記録ID: 128179
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
雲ノ平 新穂高温泉〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜雲ノ平〜祖父岳〜鷲羽根岳〜水晶岳〜雲ノ平〜新穂高温泉
2011年08月12日(金) ~
2011年08月15日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 61.9km
- 登り
- 4,843m
- 下り
- 4,844m
コースタイム
8/12
5:50 新穂高温泉無料駐車場→7:20 わさび平小屋 7:42→8:25 休憩 8:30→8:50 秩父沢 9:13→9:35 水場 10:05→10:17 イタドリヶ原→10:55 シシウドヶ原 10:59→11:55 鏡平 12:15→13:26 弓折乗越 13:35→14:55 双六小屋 テント場
8/13
5:30 双六小屋 テント場→5:55 双六岳分岐→7:50 三俣分岐→8:07 三俣蓮華岳 8:15→8:27 三俣分岐→9:05 三俣山荘 9:30→10:35 鷲羽岳 11:15→12:00 三俣山荘 12:50→13:30 黒部源流→15:14 祖父岳分岐→15:50 雲ノ平テント場
8/14
3:32 雲ノ平テント場→4:30 祖父岳 5:50→6:55 ワリモ分岐→7:20 ワリモ岳→7:58 鷲羽岳 8:23→9:02 ワリモ分岐→10:27 水晶岳 10:50→11:24 水晶小屋 11:40→12:05 ワリモ分岐→12:20 水場 12:23→13:35 水晶池 13:55→15:00 高天原峠 15:03→15:55 奥スイス庭園→16:12 観測所→16:46 雲ノ平山荘→17:05 祖母岳 17:10→17:30 雲ノ平山荘 17:46→18:02 雲ノ平テント場
8/15
3:55 雲ノ平テント場→5:40 黒部源流→6:25 三俣山荘 6:40→7:30 三俣峠→9:00 双六分岐→9:13 双六小屋 9:19→10:32 弓折乗越 10:36→11:10 鏡平 11:26→12:00 シシウドヶ原 12:03→12:45 秩父沢 12:51→13:42 わさび平小屋 13:50→14:45 新穂高温泉登山口→15:00 新穂高温泉無料駐車場
5:50 新穂高温泉無料駐車場→7:20 わさび平小屋 7:42→8:25 休憩 8:30→8:50 秩父沢 9:13→9:35 水場 10:05→10:17 イタドリヶ原→10:55 シシウドヶ原 10:59→11:55 鏡平 12:15→13:26 弓折乗越 13:35→14:55 双六小屋 テント場
8/13
5:30 双六小屋 テント場→5:55 双六岳分岐→7:50 三俣分岐→8:07 三俣蓮華岳 8:15→8:27 三俣分岐→9:05 三俣山荘 9:30→10:35 鷲羽岳 11:15→12:00 三俣山荘 12:50→13:30 黒部源流→15:14 祖父岳分岐→15:50 雲ノ平テント場
8/14
3:32 雲ノ平テント場→4:30 祖父岳 5:50→6:55 ワリモ分岐→7:20 ワリモ岳→7:58 鷲羽岳 8:23→9:02 ワリモ分岐→10:27 水晶岳 10:50→11:24 水晶小屋 11:40→12:05 ワリモ分岐→12:20 水場 12:23→13:35 水晶池 13:55→15:00 高天原峠 15:03→15:55 奥スイス庭園→16:12 観測所→16:46 雲ノ平山荘→17:05 祖母岳 17:10→17:30 雲ノ平山荘 17:46→18:02 雲ノ平テント場
8/15
3:55 雲ノ平テント場→5:40 黒部源流→6:25 三俣山荘 6:40→7:30 三俣峠→9:00 双六分岐→9:13 双六小屋 9:19→10:32 弓折乗越 10:36→11:10 鏡平 11:26→12:00 シシウドヶ原 12:03→12:45 秩父沢 12:51→13:42 わさび平小屋 13:50→14:45 新穂高温泉登山口→15:00 新穂高温泉無料駐車場
天候 | 8/12 晴れ 8/13 曇りのち晴れ 8/14 晴れ 8/15 晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8/12 新穂高温泉には無料駐車場があり、150台ほど駐車できますが、お盆の為もあってか満車でした。到着したのが、朝の4:00近くだったのですが、なんとか駐車させて貰えました。駐車場には簡易トイレがありました。30分ほど仮眠を取り、出発。わさび平小屋までは林道歩きで、迷う心配もありませんし、歩き易いです。途中風穴があり、涼しい風が・・・わさび小屋を過ぎたあたりから岩がゴロゴロした登山道になります。この日は、暑さと寝不足と荷物の重さでバテ気味だったので、かなり休憩を取ってます。水場は鏡平までは1時間ちょっと歩けばあるので、1時間ほど歩くのに飲むのに必要な量だけで十分だと思います。鏡平小屋でも1L100円で補給する事もできます。鏡平までは岩がゴロゴロの登山道が続きますので、結構、きつかったです。鏡平からはしばらく登りが続きますが、岩がゴロゴロは少なくなってくるので、登りでもだいぶ楽になるかと思います。この辺りからは景色もよく槍ヶ岳や穂高連峰がよく見えます。弓折乗越をすぎると、双六小屋まではあと少しで、下りになるので楽になります。双六小屋のテント場は、整地されていて、とてもよいです。トイレはトイレットペーパーはありませんでした。水場はありました。 8/13 朝早く起きて、双六岳でご来光を見ようかと目論んでいましたが、空を見ると雲の多い天気だったので、諦めて今日は移動日にしようと決めて、5:30に出発。双六岳はガスっていてしばらくガスの中の歩きが続きますが・・三俣蓮華岳付近を歩いている頃に晴れ始め、振り向くと槍ヶ岳が雲から顔をだし、青空が広がっていたので、ザックを置き三俣蓮華岳へ登りました。山頂で景色を眺めたあと、三俣山荘に向かうと鷲羽岳が綺麗に見えたので、これまた、予定変更してザックを軽くして山頂へ・・三俣山荘からだと山頂だと思えた所よりもっと山頂は奥で・・意外と時間かかりました。三俣山荘のトイレは山荘の中にあり、とても綺麗でテント場も山荘の中のトイレを利用するようなので、ここのテント場もよいなあと思いました。水場も山荘の前に湧水と書かれた蛇口があります。三俣山荘から黒部源流までは、下りでお花畑の中歩きます。雲ノ平へは、岩苔乗越ルートと日本庭園ルートがありますが、日本庭園ルートを選びましたが、川をわたるところがあり、増水時は危険かもしれません。このルートの場合、川を登ったあとの登りが結構きつくて、後半戦の疲れもあり、バテました。登りきってからも意外と雲ノ平まではあります。雲ノ平のテント場の受付は雲ノ平山荘ですが、これが結構20分ぐらい歩くので、不便です。雲ノ平テント場のトイレはトイレットペーパーはありません。水場は冷たくて美味しい水がありますが、岩がゴロゴロしていて、整地されている場所が少ししかないので、遅着すると快適なテント泊ではないかもしれません。実際にわたしは、16:00近くと遅かったので、岩がゴロゴロの所に張り一人分の寝るスペースぐらいしか確保できない状態での幕営になりましたので、寝返りを打つと痛い状態でした。外で景色を見ながら夕飯を食べ終わり、横になりくつろいでいたら、本日は黒部五郎岳にテント幕営予定の相棒が・・・いるはずのない相棒が現れおったまげました(笑)次の日から決めていた予定がおおいに狂ったのでした(笑)しかし・・二日間かけて来たこのテント場にわたしがひっくり返りそうな重い荷物を背負って、一日で来た&来ようと思った相棒は凄い。脱帽です。「一泊二日で来れる」と言ってましたが、気力も体力もわたしにゃ〜〜無理ですから〜〜(笑) 8/14 本日は当初の予定では、ゆっくり起きて雲ノ平周辺の庭園を散歩し、ゆっくりと三俣山荘のテント場が双六のテント場に移動しようとちょっとゆる登山気味な計画も、相棒に3:00頃起こされ(笑)祖父岳のご来光を見に行く事に・・そこからは鷲羽岳〜水晶岳〜高天原へ・・・鷲羽岳、水晶岳まではよかったのですが・・高天原へは、いろいろと諸事情があり、わたしのせいでもあるのですが、水晶池のコースを選んだのですが・・これがゆる登山どころではなくガッツリ歩きに(笑)途中から樹林帯なのですが、暑いので結構バテます。本当は高天原の温泉に入る予定だったのですが、意外と時間がかかり、やむをえず諦めました。高天原峠から雲ノ平への登りが暑くてきついです。ここの温泉は気になります。そして、山に来て温泉なんていいですね。いずれにしてもここの温泉に入るには、入ったあと、高天原山荘にでも宿泊しない限りテント場まで戻るには、大汗をかきそうですが、テント場まで汗かかないようにゆっくり戻る方がいらっしゃいましたが・・どう考えてもわたしには無理です(笑)秘境の温泉いつかは入ってみたいですが・・・テント泊では、汗かきそうです。という訳で近くまで行っておきながら温泉は断念(泣)庭園巡りができない事も理由にあり、約14時間の歩きに最後はバテバテ、ろくに庭園も見ないまま、へたれのわたしは気分が悪くなり、楽しいはずの相棒との晩餐もできないまま、食事もせず、テントで即寝(笑)あんなに重い荷物を背負って来てくれたのに、体力不足で晩餐もできずに寝てしまい、申し訳ない(泣)でも、来てくれたお陰で楽しい山旅&思いでに残る山旅ができた事に感謝とこれからもよろしく(笑)お礼に曇を呼ぶ男(笑)なので、晴れの神?のわたしが「残りの日が晴れでありますように・・」って祈りながら下山しようと(笑) 8/15 当初、三俣山荘か双六のテント場で幕営し、天気がよければ双六岳に登って下山しようかと思っていたのですが・・・雲ノ平から新穂高温泉まで、テントを担いで下山しなければならなくなった為、朝早く起きて、17日まで山に残る相棒に別れをつげて、ヘッデンをつけて出発。雲の多い天気という事で、暑さがないので楽かなあと思いきや・・・黒部源流超えたあたりで日差しが・・三俣山荘から双六岳まではこれまた暑さとの戦い(泣)槍ヶ岳もまた見えて三俣蓮華岳も鷲羽岳も綺麗に見え嬉しいようなきついような・・・やはり暑い時の登りはいつまでたってもきつい。贅沢な悩みですが・・・できれば曇りぐらいが(泣)行きはガスっていた双六岳〜三俣蓮華岳の間もガスもなく晴れていて、行きには見えなかった景色を見る事ができました。登りはあと少しと自分を励ましながら登る。双六岳の分岐で晴れている双六岳に思わず登りたくなりましたが(笑)確実に、わさび平小屋すぎたあたりの林道で足の裏が痛くなると予想できたので、寄り道はやめて(笑)素直に下山する事にしました。花見平までは緩やかな登りが続きますが、そこをすぎれば下りになります。この辺りはガスっていたので、涼しくて楽でした。鏡平小屋まで到着。ここからは登らなくていいんだ・・とやっとほっとする。ただ、岩がゴロゴロしているので、足の裏が痛くなり始める。ザックも時々肩が痛くなってきたので、休憩しながら下山。わさび平小屋で休憩をとり歩きだしてしばらくしたら雨が・・通り雨のようでしばらくしたらやみました。この林道歩きが長く、案の定、足の裏が痛くなりましたが、無事、駐車場に到着。 8/14、8/15は当初の予定とかなり違う工程になりましたが、相棒のお陰で楽しい山行きになり感謝していますが・・・北アルプスでまさかの14時間今までの最高歩行タイムの燃焼型登山になるとは思いもよりませんでした(笑) 温泉は、「中崎山荘 奥飛騨の湯」に入りました。内湯は乳白色の湯で露天風呂は弱硫黄泉で竹を利用した自然冷却方式で、ちょっと変わっていてとてもよい温泉でした。温泉の中には飲泉と湧き水があるのも嬉しいです。 |
写真
双六のテント場にやっと到着。暑くてきつかった。もう少し早く到着できたら、三俣山荘のテント場も考えましたが、寝不足と暑さにて、今日はここで宿泊。テントは予約がいらないので、こういう所は楽ですね。重くて辛いですが・・・
8/13
朝、いまいち雲の多い天気だったので、双六でご来光は諦め、遅めの出発。予報では朝は雲が多いそうですが、悪い天気ではないとのこと。まあ・・今日は移動日と決めていたから、いっか(笑)
朝、いまいち雲の多い天気だったので、双六でご来光は諦め、遅めの出発。予報では朝は雲が多いそうですが、悪い天気ではないとのこと。まあ・・今日は移動日と決めていたから、いっか(笑)
やっとテント場に到着。整地してある場所が少なく、岩がゴロゴロしていて、ちょっと遅めに到着した為、なかなかテント幕営によさそうな場所が見つからない(泣)なんとか見つけて幕営するが、ちょっと斜めっています(笑)
雲ノ平周辺です。日本最後の秘境の地と言われていますが・・・お花が終わっているからか?それともあまりにも自分の想像が大きくなりすぎていたのか・・期待するほどでもなく・・・わたしにとっては、双六から三俣までの登山道や黒部源流あたりがよかったなあと感じました。
8/15
本日は最終日。相棒の乱入にていきなり雲ノ平より新穂高温泉までいっきに下山になりました。テント担いでそんなに長いコース大丈夫か?自分?4:00にはテント場出発です。楽しく過ごした相棒に別れを告げ出発。黒部源流付近の雪渓。
本日は最終日。相棒の乱入にていきなり雲ノ平より新穂高温泉までいっきに下山になりました。テント担いでそんなに長いコース大丈夫か?自分?4:00にはテント場出発です。楽しく過ごした相棒に別れを告げ出発。黒部源流付近の雪渓。
撮影機器:
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3145人
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2ff352eeb96a6bbc0d388fc6715c73bbcd.jpg)
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [4日]
北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
この記録で登った山/行った場所
関連する山の用語
ザック
テント
乗越
チングルマ
ガス
ミヤマキンポウゲ
急登
イワカガミ
林道
ご来光
シナノキンバイ
雪渓
水場
バイケイソウ
巻き道
キジ
テン
ハクサンフウロ
リンドウ
山行
ヘッデン
峠
ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ
アキノキリンソウ
ウサギギク
ウソ
ウメバチソウ
カラマツ
山小屋
チング
シナノキ
肩
ツガザクラ
トリカブト
アオノツガザクラ
カラマツソウ
ソバナ
温泉
雪田
縦走
クガイソウ
合
ピークハント
テント場
標高
ニッコウキスゲ
池塘
座
イブキジャコウソウ
イワギキョウ
コバイケイソウ
クルマユリ
ミヤマダイモンジソウ
シモツケソウ
ミヤマアキノキリンソウ
サラシナショウマ
ミソガワソウ
ウツボグサ
こんにちは。
来年の夏、絶対晴れてるときに裏銀座を縦走すると
心に決めている者です。
(先月行ったときに雨ベースだったので。。)
青空バックのこの辺り、本当に綺麗ですね。
黒部源流のこの辺り。。お写真を拝見して、また来年の決意を新たにしました^−^
最終日の行程もすごいですね!(私は三俣山荘からでもヒーヒー言いながら下っていました
来年に向けて参考にさせて頂きたく存じます。
素敵なお写真をありがとうございました^▽^
ittiさん
こんばんは。裏銀座縦走いいですね。
わたしもずっとその稜線を眺めておりました
晴れている時は、暑くてきつそうですが、絶景を
見ながらの景色は最高ですね。
最終日は、当初は、三俣か双六から新穂高の予定だったのですが、相棒の出現で変更になり・・・実は、下山できるか不安でしたが・・最後はわさび平小屋あたりから、足と肩が痛くなりましたが、なんとか下山できました。朝まだ暗いうちに出発して、三俣あたりまでは涼しかったのも、よかったのかもしれません。
来年、お天気のよい日に是非裏銀座縦走して下さいね
わたしも機会があったら裏銀座縦走してみたいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する