南八ヶ岳テン泊縦走(編笠〜権現〜赤岳〜横岳〜硫黄)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,104m
コースタイム
9:17 観音平
10:38 押手川
11:43 編笠山山頂
14:00 権現岳
15:26 キレット小屋
9月11日(日)
4:20 キレット小屋
6:12 赤岳山頂
8:16 横岳山頂
9:39 硫黄岳山頂
12:53 美濃戸口バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
約20分、3720円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳からのルートでキレット小屋直前への道が台風6号の影響で 崩れ、迂回していました。 踏み跡はしっかりしています。 |
写真
感想
快晴の中、南八ヶ岳を縦走してきました。
台風等で延び延びとなっていた赤岳ですが、いっそのことまだ編笠、権現から縦走してしまえということで南八ヶ岳縦走を計画。
まず編笠山へ取りかかるもとにかく暑い。
急登も相まって熱中症になりそうでした。
頂上は広く結構な人数が思い思いにくつろがれていました。
ここから眺める権現、赤岳、阿弥陀、横岳が立ち並ぶ姿は壮観です。
一旦青年小屋へ降り、乙女の水場で水を補給。
冷たくておいしい水でした。
そこから登りでギボシ、権現に取りかかります。
岩場やクサリ場等が続き、テン泊装備の身には堪えます。
東ギボシは寄らずに権現岳へ。
このあたりから少しガスが出てきました。
権現岳山頂へ寄った後分岐から例の61段のハシゴへ。
結構下ったと思ってもまだまだ残りが有る長さで腕が重い・・。
その後はピークを幾つか過ぎキレット小屋へ。
表へ回る道が台風6号で崩れたため裏から回る格好となりました。
「な、斜めじゃん!」
既にテン場はほとんど埋まっており、残されたスペースはごくわずか。そこも斜めってます。泣く泣くその場にテントを張り、寝転んでみましたが20分程でずるずるマットが滑って行くので引き上げる有り様。
休むのはあきらめて夕飯にします。今回は米を炊いてレトルトのタイカレーです。
吸水時間を長くして置いたのが功を奏しおいしく頂けました。
この日は穏やかで久方ぶりに雨に降られないテント泊となりました。
しかしテントの中では滑り落ちるマットと格闘。
ようやく落ち着けるポジションを見つけた時には深夜12時を回ってました。
翌朝2時起床の筈が2度寝で3時起床。
慌てて飛び起き食事と出発の支度。
ここで痛恨のミス。バーナーをフライに近づけ過ぎて小さな穴をあけてしまいました。orz。
気を取り直して赤岳へ取りかかります。
こちらのルートは岩場ばかりで気を使います。
意外と風が強く高度感が有る所では少し怖く感じました。
頂上に近づくにつれガスが取れ、パノラマが広がります。
アップダウンを繰り返しながら最後のハシゴを登り少し上がると頂上到着。
2899m、八ヶ岳最高点です。
赤岳山頂荘がすぐそばに有るせいか結構人がいました。
軽く腹ごしらえをして、横岳、硫黄岳に向かいます。
この日は久々の晴れの土日であったためかすれ違いや岩場の待ちに結構時間を取られました。横岳の荒々しい姿と硫黄岳の穏やかな稜線は非常に対照的で歩いていてもそれはそれは楽しいものでした。
9時30分過ぎ、2度目の硫黄岳到着。
既に人があふれてました。
今まで歩いてきた赤岳、権現、横岳等がすっくりとそびえ立ち壮観です。
後は美濃戸口バス停へ向かいひたすら下山。
13時前に到着。
八ヶ岳山荘で八ヶ岳牛乳を頂きます。
これがおいしかった!!
久方ぶりの快晴の八ヶ岳は充実の山行となりました。
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