ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 150681
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗尾根〜ツルネ東稜(八ヶ岳)

2011年11月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:56
距離
19.6km
登り
1,828m
下り
1,810m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:00 美し森駐車場
7:20 出合い小屋
9:25 カニのはさみ
10:00 大天狗
10:40 赤岳山頂
12:00 ツルネ分岐
13:30 出合い小屋
15:00 美し森駐車場
天候 曇り/小雨(強風)のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
沢沿いルート、ツルネ尾根道の整備がされてありました。
明け方になってやっと雨は止んだが、
上の方はパッとしない
2011年11月20日 06:35撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 6:35
明け方になってやっと雨は止んだが、
上の方はパッとしない
出合小屋付近になると、
再び雨が降り出してきた
2011年11月20日 16:46撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:46
出合小屋付近になると、
再び雨が降り出してきた
赤岳沢をしばらく遡り、
それらしい尾根筋に取り付く
2011年11月20日 08:08撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 8:08
赤岳沢をしばらく遡り、
それらしい尾根筋に取り付く
どうやら取り付きは間違い無かったようで
すんなり尾根に乗ることができた
2011年11月20日 16:47撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:47
どうやら取り付きは間違い無かったようで
すんなり尾根に乗ることができた
カニのはさみ
写真では分からないが、
ものすごい風、
まともに立っていられない。
この後縦走路に至るまで青空を見ることは無かった。
2011年11月20日 16:47撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:47
カニのはさみ
写真では分からないが、
ものすごい風、
まともに立っていられない。
この後縦走路に至るまで青空を見ることは無かった。
正面の岩壁にかなり食指が動いたのだが、
上の様子が分からなかったので、
こっちの固定ロープを辿った。
2011年11月20日 16:48撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:48
正面の岩壁にかなり食指が動いたのだが、
上の様子が分からなかったので、
こっちの固定ロープを辿った。
これ以降の写真が撮った本人がみても
どこの写真かよくわからない。
2011年11月20日 16:48撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:48
これ以降の写真が撮った本人がみても
どこの写真かよくわからない。
大天狗っぽい
2011年11月20日 09:52撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 9:52
大天狗っぽい
これも
2011年11月20日 09:58撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 9:58
これも
迷わず巻き道へ
2011年11月20日 10:05撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:05
迷わず巻き道へ
よじ登ったら真新しい支点があった
2011年11月20日 10:09撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:09
よじ登ったら真新しい支点があった
小天狗っぽい
2011年11月20日 10:11撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:11
小天狗っぽい
確実に小天狗
2011年11月20日 16:49撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 16:49
確実に小天狗
ひょっこり縦走路に出た
2011年11月20日 10:20撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:20
ひょっこり縦走路に出た
ついでに赤岳も踏んどこうと思って向ったが、
ついでと言うには遠かった。
山頂に人影はなし
2011年11月20日 10:43撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:43
ついでに赤岳も踏んどこうと思って向ったが、
ついでと言うには遠かった。
山頂に人影はなし
キレット方面へ
2011年11月20日 10:46撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:46
キレット方面へ
文三郎方面
人影なし
2011年11月20日 10:47撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 10:47
文三郎方面
人影なし
キレットの下りは膝にくる。
2011年11月20日 11:10撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 11:10
キレットの下りは膝にくる。
キレット小屋はお初である、
もちろんもう営業はしていないが。
2011年11月20日 11:28撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 11:28
キレット小屋はお初である、
もちろんもう営業はしていないが。
先週歩いた阿弥陀岳南稜、
凄い勢いで雲が動いていた。
2011年11月20日 12:00撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 12:00
先週歩いた阿弥陀岳南稜、
凄い勢いで雲が動いていた。
天狗が顔を出した
(ツルネから)
2011年11月20日 12:00撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
1
11/20 12:00
天狗が顔を出した
(ツルネから)
ツルネ東稜取り付き。
2011年11月20日 12:06撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
1
11/20 12:06
ツルネ東稜取り付き。
東稜から、
下界の天気はほぼ回復。
2011年11月20日 12:12撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 12:12
東稜から、
下界の天気はほぼ回復。
同じく東稜から最後の天狗
2011年11月20日 12:13撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 12:13
同じく東稜から最後の天狗
登山道は整備されていた、
ありがたく使わせていただきました。
2011年11月20日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 13:25
登山道は整備されていた、
ありがたく使わせていただきました。
帰路の林道から
天気はすっかり回復
もう半日早けりゃ・・。
2011年11月20日 14:29撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 14:29
帰路の林道から
天気はすっかり回復
もう半日早けりゃ・・。
帰路、
山頂方面も回復した様子。
2011年11月20日 15:13撮影 by  Canon PowerShot A540, Canon
11/20 15:13
帰路、
山頂方面も回復した様子。
撮影機器:

感想

このところ八ヶ岳続きだ。
というか、この時期に気軽に行けるとなると必然的に八ヶ岳になってしまうのかもしれない。

 先日、ツルネから天狗尾根を間近に見て機会が有れば登ってみたいと思っていたのだが、
いつも単独で登っているのに、機会なんてあるわけないので自分で作った。
昨日までの雨は朝には絶対上がると信じ、今日は雨上がりの晴天の中の天狗尾根の登攀を確信していた。
あわよくば大天狗にも登れるんじゃないかと勝手に妄想を膨らましていた。

 雨は明け方まで降り続いていたが、登山口に着くころには止むだろうと気にせず出発する。
予想通り、美し森の駐車場に着くころに丁度上がった。
しかし、天候は思ったように回復せず、山頂方面は厚い雲に覆われている。出合小屋付近まで行くと雨まで降り出してきた。
もう今日は尾根の様子を見るだけでいいや、というつもりで登りだした。
 赤岳沢を20分ほど遡り、適当に目星をつけた尾根に取付く、ここまではほとんど目印は無くこの場所にだけ2.3か所テープがあるのでおそらくここが無雪期の取り付きであろう。
天狗尾根の尾根筋までは15分〜20分ほどで到達出来た。天狗尾根上部は相変わらず曇に覆われていて、上の様子をうかがい知ることは出来ない。
ここからは道なりなのでひたすら登る。小一時間登った辺りでカニのはさみが現れた、ここで一旦樹林帯を抜けた途端、猛烈な風が吹いていて、まともに立っていられない。上を見ると雲がすごい勢いで流れていた。
そこからは再び樹林帯の中へ入り、少しすると岩壁に突き当たった。左側は普通に攀じ登れそうだが、上のテラスの上の様子が分からないので、右に降りて固定ロープの有る溝状を登った。
このころになると、風はいっそう強まり、ガスが出てきて周りの地形がほとんど分からなくなってきた。こうなるともう目の前の踏み跡を追っていくしかない。
一つ目の岩壁を登った後、すぐさまもう一つの岩壁に突き当たった。踏み跡を追って行くと、左が大きく切れ落ちている。風に飛ばされないよう身を屈めながら通過し、正面の岩を登ると、ハイマツの点生する緩い斜面に出た。
そこを登るとガスの中に大きな岸壁のシルエットがうっすらと現れた。どうもこれが大天狗っぽい。岩壁の左側は大きく切れ落ちている様子である。
この風の中、この岩壁を登ろうなどという考えはもう、とうに頭になかった。それどころかほんとに大天狗かどうかも判別がつかない。直登ルートだけでも確認しようと思ったが、それさえも風に持って行かれそうで近寄れもしなかった。
素直に右に続く巻き道に向かい、途中から中段のバンドに登った。バンドには真新しい支点があった。
ここを回り込むと、正面に小天狗っぽいシルエットが現れた。時折ガスが薄くなるとはっきりと小天狗だった。
ということはこの上はもう縦走路である。なにか地形をあまり把握できないまま通過してしまった。
雪が無ければ、この風と雨を除き、巻き道を歩いている分には特に危険を感じるような場所は無かった。
今回、下見のつもりで来たのだが、ガスでほとんど状況が分からず、あまり下見にならなかった。
その後、縦走路に出てから、一応赤岳でも踏んでおこうかと思い赤岳に向かったが、山頂付近には全く人影はなかった。
相変わらず風が強いので、すぐさま山頂を後にし、キレット方面へ向かう。
帰路は、先日登ったツルネの東稜から戻った。ここを惰性で下っていたら、尾根を2度も外してしまい登り返しで20分ほどロスしてしまった。
その後は順調に下り、林道に着いてからはすっかり青空になっていた。
ここは、晴れた日にもう一度まともに歩いてみようと思った。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1958人

コメント

arutyu
おお!
気合入ってますね。

小生も計画はあつたのですが、朝まだ雨が残っていたので・・・

結局ズルズルの日曜になってしまいました。
2011/11/21 15:29
目からうろこ!
TAKA4さん、初めまして。
八ヶ岳東面のヴァリエーションルートは、積雪期に行くものだと思ってましたが、無雪期に行っても変化に富んだ楽しめるルートになるのですね! 「目からうろこ」でした。来季、私も行ってみようかな・・・。
2011/11/21 20:25
arutyuさん
あるちゅ〜さん

僕も勢いで行ってしまいましたが、結果的に行って良かったです。

おお、地蔵尾根ですか!
またハードなコースを選びましたね。
今時期の仙丈は誰もいないんだろうな。
2011/11/22 5:03
はまりそうです
mizukiさんこんにちは。
コメントありがとうございます。

今回、天候は最悪でしたが、そんな中でもそれなりに楽しむことが出来ました。
僕も最近まで東面はあまり入ったことがなかったのですが、はまりそうです。
2011/11/22 5:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら