六ツ石山(榛の木【ハンノキ】尾根から石尾根)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR青梅線「奥多摩駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅久保バス停から六ツ石山(バリエーションルート) バス停の少し先にある梅久保トンネル傍から取り付きます。 入口には墓地があるので静かに登って行きましょう。 初めから両手も使うような急登が続きますが、登山者や林業関係者が歩いているので道はわかりやすいです。 イソツネ山まで上がると若干緩やかな道になり右手にススキが広がる場所に出ます。 ススキの中に灌木があり、ピンクテープが付いているので見落とさないように登って行きます。 山の神の社を過ぎると沖ノ指山のピークがあり直登のコースもありますが、一旦まき道を進み山頂方向へ戻った方が楽です。 沖ノ指山からは更になだらかな防火帯の道になり六ツ石山反射板を過ぎてひと登りすると水根からの登山道と合流するトウノクボに出ます。 トウノクボからはメジャールートになり六ツ石山まで歩きやすい道が続きます。 六ツ石山から奥多摩駅 六ツ石山からは石尾根縦走路を進んで行きます。 途中には狩倉山や三ノ木戸(さぬきど)山などのピークがありますが縦走路は全て巻いていくので山頂に行く場合は注意が必要です。(今回は三ノ木戸山だけ登りました。) 一部登山道がえぐれている場所や落ち葉が積もっている場所があり注意が必要ですが整備されて歩きやすい場所がほとんどです。 途中には舗装路の三ノ木戸林道に出る道もあるので林道でも下れます。 |
写真
感想
今日はLiparisさんたちとバリエーションルートで六ツ石山へ登ってきました。
前回、日和田山へ登った帰りに毎回恒例になっている次回のミーティングをしていたときに次はどこに登るかということで、御前山や未踏の三頭山から槇寄山までなどと一緒に候補に上がったのが六ツ石山でした。
最初は水根からの定番コースだったのですが話しをしているうちにバリエーションルートで登ろうということになり、榛の木尾根からのコースに決まりました。
奥多摩駅から西東京バスで普段は下りない梅久保バス停で下り直ぐ近くの梅久保トンネルの脇にあるピンクテープを目印に取り付きます。
入口に墓地があるので静かに登って行きます。
このコースは最初から急登で足元もザレていて登りづらい道が続きますが、数は多くなくとも登山者や林業関係者がそれなりに歩いているようで踏み跡やピンクテープが付いているので見逃さないように登って行きます。
登りが少し緩やかになると最初のピーク、イソツネ山に出ます。
展望はまったくない樹林帯の中の山頂ですが三角点と手製の山名板がありました。
イソツネ山からは登りが緩やかになり北側の斜面は広葉樹が増えてくるので石尾根が見えるようになり、途中の山の神の祠を過ぎると北側が一気に開けススキの生えた斜面になりました。
今の時期はススキが枯れているので所々に生えている潅木に付けてあるピンクテープを目印にススキの中を登って行きました。
ススキの斜面を越えると尾根上の開けた防火帯の道になり目の前に巨大な銀色の構造物が見えてきます。
5m四方ほどの大きな板が台座に設置されていて台座に六ツ石反射板とプレートが付けられ、奥多摩の市街地方面と小河内ダム方面の木が伐採されていました。
帰ってから調べてみると小河内ダムへマイクロ波(反射板のプレートには極超短波)通信の電波が届くように反射させるための反射板のようでした。
反射板からは防火帯の歩きやすい道をしばらく行くと水根からのルートと合流するトオノクボへ出ました。
ここからは整備された道を山頂まで登って行きます。
山頂では富士山や南アルプスの山を見ながら、ここ最近の登山で定番となっているフリーズドライの甘酒(日の出山では御岳汁でしたが)を飲みながらゆっくりと休憩をしました。
山頂からは石尾根縦走路を下って行きます。
登ってきた道とは打って変わって歩きやすい道を進んで行きます。
途中で道の真ん中に鳥がいました。
最初はクロジっぽいとLiparisさんが言っていましたがどうも体色が違うようで納得がいかないようでした。
これも帰ってから調べると普段は高山にいるイワヒバリが餌を求めて低山に下りてきた個体のようでした。
尾根上にはいくつかのピークがありますが縦走路は全てまき道を行きますが、登ってくるときに見た三ノ木戸(さぬきど)山が気になったので縦走路から外れ登って行きました。
ピークといってもきつい登り返しも無く広葉樹の生えた明るく広い山頂でした。
山頂付近には東京農大の調査機器が設置されていてセンサーカメラなどもありました。
三ノ木戸山から下りて縦走路に戻ると所々に小さな祠や石仏、神社が出てきてその先には平将門の伝説が伝わる絹笠(きのかさ)集落の跡があり基礎に使われた石垣や風呂釜などの生活用品が残っていました。
登山道は一旦舗装された林道に出て今も暮らしている農指集落に出ました。
ここで目の前にサルが飛び出してきて屋根の上に飛び乗りました。
どうやら畑に植えられていた柚子を狙って出てきたようで近所の人たちが一斗缶や爆竹を鳴らして追い払っていました。
道は再び登山道に入り羽黒三田神社の裏に出てきました。
神社で今日の安全登山のお礼をして長い参道の坂と階段を下り奥多摩駅に戻りました。
今回は急登のバリエーションルートで大変でしたが、一般ルートとは違った楽しさもあり良かったです。
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