富士山 (富士宮ルート)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
天候 | 7合目より上は終始雲の中。 風もやや強めで、山頂付近はエビの尻尾が発達中。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士山スカイラインは夜間通行止めですが、 前日夕方入ってしまえば車中泊可能です。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
御殿場ルートを予定していたのですが、諸般の事情により富士宮ルートへ…
残念ながら眺望ゼロw 半分苦行のような山行になってしまいましたが、程よく荒れたウェットな天気のおかげでw、厳冬期へむけての装備面の問題点の洗い出しができ、とても有意義な山行でした。
(以下、追記…)
富士宮は前回は6月末に登りましたが、「靴が倍近く重い」「(そこそこ)強風」「荷物重め(ピッケル持たなかった以外は(念のため)厳冬期装備)」という条件にもかかわらず前回とほぼ同じ3時間半強で登れました。(だいぶ先の話ですが)次回身軽な装備と夏靴で登るときには2時間台を目標に頑張ってみたいと思いますw
AM7時ちょい前に五合目を出発。6合目の少し上からは終始雲の中。風もそこそこ強くときどき体が流されるし、視界は悪く(10〜15m程度?)周りを見渡しても真っ白で何も見えませんが、登山道は(雪もなく)普通の夏道だしロープも随所にあるので行動する上で特に問題はないです。湿度が高く外気に触れている服やザックがあっという間にびっしょり濡れてしまうので、その点にだけ気を付けてズンズン登って行きます。
10時半、富士宮山頂に到着です。山頂の気象状況は、気温-1〜-2度、風速17〜18m、湿度100%、ぐらいだったようです。エビの尻尾ができ始めており、氷の世界が始まりつつある様子を垣間見ることができました。山頂には他に登山者2〜3名。剣ヶ峰まで行きたい気持ちもあったのですが、風強いし寒いし何も見えないのであっさり諦めて早々に退散することにしましたw
途中すれ違った冬富士の常連さん(お名前聞くの忘れたけど、後日やまちゃんのブログで判明。斉藤さん!ありがとうございましたm(_ _)m)からとてもためになる話を聞いたりしながら下山します。八合の下ぐらいから徐々にガスが取れ、ふと山頂を振り返ると見事に晴れてましたw 八合目近辺でやまちゃんともすれ違っていたらしいのですが、目出し帽のためやまちゃんだとは気付かず… ご挨拶できずに残念でした(http://blogs.yahoo.co.jp/fujisann2010/26755863.html)
登りの途中、右手のオーバーグローブから浸水。そういえばGWの地蔵尾根のときからちょっぴりその気配があった記憶も… 振るってる時間より持っている時間が圧倒的に長いので、どうしても右の掌の部分からダメになっていきます。今回は雪じゃなく雨(雲中)だったこともあり、中のウールの手袋がジャンジャン濡れてきました。まだ気温がそれほど低くない時期だからよかったけど、シビアな状況下でなったらヤバいです。本格的な冬に向けて万全の準備をしようとあらためて思いました。(斉藤さんからも「手袋は重要。信用しちゃダメ。必ず予備を」というお話を聞きました。丁寧に補修された継ぎ接ぎだらけのグローブを使っている姿がとても印象的でした。)
眺望はほとんどない登山でしたが、この時期この天候の日に登れたのはとてもラッキーでした。もちろん晴れて景色が楽しめればそれはそれで嬉しいですが、今回は晴れていたら得られないであろう貴重な経験を得ることができました。今後の登山に役立てていきたいと思います。
山頂付近。風の音がウルサイです。
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