裏銀座 ひたすらに12年ぶりの槍を目指して
- GPS
- 142:23
- 距離
- 57.8km
- 登り
- 4,995m
- 下り
- 4,756m
コースタイム
七倉(タクシー)→6:40高瀬ダム→7:14ブナ立て尾根水場→12:40烏帽子小屋→14:10烏帽子岳14:25→15:35烏帽子小屋(泊)
9/14
烏帽子小屋4:30→8:38野口五郎岳→9:34真砂岳湯俣温泉分岐→12:18水晶小屋→14:25鷲羽岳→16:05三俣山荘(泊)
9/15
三俣山荘4]30→6:05三俣蓮華岳6:30→7:50双六岳→8:52双六小屋→西鎌尾根→13:04千丈沢乗越→14:40槍岳山荘(泊)
9/16
槍岳山荘5:50→6:10槍ヶ岳6:15→6:42槍岳山荘→11:00槍沢ロッジ11:10→12:40横尾13:10→14:10徳沢14:20→16:10上高地16:45(バス)→17:50新島々18:03(松本電鉄)→18:32松本19:08(JR大糸線)→20:04信濃大町(タクシー)→20:40七倉→帰路
天候 | 快晴但し、午後は一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
七倉から高瀬ダムまではタクシー(2100円) 上高地へ下山後は路線バス、電車で松本へ(2400円) 松本からJRで信濃大町(650円) 信濃大町からタクシーで七倉まで戻り車を回収(6000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
天候に恵まれたこともあり特段の危険箇所はありませんでした |
写真
感想
9/12
夜自宅を出発し関越道ー上信越道で姥捨SAで仮眠
9/13
麻績ICから大町経由で七倉へ
先着の3人組は後から来たタクシーで先行したが、駐車中のタクシーが1台あ り、それに乗り込み高瀬ダムへ。ダム堰堤でタクシーを降りると冷たい風は吹いているものの快晴。長袖を着込んでトンネルに向かう。周辺は治水工事なのか採石ばなのか重機が置いてあり工事現場の中を通り抜けて水場でもあるブナ立て尾根の取り付きに到着。さっき着た上着を脱ぎ水を飲んでから登り始める。7月の平ガ岳山行以来全く運動していなかったので急登できつかった。11時ごろ迄に稜線上に出られれば烏帽子岳をパスして野口五郎小屋までを予定していたが断念。烏帽子小屋にザックを置いて烏帽子岳を往復。このとき、不覚にも左足大腿部裏を攣ってしまった。両足のふくらはぎも攣り気味になり異和感が残ってしまった。10分ほど休憩してみるとなんとか動かせるようになり一安心。烏帽子岳頂上に着く頃にはガスっていたのが取れてきて時々展望が開けるようになった。今日の烏帽子小屋は2名とのことで一人一部屋の個室状態でした。夕食時に山談義が1時間以上。その方は真砂岳から湯俣温泉経由で高瀬ダムへ戻るとのことでした。
9/14
4時起床、4時半小屋を出発。今日は三俣山荘まで行く予定。まだ暗いが月明かりだけでも歩ける感じだ。風もなく今日も天気は良さそう。三ッ岳で御来光を迎える。目標の槍も遥か彼方で輝いている。遠いなぁ。しかし、一体どこまで見えるのかというほどの大展望でした。誰が名付けたか裏銀座とはよく言ったものだ。野口五郎小屋を過ぎ、野口五郎岳頂上で昨夜の同宿者が追いついてきた。さすがに健脚な方でした。ここで朝食弁当(おにぎり)で燃料補給。水晶小屋までの道は岩が多く思ったよりも時間が掛かってしまい水晶小屋に着いたのが12時を過ぎてしまい、水晶岳は目の前なんだが自分の足では往復2時間とすると断念することに。水晶小屋で缶ジュースを飲んで鷲羽岳へ向かう。ワリモ岳は頂上直下を通過し鷲羽岳へ本日最後の登り。あいにくのガスで鷲羽池は一瞬ぼんやりと見えただけ。三俣山荘までは下りとはいえかなり遠い。三俣山荘到着が16時過ぎだったので、水晶岳のパスは正解だった。(水晶岳は次の機会に曇の平周回で登ることに)
9/15
今日も4時起床、4時半出発。今日は西鎌尾根で槍岳山荘まで行く予定。昨日同様無風快晴。これまでの自分の足の遅さにコースタイムが当てにならないのでたどり着けるか不安いっぱい。以前通った東鎌尾根の時もアップダウンで槍岳山荘までたどり着かなかったことを思い出す。でも、見た目では目の前に槍があるんだよなぁ。三俣蓮華の分岐で巻道と稜線の選択で迷ったが、せっかくの好天気、三俣蓮華岳→双六岳で双六小屋へ。双六小屋ではヘリによる荷降ろしが頻繁に行われていた。双六小屋で小休止後、いよいよ西鎌尾根へ突入。いくつもの小ピークを巻いたりしながらやり過ごし、もう嫌になった頃ようやく千丈沢乗越に着く。こちら側からの槍はスケールが大きいし、小槍も全然小さくない。千丈沢乗越からは登りのみなので、急登だけど歩きやすい道であった。岩山を回り込むようにして槍の肩に到着。今日は時間に余裕があるので小屋で受付を済まて、ビールで祝杯。酔っ払ったので頂上は明日の楽しみに。
9/16
窓から富士山を眺めながら朝食をとり、3度目の槍の穂先へ向かう。以前のひん曲がったハシゴは新しく架け替えられており恐怖もなく登降できた。小屋へ戻ると殆んどの人が出たあとであった。後は上高地まで距離は長いが降りるだけだ。槍沢ロッジでジュース、横尾でカレーライス、徳沢でコーラと補給し、16:10上高地バスターミナル到着
松本までのチケットを購入し待ち時間でビール。バスー電車ーJR大糸線ータクシーと乗り継いで20:40車を回収
次の日は予備日なのでもう一箇所日帰りでも、という考えもあったが天気も下り坂だし、3連休ということで帰りの道路渋滞を考えて帰路につくことにした。もう十分楽しんだ。12年ぶりの槍ヶ岳であった。
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