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Yamareco

記録ID: 1394555
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

中央分水嶺歩き 大鏑山ダイレクト尾根〜軍沢岳〜鬼首峠

2018年03月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
13.1km
登り
995m
下り
980m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
0:14
合計
7:19
9:02
156
スタート地点
11:38
11:52
269
16:21
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R108鬼首トンネルの宮城側Pに駐車した。携帯の電波は圏外だが、公衆電話がある。
コース状況/
危険箇所等
🐻大鏑山は中央分水嶺上にある名のある山で、登山道はない。登頂するには藪が隠れている残雪期を利用して尾根伝いに歩くのが一般的と思われる。今回は駐車地点から時計回りに周回した。

🐻周回コース上で危険と感じた箇所は2点ある。〃蛎川を渡渉した後の尾根の取り付き。∈埜紊虜埜紊帽馥108号の3m近い雪壁の上から道路に降りるところ。,亡悗靴討和瑤縫好痢璽屮螢奪犬かかっている箇所があり、難なく渡渉できるはず。仮に沢にスノーブリッジが無かったとしても水量が少ないので、渡渉はできる沢である。以後の尾根の取り付き箇所の地形が崖っぽくなっているので慎重に突破されたい。△禄雪でできた垂直の雪壁をどうやって降りるのか、ということである。今回はトンネル出口に架かる橋の欄干を利用して何とか降りることができた。

🐻稜線上には一部クラックがあり踏み抜くこともあったが、概ね歩き易かった。小さなピークの登り降りが多いので、体力の消耗には気を配りたい。また、鬼首峠周辺は地形がやや複雑。送電線の鉄塔を目印にして遭難のリスクを軽減してほしい。
いずれにしても山歩きの総合的な能力が試される良コースである。

🐻装備はワカンとストックを使用した。もう少し雪が締まればアイゼンで歩けるだろう。

参考
2013年3月kiyoshiさんと歩いた記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-277527.html
鬼首トンネル宮城側Pを起点に時計回りで歩くことにする。
2018年03月04日 09:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
3/4 9:10
鬼首トンネル宮城側Pを起点に時計回りで歩くことにする。
これを登っていくのか。
2018年03月04日 09:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 9:12
これを登っていくのか。
まずは、軍沢川へ降りてみるか。
2018年03月04日 09:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 9:13
まずは、軍沢川へ降りてみるか。
スノーブリッヂあるね。
2018年03月04日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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スノーブリッヂあるね。
氷瀑もあるね。
2018年03月04日 09:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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氷瀑もあるね。
尾根にうまく取り付けたら、登るだけ。
2018年03月04日 09:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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尾根にうまく取り付けたら、登るだけ。
振り向けば、虎毛の稜線。
2018年03月04日 10:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 10:16
振り向けば、虎毛の稜線。
尾根らしくなってきた。
2018年03月04日 10:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 10:22
尾根らしくなってきた。
この見晴らし☆
2018年03月04日 10:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 10:40
この見晴らし☆
久しぶりの大鏑山。
2018年03月04日 10:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 10:46
久しぶりの大鏑山。
彼方に軍沢岳。
2018年03月04日 10:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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彼方に軍沢岳。
大鏑山の山頂にちょこんと立っている木。
2018年03月04日 11:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 11:44
大鏑山の山頂にちょこんと立っている木。
これが禿へ続く稜線。そのうちね。
2018年03月04日 11:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 11:47
これが禿へ続く稜線。そのうちね。
急速に暗雲立ち込める秋田側。
予報通りだね。
2018年03月04日 11:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 11:50
急速に暗雲立ち込める秋田側。
予報通りだね。
神室なんて雷でも落ちてきそうな空色。
2018年03月04日 12:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 12:00
神室なんて雷でも落ちてきそうな空色。
まっさらな道を行く。
2018年03月04日 12:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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まっさらな道を行く。
軍沢岳、遠いよね。
2018年03月04日 12:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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軍沢岳、遠いよね。
小又山から天狗森の稜線。
2018年03月04日 12:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 12:15
小又山から天狗森の稜線。
昔歩いた神室の東陵。
2018年03月04日 12:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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昔歩いた神室の東陵。
これが神室連峰の魅惑的な稜線ですよ☆
2018年03月04日 12:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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これが神室連峰の魅惑的な稜線ですよ☆
大鏑から下ってきた稜線を振り返る。
2018年03月04日 12:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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大鏑から下ってきた稜線を振り返る。
軍沢岳の登り返しが体力的な山場かな。
2018年03月04日 12:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 12:54
軍沢岳の登り返しが体力的な山場かな。
5年前、kiyoshiさんとショートカットしたP919の森。
2018年03月04日 13:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 13:11
5年前、kiyoshiさんとショートカットしたP919の森。
稜線上ではここが危険個所だったな。
2018年03月04日 13:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 13:49
稜線上ではここが危険個所だったな。
無事通過して振り返る。
2018年03月04日 13:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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無事通過して振り返る。
軍沢岳の山頂が見える。登頂は見送る。
2018年03月04日 14:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/4 14:01
軍沢岳の山頂が見える。登頂は見送る。
須金〜タケノコもそのうち歩かないとな。
2018年03月04日 14:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 14:02
須金〜タケノコもそのうち歩かないとな。
暗黒の神室山。こりゃ軍沢岳ピークハントしてる場合じゃないね。
2018年03月04日 14:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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暗黒の神室山。こりゃ軍沢岳ピークハントしてる場合じゃないね。
ここは3県境ポイントなんだけど、雪庇がちょうど途切れている。
2018年03月04日 14:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 14:12
ここは3県境ポイントなんだけど、雪庇がちょうど途切れている。
鬼首峠に続く分水嶺はこの雪庇の斜面を下っていく。
2018年03月04日 14:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 14:18
鬼首峠に続く分水嶺はこの雪庇の斜面を下っていく。
こんな尾根。
2018年03月04日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 14:21
こんな尾根。
送電線の鉄塔が見えてきたら一安心。
2018年03月04日 15:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/4 15:25
送電線の鉄塔が見えてきたら一安心。
とりあえず、雨には降られなかった。
2018年03月04日 15:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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とりあえず、雨には降られなかった。
ビリビリうるさい送電線の下を行く。
2018年03月04日 15:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ビリビリうるさい送電線の下を行く。
なんとか帰ってきたね。
おしまい。
2018年03月04日 16:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/4 16:22
なんとか帰ってきたね。
おしまい。
撮影機器:

感想

5年前の春、kiyoshiさんとぐるり大回りピストンルートで登った大鏑山を再び歩いてきた。当時僕らが記録を上げた後すぐにmutさんが軍沢川を渡渉して登頂された記録を上げられてかなり驚いたのを覚えている。そんなことがあって、いつか周回で歩いてみたいと思っていた。それに当時は軍沢岳に続く分水嶺をショートカットしていたので、いずれにしても未踏区間を一人で歩き直さなければならなかった、ということである。

かつてあんなに大変な思いをして辿り着いた大鏑山の山頂も軍沢川さえ渡渉してしまえば、お手軽登山に早変わりしてしまい、今回大鏑山に登頂した際は拍子抜けしてしまった。ただ、一度歩いたコースというのはよく覚えているもので、山頂から稜線を歩き出して見渡す風景とkiyoshiさんと交わした会話がオーバーラップして懐かしく思いだした。

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コメント

大鏑山
tooleさんのアクティブな山行が復活したようで、うれしく思っています。軍沢岳から望む大鏑山への稜線が気になっていました。このルートだとなんとかなりそうですね。今度挑戦してみます。
2018/3/5 13:39
conanさん☆
12〜2月はまともな山歩きは難しいですからね。近所の裏山歩きも飽きてきたので、久しぶりに分水嶺レコ上げてみましたよ
この稜線は神室連峰最高峰の小又山がよく見えます 虎毛方面の眺望もいいのでお勧めですが、確実に誰も歩かないルートです。天候、読図、体力としっかり準備されて挑戦なさってください
2018/3/5 14:42
大鏑山
オニコウベの一番奥のマイナーな山域、ソロで歩ける人も少ないでしょうね。標高が低くて細いから雪庇の崩落の時期が気になるところだけど、toolさんは藪も歩けるから、そのうち小鏑まで到達できるでしょうね。すごいなあ。
写真たくさん楽しませていただきました。
2018/3/5 17:15
cheezeさん☆
おっしゃる通りのマイナー山域ですね。分水嶺歩きしている人以外は見向きもしないでしょうね。軍沢岳はなんだかメイジャーになってしまった感がありますが、大鏑山はいぶし銀の雰囲気たっぷりなので、これからもひっそりと在り続けるような気がします
今年は積雪が多いとは言っても、春はあっという間に過ぎてしまうので、小鏑山まで(or小鏑から)なるべく早くがよさそうですね
2018/3/5 18:49
裏神室の稜線
遅コメ失礼します。大雪だと思っていたら、この雨と暖気で、どんどん雪消えが進んでいますね
なんとか天気と都合が合ってほしいところです

前回は地形の明瞭でない森をショートカットしたのでしたね。休憩していて滑り落ちたkiyoshiさんのテルモスが、下っていて見つかったというエピソードを覚えています

tooleさんのレコ、今シーズンはいっぱい見たいなあ
2018/3/10 18:32
kamadamさん☆
このところ一週間ほどで急に春めいてきましたよねcherryblossom
とりあえず、宮城方面は雪解けが早いと思うので鬼首周辺優先で考えています。

前回はショートカットしたので、ちょっとした小沢の渡渉に手間取って大変だったんですよ そうです、テルモス勝手に尻セード事件もありました

春山の記録はもう3つくらい上げられれば良いかなと思っています。
kamadamさんの記録も楽しみにお待ちしておりますよ
2018/3/11 20:20
プロフィール画像
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