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記録ID: 1413135
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雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

榛名旭岳・三ッ峰山・天目山/名残り雪を求めて

2018年03月25日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
473m
下り
488m

コースタイム

出発9:35−登山道入口9:40−榛名旭岳分岐10:00−榛名旭岳頂上10:25〜11:00−分岐に戻る11:10ー三ッ峰山分岐11:40−三ッ峰山頂上12:20〜13:05−分岐に戻る13:25−七曲峠13:40−天目山14:15〜14:40−七曲峠下降口15:00−大駐車場15:10−ゴール15:25
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
群馬県渋川市から県道33号線で伊香保温泉を抜け、榛名山に上る。ヤセオネ峠を越えた先の沼ノ原で、松之沢峠に上る県道28号線に左折した直後、県営グラウンド脇に駐車場があるのでここに停める。
コース状況/
危険箇所等
榛名湖南側の外輪山にある榛名旭岳・三ッ峰山・天目山に登った。
山々は黒々しているが、木陰や登山道には名残り雪があった。深い所で10cm程度。山中ではほぼ9割がた雪道を歩くことができた。
榛名旭岳は地形図にも登山地図にも山名が載っていないが、松之沢峠直ぐ西側の小さな峰。関東ふれあいの道で、沼ノ原からこの峰の北側を巻くようにして外輪山の主稜線に上ってから、この峰を往復する。頂上直前で雪の付いた岩塊、岩尾根が続くのでスリップに注意。頂上からの眺望は素晴らしい。
分岐点まで戻ってから、主稜線の縦走路を西の七曲峠まで辿る。その途中から三ッ峰山を往復、さらに七曲峠から天目山を往復した。天目山までの縦走路は道標も多く、木の階段も整備され、過剰なまでに管理されている。特に危険個所はない。
駐車場から松之沢峠に上る車道を5分程歩くと登山道入口。相馬山から来た関東ふれあいの道の続きだ
2018年03月25日 09:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 9:38
駐車場から松之沢峠に上る車道を5分程歩くと登山道入口。相馬山から来た関東ふれあいの道の続きだ
木道や木の階段が続く。踏板が数cmの雪に覆われていて、滑りそうで怖い
2018年03月25日 09:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 9:55
木道や木の階段が続く。踏板が数cmの雪に覆われていて、滑りそうで怖い
外輪山の主稜線に立つ。縦走路は西へ折れ、皆さんそちらへ。榛名旭岳に登るには反対に東へ。笹原の中の雪道にトレースは付いてない
2018年03月25日 09:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 9:58
外輪山の主稜線に立つ。縦走路は西へ折れ、皆さんそちらへ。榛名旭岳に登るには反対に東へ。笹原の中の雪道にトレースは付いてない
南側に、この次に登る三ッ峰山が聳えている。高いなあ
2018年03月25日 10:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:03
南側に、この次に登る三ッ峰山が聳えている。高いなあ
積雪は少ないが、誰も踏んでいない雪面に自分のトレースを付けていくのは気持ち良い
2018年03月25日 10:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
3/25 10:13
積雪は少ないが、誰も踏んでいない雪面に自分のトレースを付けていくのは気持ち良い
頭上に4, 5mの高さの露岩が見える。これをどう突破するか問題だ
2018年03月25日 10:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:16
頭上に4, 5mの高さの露岩が見える。これをどう突破するか問題だ
露岩の左側に赤テープが付いていたが、かなり急で雪の付いた足場は悪い。帰路を考えて、緩やかな右側を巻くようにして雪斜面を突き上げる
2018年03月25日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:18
露岩の左側に赤テープが付いていたが、かなり急で雪の付いた足場は悪い。帰路を考えて、緩やかな右側を巻くようにして雪斜面を突き上げる
薮混じりの岩稜を進む。雪の上を歩けば楽だ
2018年03月25日 10:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:23
薮混じりの岩稜を進む。雪の上を歩けば楽だ
高さ2m程だが、雪が付いた岩場に緊張する
2018年03月25日 10:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:24
高さ2m程だが、雪が付いた岩場に緊張する
榛名旭岳の頂上に着いた。山名版の向うに相馬山が控えている
2018年03月25日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:26
榛名旭岳の頂上に着いた。山名版の向うに相馬山が控えている
鋭鋒の相馬山は人気が高い。十年ほど前に、写真左端の磨墨(するす)岩を通って登ったが、頂上はすごい人混みだった
2018年03月25日 10:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:49
鋭鋒の相馬山は人気が高い。十年ほど前に、写真左端の磨墨(するす)岩を通って登ったが、頂上はすごい人混みだった
榛名富士。左端にロープウェイが敷設されているが、引っかき傷みたいだ
2018年03月25日 10:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 10:50
榛名富士。左端にロープウェイが敷設されているが、引っかき傷みたいだ
同じ道を戻る。分岐点の直前で、先の縦走路が木の間越しに見えた。天に向かって真っすぐ伸びている。えー、あれを登るの?
2018年03月25日 11:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 11:07
同じ道を戻る。分岐点の直前で、先の縦走路が木の間越しに見えた。天に向かって真っすぐ伸びている。えー、あれを登るの?
分岐点まで戻ってきた。道標の杭の背後に、手書きの小さな案内板「旭岳→」が傾いて打ち付けられていた
2018年03月25日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 11:10
分岐点まで戻ってきた。道標の杭の背後に、手書きの小さな案内板「旭岳→」が傾いて打ち付けられていた
縦走路を西に進む
2018年03月25日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/25 11:10
縦走路を西に進む
長い長い木の階段。これが2セット。天気が良くて木の段は乾いてきたので、滑る心配は無い
2018年03月25日 11:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 11:25
長い長い木の階段。これが2セット。天気が良くて木の段は乾いてきたので、滑る心配は無い
階段を上り切って1230m圏の平坦なコブに着くと、縦走路は北へ折れる。三ッ峰山へ行くには反対に南へ。分岐点に案内が立っていた
2018年03月25日 11:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 11:41
階段を上り切って1230m圏の平坦なコブに着くと、縦走路は北へ折れる。三ッ峰山へ行くには反対に南へ。分岐点に案内が立っていた
笹原の中を緩やかに降りて行く
2018年03月25日 11:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 11:46
笹原の中を緩やかに降りて行く
鞍部から一転して三ッ峰山への急登が始まる。気温が高くなって雪が腐り、足場が崩れ易くて登りにくい
2018年03月25日 12:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 12:01
鞍部から一転して三ッ峰山への急登が始まる。気温が高くなって雪が腐り、足場が崩れ易くて登りにくい
標高差80m程を一気に登る。急だ
2018年03月25日 12:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 12:03
標高差80m程を一気に登る。急だ
頂上部の西の肩に出た。ルートはここで直角に東に折れる。帰路、ここから北に向かって降りるべく案内板が立っているので安心
2018年03月25日 12:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 12:14
頂上部の西の肩に出た。ルートはここで直角に東に折れる。帰路、ここから北に向かって降りるべく案内板が立っているので安心
肩から笹原の中の道を100m程進むと三ッ峰山の頂上。小さな祠がポツンとあるのみ
2018年03月25日 12:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 12:22
肩から笹原の中の道を100m程進むと三ッ峰山の頂上。小さな祠がポツンとあるのみ
手作りの山名版が立ち木に括りつけられていた。木々に囲まれ、展望は利かない
2018年03月25日 12:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 12:22
手作りの山名版が立ち木に括りつけられていた。木々に囲まれ、展望は利かない
同じ道を分岐点まで戻る。なだらかな主稜線は雪も解けてまさに春山
2018年03月25日 13:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 13:27
同じ道を分岐点まで戻る。なだらかな主稜線は雪も解けてまさに春山
榛名湖の向うに掃部(かもん)ヶ岳が見える。榛名山の最高峰で、明日、登る積りだった。でも全く雪が無い。や〜めた
2018年03月25日 13:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 13:34
榛名湖の向うに掃部(かもん)ヶ岳が見える。榛名山の最高峰で、明日、登る積りだった。でも全く雪が無い。や〜めた
行く手に黒々した天目山が聳えている
2018年03月25日 13:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 13:36
行く手に黒々した天目山が聳えている
七曲峠の上に出た。車道を横切って、縦走路の続きを天目山まで辿る
2018年03月25日 13:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 13:40
七曲峠の上に出た。車道を横切って、縦走路の続きを天目山まで辿る
雪もすっかり解けてしまった
2018年03月25日 13:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 13:56
雪もすっかり解けてしまった
榛名湖北岸の左:鬢櫛山、右:烏帽子ヶ岳。昔、相馬山に登った日に続けて烏帽子ヶ岳にも登った。展望が良い山なのに誰にも会わなかった。喧噪の相馬山とは雲泥の差
2018年03月25日 14:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 14:04
榛名湖北岸の左:鬢櫛山、右:烏帽子ヶ岳。昔、相馬山に登った日に続けて烏帽子ヶ岳にも登った。展望が良い山なのに誰にも会わなかった。喧噪の相馬山とは雲泥の差
またまた長い木段。春の陽差しにすっかり乾いて、周りの雪もまだら模様
2018年03月25日 14:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 14:11
またまた長い木段。春の陽差しにすっかり乾いて、周りの雪もまだら模様
本日最後の頂の天目山に着いた。頂上の道標の杭に小さく山名板が打ち付けられている
2018年03月25日 14:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 14:13
本日最後の頂の天目山に着いた。頂上の道標の杭に小さく山名板が打ち付けられている
外輪山の外、伊香保温泉の背後の山の二ツ岳が相馬山の左側に重なる。アンテナのある峰が雄岳、低い方が雌岳。昔、登った
2018年03月25日 14:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 14:16
外輪山の外、伊香保温泉の背後の山の二ツ岳が相馬山の左側に重なる。アンテナのある峰が雄岳、低い方が雌岳。昔、登った
先ほど登った三ッ峰山が東南東に見える。左側の尾根を詰めて肩に出てから奥の頂上へ登った
2018年03月25日 14:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 14:42
先ほど登った三ッ峰山が東南東に見える。左側の尾根を詰めて肩に出てから奥の頂上へ登った
七曲峠まで戻る。峠の手前で、道標に従って北側に降りる
2018年03月25日 15:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 15:00
七曲峠まで戻る。峠の手前で、道標に従って北側に降りる
狭いが明瞭な雪道を榛名湖に向かって下る
2018年03月25日 15:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 15:01
狭いが明瞭な雪道を榛名湖に向かって下る
降り立った大駐車場から県道を1kmほど歩いて、県営グラウンド脇の駐車場に戻る。この背後の峰が榛名旭岳
2018年03月25日 15:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 15:23
降り立った大駐車場から県道を1kmほど歩いて、県営グラウンド脇の駐車場に戻る。この背後の峰が榛名旭岳
撮影機器:

感想

2月初めにぎっくり腰になり、養生のために山登りを自重したことと、他の用事で多忙であったため、今年はろくに雪山に登っていない。
3月も下旬になり、例年より早く東京の桜が開花。もう今シーズンの雪山は終わりかな、と諦めかけていたところ、関東北部で時季外れの大雪が降ったと言う。それならば、群馬の山ならば名残り雪の山を楽しめるのではないか、と期待して、榛名山に出かけた。

しかし、予定の駐車場に着いてガックリ。周りの山々はどこも黒々として、とても残雪があるとは思えない。すっかり登高意欲を失った。さらに、快晴ではあるが北風が吹き荒れているので、支度をする気力も湧かない。
しかし、いつまでもぼんやりしている訳にもいかないし、風も収まってきたので、のろのろと支度し、到着してから1時間以上経ってからやっと出発する有様。

遠目にはわからなかったが、登山道に入ってみると結構積雪があり、ほとんど雪の上を歩くこととなり、だんだんと意欲が湧いて来た。さらに、最初に登った榛名旭岳は先行者のトレースも無く、自分で道を切り開く楽しみがあり、その上、岩塊や岩尾根といったスリリングなルートでもあった。おかげで、登り出す前の無気力はどこかに飛んでしまい、それなりに残雪ハイキングを楽しめた。

でも、あまりにも積雪が少なく、期待外れで不満が残る。
明日は掃部ヶ岳に登る予定であった。しかし、今日、直ぐ隣の天目山まで行ったので、ここからよくよく見たが、雪はどこにあるの?と言う状態。明日、予定通りに登っても、またまた期待外れになるのが落ちだろう。
榛名山はダメだ。場所を変えよう。

第2候補として赤城山の荒山を考えた。でも、伊香保温泉へ降りる県道の展望台から見ると、こちらも似たようなもの。黒檜山辺りなら少しは白い部分も見えるが、荒山辺りは黒々して、今日の山と大差ないだろう。
群馬でも、もっと北に行かなければダメだ。

第3候補は谷川岳近くの赤沢山。今冬、上越に大雪を降らせた雪雲が谷川岳を越えて、この辺りにもかなりの積雪をもたらせたはずだ。今の時期でもここなら残雪期の山登りを楽しめるだろう。
でも、厚木の我が家からますます遠くなるので、下山後の帰りが大変だ。まあ、時期が遅いのだから遠くなるのも仕方ないか。
ということで、予定を変更、第3候補の赤沢山に登ることを自宅に電話し、夕方、榛名山から谷川岳の麓の土合を目指して車を走らせた。

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