ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7291446
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大キレット(新穂高〜奥穂高小屋〜南岳小屋周回)

2024年09月27日(金) ~ 2024年09月28日(土)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
18:49
距離
27.5km
登り
2,841m
下り
2,834m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:31
休憩
0:12
合計
6:43
6:31
40
スタート地点
7:35
30
8:05
8:06
36
8:42
8:45
66
9:51
57
10:48
10:49
145
2日目
山行
10:54
休憩
1:11
合計
12:05
5:34
25
5:59
6:13
70
7:23
7:25
18
7:43
7:44
9
7:53
15
8:08
8:17
83
9:40
9:48
79
11:07
11:18
52
12:10
12:12
80
13:32
13:44
41
14:25
3
14:28
14:29
62
15:31
15:37
33
16:10
16:11
28
16:39
16:40
12
16:52
9
17:01
17:02
0
17:39
ゴール地点
天候 1日目 晴れのち曇り、一瞬昼過ぎに小雨
2日目 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
9月下旬の金曜日ということでナメてたら、6時半で下の駐車場満車。仕方なく上の鍋平駐車場へ。。
その他周辺情報 ディナー 十字路
予約できる山小屋
槍平小屋
金曜6時半でも下の登山者用駐車場は満杯・・・前残業・・・
2024年09月27日 06:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 6:48
金曜6時半でも下の登山者用駐車場は満杯・・・前残業・・・
秋を感じる空。
2024年09月27日 06:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 6:53
秋を感じる空。
何気にこの道を無雪期に通るのは初めて
2024年09月27日 07:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 7:21
何気にこの道を無雪期に通るのは初めて
奥穂に向かう。
2024年09月27日 08:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 8:42
奥穂に向かう。
さすが北アルプス、歩きやすい道。
2024年09月27日 08:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 8:47
さすが北アルプス、歩きやすい道。
2024年09月27日 09:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:21
ここらへんから若干道が分かりにくくなる
2024年09月27日 09:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:34
ここらへんから若干道が分かりにくくなる
ハシゴ、橋は完備
2024年09月27日 09:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:43
ハシゴ、橋は完備
落ちたらヤバそうなところには鎖
2024年09月27日 09:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:50
落ちたらヤバそうなところには鎖
ルンゼ
2024年09月27日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 10:02
ルンゼ
ステップもしっかり設置されている。
2024年09月27日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 10:02
ステップもしっかり設置されている。
小さな秋を感じる
2024年09月27日 10:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 10:51
小さな秋を感じる
道はあっているのかどうか、イマイチわからない。
2024年09月27日 11:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 11:12
道はあっているのかどうか、イマイチわからない。
ファイト
2024年09月27日 11:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 11:44
ファイト
スベルアビナイヨ?
2024年09月27日 12:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 12:07
スベルアビナイヨ?
ガスガス
2024年09月27日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 12:50
ガスガス
あともうちょい
2024年09月27日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 12:50
あともうちょい
急に小屋本体が見えてびっくり
2024年09月27日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 13:10
急に小屋本体が見えてびっくり
登りにはこんなことは書いてなかったような。。
2024年09月27日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 13:11
登りにはこんなことは書いてなかったような。。
2024年09月27日 13:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 13:14
13時過ぎに到着したこともあって、テン場は極上の2番をゲット。トイレが一番近い。
1番だと、夜中に人が通るたびに人感センサのライトがついて、いやらしそうだった。
2024年09月27日 13:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/27 13:45
13時過ぎに到着したこともあって、テン場は極上の2番をゲット。トイレが一番近い。
1番だと、夜中に人が通るたびに人感センサのライトがついて、いやらしそうだった。
生ビールはなかった・・・持ってきたビールと焼酎で我慢することにする
2024年09月27日 13:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 13:55
生ビールはなかった・・・持ってきたビールと焼酎で我慢することにする
ソフトドリンク、軽食も充実しているらしい。
2024年09月27日 13:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 13:55
ソフトドリンク、軽食も充実しているらしい。
ガスったり顔を出したり。
2024年09月27日 15:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 15:34
ガスったり顔を出したり。
思った以上に、テントが張れる場所はたくさんあるようだ。
2024年09月27日 15:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 15:36
思った以上に、テントが張れる場所はたくさんあるようだ。
なんかみんな騒いでいるなぁ、と思ったら、ブロッケンだった!
2024年09月27日 15:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 15:37
なんかみんな騒いでいるなぁ、と思ったら、ブロッケンだった!
雲が急に取れてきた。
2024年09月27日 15:40撮影 by  SC-51C, samsung
9/27 15:40
雲が急に取れてきた。
キレイ。
2024年09月27日 15:40撮影 by  SC-51C, samsung
2
9/27 15:40
キレイ。
今日の夕飯は味噌ラーメン。贅沢焼き豚付き。
2024年09月27日 16:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 16:11
今日の夕飯は味噌ラーメン。贅沢焼き豚付き。
翌朝、良い天気。
2024年09月28日 05:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:31
翌朝、良い天気。
5時半、結構な人数が動き始めている。
2024年09月28日 05:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/28 5:31
5時半、結構な人数が動き始めている。
北穂方面へ
2024年09月28日 05:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:34
北穂方面へ
テン場の上のほう。これ、1人用でも張れるんだろうか・・・狭い。。
2024年09月28日 05:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:34
テン場の上のほう。これ、1人用でも張れるんだろうか・・・狭い。。
ヘリポート周辺も結構張れる。
2024年09月28日 05:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:35
ヘリポート周辺も結構張れる。
山荘を眼下に
2024年09月28日 05:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:42
山荘を眼下に
涸沢岳。ここまでは極歩きやすい。
2024年09月28日 05:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:53
涸沢岳。ここまでは極歩きやすい。
山荘、さよなら。
2024年09月28日 05:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:54
山荘、さよなら。
槍さまもくっきり。
2024年09月28日 05:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 5:54
槍さまもくっきり。
○だの×だの書いてあって、迷うことはない
2024年09月28日 06:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:00
○だの×だの書いてあって、迷うことはない
奥穂→北穂の向きだと、結構いやらしい下りがある。
2024年09月28日 06:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:03
奥穂→北穂の向きだと、結構いやらしい下りがある。
2024年09月28日 06:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:03
ここらへんが一番いやらしかっただろうか。
2024年09月28日 06:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:31
ここらへんが一番いやらしかっただろうか。
難所を振り返る。多分、登りなら大したことはない
2024年09月28日 06:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:39
難所を振り返る。多分、登りなら大したことはない
最低コル
2024年09月28日 06:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 6:46
最低コル
ドーム。
2024年09月28日 07:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 7:24
ドーム。
北穂分岐。
2024年09月28日 07:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 7:43
北穂分岐。
北穂高岳山頂。割と地味。
2024年09月28日 07:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 7:51
北穂高岳山頂。割と地味。
大キレットに入る前に、食パンで腹ごしらえ。
2024年09月28日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 7:59
大キレットに入る前に、食パンで腹ごしらえ。
北穂山荘
2024年09月28日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 7:59
北穂山荘
槍はほとんどガスに消えている
2024年09月28日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:01
槍はほとんどガスに消えている
充実の売店。手ぬぐいが可愛かったけど、我慢。。
2024年09月28日 08:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:06
充実の売店。手ぬぐいが可愛かったけど、我慢。。
いよいよ大キレットへ
2024年09月28日 08:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:07
いよいよ大キレットへ
2024年09月28日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:14
こんなデッカイ浮石!
2024年09月28日 08:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/28 8:25
こんなデッカイ浮石!
リッジ上をずっと歩くのではなく、ほとんどは歩きやすい道。
2024年09月28日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:30
リッジ上をずっと歩くのではなく、ほとんどは歩きやすい道。
普通の道。
2024年09月28日 08:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 8:46
普通の道。
飛騨泣き
2024年09月28日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/28 8:50
飛騨泣き
飛騨泣きを振り返ったところ。ここが一番難しく感じたかな。
2024年09月28日 08:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/28 8:53
飛騨泣きを振り返ったところ。ここが一番難しく感じたかな。
2024年09月28日 09:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 9:10
A沢のコル
2024年09月28日 09:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 9:18
A沢のコル
長谷川ピーク
2024年09月28日 09:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 9:40
長谷川ピーク
下りの難所は終わっているっぽい。
2024年09月28日 09:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 9:51
下りの難所は終わっているっぽい。
最低鞍部
2024年09月28日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 10:02
最低鞍部
最後の登り、ハシゴ多数。下る人は、結構大変なんじゃないかな。
2024年09月28日 10:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 10:30
最後の登り、ハシゴ多数。下る人は、結構大変なんじゃないかな。
南岳小屋。
2024年09月28日 11:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:02
南岳小屋。
南岳方面。また来ればいいか、と寄り道はせず。
2024年09月28日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:18
南岳方面。また来ればいいか、と寄り道はせず。
キャンプ指定地。結構よさげ。
2024年09月28日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:19
キャンプ指定地。結構よさげ。
槍平に向けて下る
2024年09月28日 11:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:35
槍平に向けて下る
2024年09月28日 11:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:54
2024年09月28日 11:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:54
2024年09月28日 11:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 11:55
2024年09月28日 12:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 12:01
救急箱。
2024年09月28日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 12:10
救急箱。
無雪期にこの沢を見るのが新鮮。
2024年09月28日 12:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 12:21
無雪期にこの沢を見るのが新鮮。
槍平小屋
2024年09月28日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 13:31
槍平小屋
これまで二回お世話になった、冬季小屋。
2024年09月28日 13:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 13:32
これまで二回お世話になった、冬季小屋。
冬季小屋の一階って、倉庫があったのか。。
2024年09月28日 13:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 13:32
冬季小屋の一階って、倉庫があったのか。。
そういえば、トイレもあったっけな。
2024年09月28日 13:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 13:33
そういえば、トイレもあったっけな。
私が来る春は蛇口がないので、おお!と思った。
2024年09月28日 13:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 13:33
私が来る春は蛇口がないので、おお!と思った。
電波あります、の看板。
2024年09月28日 14:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 14:23
電波あります、の看板。
2024年09月28日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 14:25
2024年09月28日 14:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 14:46
チビ谷。春にスキーで来ると、ここまではシールが使えないことが多い。それで、ここだけ明確に沢の名前を覚えてしまった。
2024年09月28日 14:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 14:46
チビ谷。春にスキーで来ると、ここまではシールが使えないことが多い。それで、ここだけ明確に沢の名前を覚えてしまった。
ブドウ谷だったかな。不安定なので注意とな(何も気にせずに休憩している人がいたけど。。)
2024年09月28日 15:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 15:03
ブドウ谷だったかな。不安定なので注意とな(何も気にせずに休憩している人がいたけど。。)
林道終点到着。ここからも長い。
2024年09月28日 15:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 15:28
林道終点到着。ここからも長い。
一周してきた。
2024年09月28日 15:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 15:31
一周してきた。
林道を作っているらしい。奥まで行ける無料駐車場とか、できないかな〜。
2024年09月28日 16:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 16:25
林道を作っているらしい。奥まで行ける無料駐車場とか、できないかな〜。
無事に帰還!が、このあと40分ほどの残業・・・ヘッデンが必要になるギリギリのタイミングで駐車場到着。
2024年09月28日 16:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/28 16:56
無事に帰還!が、このあと40分ほどの残業・・・ヘッデンが必要になるギリギリのタイミングで駐車場到着。
下山の時点では「あまりおなかすいてないから、コンビニでアメリカンドック食べよう」と思って新島々のコンビニに入ったら、夕方だけに売れ切れ・・・
こうなればやっぱりナポリミックスだ!と半分やけくそでいただく。ジャンキーな味が、山帰りにしみる。
2024年09月28日 19:43撮影 by  SC-51C, samsung
9/28 19:43
下山の時点では「あまりおなかすいてないから、コンビニでアメリカンドック食べよう」と思って新島々のコンビニに入ったら、夕方だけに売れ切れ・・・
こうなればやっぱりナポリミックスだ!と半分やけくそでいただく。ジャンキーな味が、山帰りにしみる。
撮影機器:

感想

8年ほど前に初めての全荷縦走でパノラマ銀座を歩いたときに見た大キレット。いつかはあの稜線を歩いてみたいと思っていた。それから他の角度で見るたびに行きたいと思いつつ、なんだか完全に「旬を逃して」行きそびれていた大キレットを通過できて、感無量だった。

【出発前】
・取り損ねた年休を9月末までに取得しなければならず、夏山シーズン最後の3連休。前々から縦走枠として考えていて、当初は劔の早月尾根を考えていたものの、どうにも行くのが面倒・・・天気予報も北側はあまり良くなく、北アルプス南部を探そうとして、大キレット行けるじゃん!と気が付いた。
・一般道なので、とりあえず地図を広げて、ちょうどいい感じにテント泊できるような場所になるように考えて、奥穂起点で北上することにした。まず、上高地からだと、駐車場〜バスがかったるい。ついでに、横尾経由だと歩くのもかったるい。というわけで、新穂高温泉のルートを第一に考え、なぜか「大キレットに行くなら奥穂からでしょ」との思い込みで、初日は奥穂泊まり、翌日に南岳小屋経由で槍平に降りることとした。泊まらなくても降りれる可能性は高そうだったけど、すれ違い等で時間がかかってしまう危険を考慮して、「帰れそうなら2日で帰る」というくらいの気持ちで計画した。
・よかったはずの天気予報は直前に急に変わる。木曜日朝はかなり気力がなくなるような天気。17時の天気予報を見てもまだ迷い、19時に予報を見て、やっと「とりあえず現地までは行く」ことを決意。結局、2時に起きてscwが奇跡の好転を見せたのを確認して、希望をもって現地に移動開始した(が、日帰り転向も考えて、日帰り用リュックも持参・・・使わないで済んでよかった)

【1日目】
・2時起床で移動するも、途中でどうしても眠くて寝てしまったりで、駐車場到着は6時半ほど。完全にナメてたが、下の駐車場は空いてない・・・仕方なく、鍋平の駐車場。帰りが思いやられる。。
・この時期の金曜日だというのに、結構な数の登山者がいる。まだ冷え込んでない時期なので、慣れてる人にとっては都合が良い季節ではあるよなぁ。
・山スキーで飛騨沢は2回来たことがあるが、夏は初めて。奥穂への登山道は通常は下りに使うものらしく、「キツイよ?登りに使うなんて珍しいね」と3回ほど声をかけられた。が、個人的には横尾を歩くほうが面倒だけど。。個人的には、キツい感じは全然なかった(個人的感想)。
・今回歩いたルートの中で、奥穂までの登りが一番ルートが分かりにくかった。ガレ場のマーカーが乏しいので、注意。
・午後からは雨が降ってもおかしくないとの予報だったが、一瞬パラついただけで済んだ。雲のおかげで、ブロッケンも見れた。
・隣に張った人は、上高地から一気に奥穂高山荘まで1日で登ったらしい。そうか、その手があったか。朝イチに到着できれば、全然できそう。
・テン場、意外と広い。全部が埋まることは滅多にないようなので、今後も便利に使えそう(真夏は混むのかな・・・)
・寒さを警戒してダウンパンツ、ダウンベストも持ち込んだが、結局薄手フリースで済んでしまった。この日は暖かかったからかもしれない。寝袋は#3でちょうどよし。

【2日目】
・4時起床でscwで最終的に天気を確認、大キレットに入ることを決定。
・前述の隣の人から聞いてたとおり、涸沢岳から北穂高岳への下りの部分が一番難しいかもしれない。一瞬足元が見えない場所があって、難儀した。ロープがないクライムダウンは怖いねぇ・・・ってか、アルパインなら確実に懸垂するし。。
・大キレット、もっとキレッキレなのかと思ったら、ほとんどの場所が「普通に歩ける箇所」で拍子抜けした。遠景からの印象とはずいぶん違う。こういう場所にありがちなのは、「自分が落ちるより、他人からの落石がコワイ」。今回も目の前から登ってすれ違った二人組が思い切り大きな落石を起こしたので危ないなぁと思ったら、私が下り始めたのを見計らったかのように落石を起こしてきた!!思わず叫んで睨んだらヘラヘラしてたので、「落石が何を意味してるのか分かってるんか!!」とイラっときた。(声の調子が悪いので、何も言わなかったけど)
・というわけで、大キレットはあっさり通過。大キレット通過が目標になるような登山愛好家としての「旬」は逃してしまったわけだけど、「じゃ、行ってみようか」でテンパク装備でサクッと行けるようになったことが感慨深くもある。
・槍平小屋は、見えてからが遠い。到着した時点で13時半ほどだったが、明るいうちには下山できそうだったので、その日のうちに帰ることに。翌日を有効活用したかったのが理由の半分、十字路でナポリミックス食べたかったのが残り半分。結局下山は明るいうちにできたものの、登山センターから鍋平までの残業がヘッデン要らないギリギリの状況。真夏だったら、もっと早くから歩き始められるし、こんなに遅くはならないんだけどねぇ。。
・本当は大キレットは槍ヶ岳〜北穂高岳を抜けるものらしいが、槍ヶ岳山荘〜南岳小屋までの微妙な区間が未踏になってしまった。とはいえ、西鎌尾根も行ってないし、未踏のルートは楽しいというのは改めて実感したし、また再訪することにしよう。

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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