燕岳&北燕岳 ☆絶景に雷鳥も(^^)v☆雪少ないです!
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- GPS
- 08:01
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,566m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:01
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山出発の5:30時点、半分以上空きあり。 早朝、気温は氷点下であったと思いますが、路面に凍結とかは無く普通タイヤで行けました。 そろそろ凍結とか不安になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 第三ベンチ上の辺から雪が見られました。 合戦小屋でチェーンスパイクを装着、他の方の足元を見ると軽アイゼン、アイゼン様々。 この日は登山道の雪が少なく、雪のない場所もあったので本格アイゼンはやや歩きにくかろうと思いました。 滑り止めを装着しないで登っておられる方もおられましたが、それもありかと思いました。 稜線部は日陰を除いて雪がありません。 |
その他周辺情報 | 中房温泉での日帰り入浴の準備していましたが、結局よらずじまいでした。 |
写真
その来客は雷鳥でした。
雄の特徴である目の上の赤い肉冠があります。
まだ若い、今年生まれた若鳥と思われます。
冬毛になってきていますが、夏毛もわずかに残っています。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
手袋
アウター手袋
防寒着
雨具
スパッツ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
携帯(GPS)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
バーナー
ガス
コッフェル
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感想
いよいよ冬山入門から三シーズン目です。(って夏山も一緒ですが・・)
WEBを通じての燕山荘さんや最近登った方の情報から、行けそうだと思いたち出かけてみました。
実際は先日積もっていた雪も、台風22号が運んできた暖かい風で融けてしまったようで、日当たりの良い場所には残っていませんでした。
(登山道上部にはそれなりにはありますが・・)
歩くのが楽なのでありがたい反面、物足りなさもある複雑な心境でした(笑)
一応、登山ジャンルは積雪期ピークハントとしておきます。
快晴のこの日、樹林帯を歩きながらも日の出とともに上空には青い空が広がり、絶景の予感でした。
富士見ベンチはじめ樹林帯の中でも眺望のある場所からは、富士山や八ヶ岳、南アルプスのシルエットが気分を盛り上げてくれます。
登山道上部では大天井岳や槍の穂先が見えてきます。
純白ではないですが雪化粧しています。
稜線に出たところで、雪があまりに少ないのに・・・ほとんどないことにビックリ!
それでも目の前に広がる北アルプスの絶景には心を奪われます。
来てよかった〜とこころから思う瞬間です。
風が強く、まだ慣れていない体には応えます。
冬用のパーカーで登って来ましたが、レインウェアを重ね着して何とか耐えます。
まだ本格的な雪山ではないのでハードシェルは自宅に置き去りでした。
前日からの宿泊の方を除けば、どうやら一番乗りだったようです。
稜線を歩いているのはおいらひとり、一層風の冷たさを感じます。
景色は素晴らしいものの、当初考えていたとおり北燕岳まで行こうかどうしようかと迷いが出ます。
おなじみのイルカさんにご挨拶して、槍さんとのツーショットをパチリ、いびつな眼鏡岩君にも挨拶して燕岳山頂に至ります。
山頂から風にあおられながら360度の眺望に改めてテンションが上昇してきます。
先ほどまでの気分がうそのように「北燕岳まで行くぞ〜!」となりました。('◇')
実はこの後ご褒美が待っていたのです。
北燕岳までの道半ば、突然視界の隅から白い何かが舞ってくるのが見えます。
その白い何かは、気が付くと私の目の前の、これから進もうとしている稜線上の雪の上にいます。
まだ完全に冬気になる前の若い雄の雷鳥でした。\(^o^)/
彼は、着地(着雪かな?)したのち、どちらに進むでもなくきょろきょろしたり、足踏みしたりしていますが、私のために道を開けてくれる気配がありません。
時間にすれば5分少々の出来事でしたが、彼が道を開けてくれるまで待たせていただきました。少々寒かったですが嬉しい出来事です。
やがて彼は、すぐ脇のハイマツ帯に足を踏み入れて、ようやく目的が定まったのか飛び去って行きました。
とても優雅な雷鳥の姿をまじかに見られ、ただただ感謝の至福の時間でした。
雷鳥の脚って異様なくらいに頑強にできていることに気づきました。
寒さに耐え、雪に沈まない工夫でしょうが、長い毛におおわれて底面積がとても広くできているのです。
北燕岳から眺める燕岳は毎度おなじみですが、好きなアングルです・・・ってまだ3回目ですが・・。
燕山荘に戻り、日当たりが良くて風がよけられるベンチとテーブルお借りしてランチタイムでした。
どん兵衛の袋めんに海鮮スープの具材を投入、生卵をサービスしてコーヒー付き、寒い中、やせ我慢のあったかランチでした。\(^o^)/
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