は、登りやすい様に、ピンの数が2本増えていました（以前は女性等小柄な方は足がかけずらかった所に）。まだ、凍っているような所もなく（登りルートの北斜面になるところも）、また、当日は人も少なく快適。
頂上からの眺めも壮快！
360度の大パノラマ。遮るもの一切なし。遠くは富士山まで見えてます。
気持ちイイ〜。


槍ヶ岳から奥穂の稜線は、まさに『雲上の稜線』。
日本3000M峰21座のうち7座をつなぐ（前穂高までは8座）超絶品な稜線歩きが楽しめます。その稜線をこの快晴な日に・・・。台風の2日間も吹っ飛ぶご褒美に！


（※ただし、大キレット＆北穂ー涸沢岳間は、北アルプス屈指の一般道超難ルート、くれぐれも注意して、集中力を切らさず行きましょう。高所恐怖症の人は無理かも。槍の穂先の比ではありません。濡れていたり、時期的（9月下旬以降はいつでも）に凍っているときは特に注意が必要（無理）かも。）


槍ヶ岳から南岳までは特に危険箇所はありません。コースもさすが北アルプス。整備が行き届きコースも明瞭。整備の皆さんに本当に頭が上がりません。いつもありがとうございます。


南岳小屋では、強風（爆風。体が持って行かれそうな風でした。が・・それでも笑顔でキレットを通過して行く強者（老若男女）多数。凄いです。）により、小心者の私は、1日停滞。さらに2日目夜予報が雨＆強風のため、2泊目はテン泊から小屋泊に。夜は小屋の談話室で皆さんと楽しい山談義で盛り上がりました。


◎南岳から奥穂高は、
「大キレット初挑戦！！雲上の稜線3000M峰一気7座縦走（あこがれの北穂小屋泊）」を参照して下さい。
◎双六小屋までは、
「台風！双六小屋（新穂高から）」を参照して下さい。


私のつたない記録ですが、少しでも誰かの参考になれば幸いです。
すべての山行が安全で素敵なものでありますように


◎新穂高から双六小屋までは、
「台風！双六小屋(新穂高から)」を参照してください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1266652.html

◎双六小屋から南岳までは、
「目指せ槍ヶ岳！西鎌尾根から南岳まで」を参照してください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1266927.html

◎南岳から奥穂高は
「大キレット初挑戦！雲上の稜線3000M峰一気7座縦走」を参照してください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1268666.html

◎奥穂高から涸沢経由、上高地は
「涸沢！紅葉始まり。生ビール片手に大賑わい。」を参照してください。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1268682.html