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Yamareco

記録ID: 1345676
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳

2017年12月29日(金) ~ 2017年12月30日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
7.4km
登り
808m
下り
815m

コースタイム

1日目
ロープウェー駅 13:00 - 13:50 西穂山荘

2日目
西穂山荘 6:50 - 8:30 西穂山頂 8:35 - 10:10 西穂山荘 11:35 - 12:10 ロープウェー駅
天候 1日目:吹雪。
2日目:午前中は晴れるが、午後からガスが多くなる。終始強風。
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
ロープウェー山頂駅に登山(下山)届ポスト有り。
新穂高ロープウェーでバスを降りると、登山指導所まで少し戻る形になるので面倒くさいが、ロープウェー山頂駅でも登山届は提出できる。
ロープウェー。吹雪いて景色は見えない。
2017年12月29日 12:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 12:44
ロープウェー。吹雪いて景色は見えない。
ロープウェー山頂駅。
2017年12月29日 12:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 12:58
ロープウェー山頂駅。
西穂山荘まではきれいなトレースあり。
2017年12月29日 13:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 13:04
西穂山荘まではきれいなトレースあり。
西穂山荘のテント場。
2017年12月29日 14:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/29 14:45
西穂山荘のテント場。
風が強く張るのが大変だった。
2017年12月29日 14:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 14:44
風が強く張るのが大変だった。
2日目の朝。晴れる。
2017年12月30日 06:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 6:41
2日目の朝。晴れる。
日の出直前の笠ヶ岳。
2017年12月30日 06:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 6:50
日の出直前の笠ヶ岳。
日の出。
2017年12月30日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 6:56
日の出。
独標への緩やかな登り。
2017年12月30日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 6:56
独標への緩やかな登り。
独標への緩やかな登り。
2017年12月30日 07:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 7:13
独標への緩やかな登り。
独標へ。
2017年12月30日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 7:23
独標へ。
独標の直下。
2017年12月30日 07:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 7:25
独標の直下。
独標(11峰)。
2017年12月30日 07:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 7:29
独標(11峰)。
独標から。左から、ピラミッドピーク(8峰)、西穂山頂、奥穂。
2017年12月30日 07:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
12/30 7:29
独標から。左から、ピラミッドピーク(8峰)、西穂山頂、奥穂。
ピラミッドピーク(8峰)。
2017年12月30日 07:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 7:50
ピラミッドピーク(8峰)。
振り返って、奥からピラミッドピーク(8峰)、7峰、6峰。だと思う。
2017年12月30日 08:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 8:05
振り返って、奥からピラミッドピーク(8峰)、7峰、6峰。だと思う。
手前のピークに「3」と書いてある。ピラミッドピークから先は、どこが何峰なのかよく分からない。
2017年12月30日 08:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
12/30 8:09
手前のピークに「3」と書いてある。ピラミッドピークから先は、どこが何峰なのかよく分からない。
山頂への最後の登り。
2017年12月30日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 8:22
山頂への最後の登り。
岩稜の右側の陰を詰める。
2017年12月30日 08:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 8:46
岩稜の右側の陰を詰める。
夏の同じ個所。夏道はさらに左側に付いているが、こっち側に行きたい感じは無かった。
2016年09月03日 05:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 5:24
夏の同じ個所。夏道はさらに左側に付いているが、こっち側に行きたい感じは無かった。
登ってきたところを上から撮ったもの。
2017年12月30日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 8:30
登ってきたところを上から撮ったもの。
降りてきてから。後続の人は岩稜を登っていたが、こっちのほうが楽だったか。
2017年12月30日 08:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 8:47
降りてきてから。後続の人は岩稜を登っていたが、こっちのほうが楽だったか。
山頂へ。
2017年12月30日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 8:30
山頂へ。
西穂山頂。
2017年12月30日 08:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/30 8:31
西穂山頂。
山頂から奥穂と前穂。
2017年12月30日 08:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 8:31
山頂から奥穂と前穂。
山頂から登ってきた稜線。
2017年12月30日 08:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 8:32
山頂から登ってきた稜線。
山頂から槍ヶ岳〜奥穂。
2017年12月30日 08:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 8:32
山頂から槍ヶ岳〜奥穂。
山頂から笠ヶ岳。真っ白。
2017年12月30日 08:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 8:34
山頂から笠ヶ岳。真っ白。
下り。ギザギザ。
2017年12月30日 08:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 8:50
下り。ギザギザ。
ギザギザ。
2017年12月30日 09:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:07
ギザギザ。
ピラミッドピーク。
2017年12月30日 09:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:18
ピラミッドピーク。
前穂と明神。きれいな壁だ。
2017年12月30日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:20
前穂と明神。きれいな壁だ。
独標を上から。
2017年12月30日 09:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:24
独標を上から。
ピラミッドピーク。
2017年12月30日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:29
ピラミッドピーク。
雲の上の乗鞍岳。
2017年12月30日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 9:53
雲の上の乗鞍岳。
きれいな風紋。
2017年12月30日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 10:00
きれいな風紋。
西穂山荘と乗鞍岳。
2017年12月30日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 10:06
西穂山荘と乗鞍岳。
テント場。
2017年12月30日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 10:06
テント場。
テントに帰着。昨晩の雪で脇が埋まっている。通気性が落ち中で火を焚くと危ない状態。
2017年12月30日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 10:11
テントに帰着。昨晩の雪で脇が埋まっている。通気性が落ち中で火を焚くと危ない状態。
西穂山荘の雪だるま。(でかい)
2017年12月30日 11:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 11:35
西穂山荘の雪だるま。(でかい)
ロープウェー駅展望台からの西穂。
2017年12月30日 12:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 12:15
ロープウェー駅展望台からの西穂。
ロープウェー駅の雪だるま。
2017年12月30日 12:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 12:19
ロープウェー駅の雪だるま。
撮影機器:

感想

【山行目的】
最近はトレランばかりしていたが、年末はやりは冬山へ行きたかった。
ただ、数年前ほど「あの山に登りたい!」という強い思いが湧かなくなってきており、色々調べるのが面倒だったので、行ったことのある山を再登することにした。
なんとなく、今後は西穂と赤岳を交互に隔年で登ることとなりそう…。

2年前の西穂の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-785851.html

【テント泊】
記録は付けておくもので、2年前のテント泊の備忘録を詳細に書いていたので、準備がスムーズだった。
底冷え対策をすれば防寒は十分と思い、この時期はいつも持っていくダウンパンツを今回持って行かなかったが、特に寒くなかったので正解だった。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B007PLDRAC/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

今回威力を発揮したのが、amazonで1,218円で買った「ショーワグローブ 【防寒手袋】No282防寒テムレス」。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B007PLDRAC/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
アウターグローブを濡らさないようにするため、テント張りなどの作業用として持って行ったが、指先の操作性がなかなか良く、インナーグローブでしていた作業(調理とかアイゼン装着とか)もできたので、かなり有効だった。
防寒性能も十分そうなので、残雪期ぐらいなら行動用の予備グローブとも兼用できそう。amazonでスノーペグを買った時に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に出てきて買ったものだったが、初めてこのおススメ機能がありがたいと思った。

【補給について】
山頂直下まではスムーズに来たが、最後の登りで少し戸惑った。
2年前と同様、岩稜の左側の陰の急傾斜を詰めていたが、上の方で、平な岩に雪が2cm程度乗っているだけのような場所にあたってしまい、アイゼンが効かない。少し下がってから岩稜に上がれるところへトラバースしたが、無酸素運動で「もがく」ような形となってしまった。
問題はこの後で、この「もがき」で乳酸が溜まったのか、登頂後に下り始めると、体が重い。ランニングのインターバルトレーニングの後のようなずしっとした疲労感が手足と意識に来た。登山の常だが、もとより下りの方が危ないと考えていたので、これはマズイいと思い、相変わらずの強風の中ではあったが小休止することにした。
行動を開始してから口に入れたのが山頂でのチョコバー1本で、ハンガーノックという程ではないものの糖分不足も感じたので、ザックの底から非常食として持ってきた糖分ジェル(izu trail journeyで配っていたもの。1本100kcal×2本)も補給した。吸収効率の良いジェルとはいえ、数分で効く即効性がない事は理解していたが、甘いものを口に入れると不思議と落ち着くものであった。動きが雑にならないよう、気を取り直して下ることができた。


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