四阿山(根子岳経由)
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- GPS
- 05:29
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
08:21根子岳(小休止)
08:36発
08:59鞍部(十ヶ原もしくは大スキマと言うらしい)
09:50四阿山頂上(小休止)
10:28山頂発
11:10中四阿
11:37小四阿
12:16駐車場着
総移動時間…約4時間30分
(標準コースタイム…約5時間50分)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
都心から遠方であっても、やはり百名山。道はしっかりと踏跡があり、迷うような箇所は無い。 根子岳への登りは左後方に常に北アルプスが見え、中四阿方向への下りは八ヶ岳・美ヶ原方向が正面に見えるため、終始飽きない。時計回りがお薦め。 根子岳から鞍部(十ヶ原)へ向かう途中の岩場は、直ぐ脇が断崖であり、悪天時には注意が必要。 四阿山から中四阿・鳥居峠方向への分岐地点について、山と高原地図には道迷い箇所の記載があるが、夜間や相当な濃霧でない限りは迷わないと思う。 根子岳鞍部(十ヶ原)から四阿山の肩までは結構急登。逆周りだと急降下。 木の根や岩などに手をつかざるを得ない場合もあるので、滑らないよう気をつけるべし。 四阿山からの中四阿方面への下りは、なだらかなので膝の弱い(下りに弱い)私にはピッタリだった。 登山ポストとトイレは、駐車場前にある。 駐車場はNo.1からNo.4くらいまであり、それぞれ10台以上は停まる。 駐車料金200円は下山時に、駐車場から車で1kmくらい下ったところで支払う。優しそうなおばちゃんだった。 NTTドコモの電波だが、小四阿付近で若干圏外だったが、概ね圏内と思われる。 コンビニはICから駐車場までに3、4軒あった。最後の1軒は菅平高原内のセブンイレブン。 |
写真
感想
日本百名山19座目。
東京方面からは遠いが、登山口からのアプローチが良く、前々から気になっていた山。
上信越道の東部湯の丸SAで車中泊。ここは24時間食券式の食堂等が稼動しているのでなかなか快適。
上田菅平ICから45分くらいで牧場駐車場へ。
駐車場に着いたのが6時半くらいだったが、平日の早朝にもかかわらず既に10人くらい登山者が準備中。
駐車場からの眺めもかなり良い。登る前から槍ヶ岳を始めとする北アルプスが見られる。
駐車場脇に登山口の分岐点があり、そこに綺麗な便所がある。強いて言うなら水場はそこだけ。飲んではいないが、冷たい水が出ていた。
便所脇から根子岳へと直登する。
始めは牛やら馬やらが放牧されていてほのぼのだが、次第に角度がきつくなる。
とはいえ両手まで使うほどではなく、私の場合は一度も休憩を入れずに登り切れたほどの山道である。
根子岳からの眺望がまた素晴らしい。
詳しくは写真を参考にして欲しいが、四阿山に隠される日光方面以外は全周見えると言っても過言ではない。
また四阿山と違って森林限界を有するので、正直言って根子岳の方が見ても登っても気持ちが良い山だと言える。
眺望を楽しんだら鞍部へと下る。
若干切り立った稜線と岩場があるが、何と言うことはない。
鞍部付近は綺麗な緑の笹原で、大菩薩の綺麗な稜線歩きを思い出した。
鞍部からは一転して急登。
所々手を使わざるを得ないような角度である。下るなら滑らないように注意した方が良い。
登り切ったら後は稜線を歩いて、四阿山山頂に着くだけ。
四阿山山頂は根子岳を下に望めるため、360度抜群の眺望。
雲海まで楽しめ、文句のつけようがない程である。
ただ、甲斐駒山頂程ではないが、多少アブやハエが飛んでいる。
眺望を楽しんだら、あとは特に迷うことなく、地図と道標を読めれば安全に下ることができる。
山と高原地図には迷い易いような表記が成されていたが、晴天下では何ら問題は無かった。
ただ濃霧や悪天時は、分岐の尾根が広かったりするため注意が必要。
沢を木の橋で渡るともう下山したようなもの。じきに牧場の柵に突き当たる。
柵沿いに下っていき、登山者カウンターを過ぎれば登山口の舗装路へ。
自然を堪能できる静かな山。
虫や花、鳥、木々が入り乱れていて見て飽きない。
加えて山行中の眺望も抜群で、実に気持ちが良かった。
家族で登っても良いのではないかと思うが、熊鈴は持って行こう。
ただ、東京圏からはちょっと遠いので、運転が疲れた。
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