ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1516230
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ケ岳 (仙流荘前泊、一日ゆっくり南アルプスの女王を堪能)

2018年07月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
sh_murakami その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:20
距離
10.6km
登り
1,102m
下り
1,157m
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
登りは 北沢峠 -> 小仙丈ケ岳 -> 仙丈ケ岳頂上
下りは 仙丈小屋 -> 馬ノ背ヒュッテ -> 薮沢ルート(トラバースルート)-> 北沢峠

薮沢ルート(トラバースルート)は、つい先日(6/30)から通行可能になったらしく、急遽予定を変更し下りに利用しました。途中に雪渓あり、渡渉ありと注意・緊張を要する箇所もありますが、標高差があまりなく、心静かに森林を歩く満足感を味わえました。
その他周辺情報 仙流荘(前泊)
部屋は和室でしたが清潔で気持ちよく過ごせました。朝夕の食事も美味しいし、食堂のおばさんはとても感じの良い人たちでした。別途料金で翌日のおにぎり(2個)を頼むこともできます。
宿のすぐ隣が林道バス乗り場なので何かと便利です。私は前日にバス券を購入しておきました。また、朝食は5時20分からでしたが、朝5時頃に窓の外では早くも登山客が並び始めていたので、とりあえずザックだけ持って順番待ちのザック列に置いてきました。これで早めに出発するバスに乗車することができ助かりました。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘。こちらに前泊しました。普通の旅館です。
2018年07月01日 05:47撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 5:47
仙流荘。こちらに前泊しました。普通の旅館です。
林道バスを待つ登山客。日曜なので人が多い。
2018年07月01日 05:49撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 5:49
林道バスを待つ登山客。日曜なので人が多い。
北沢峠。ここから約1000m登ります。
2018年07月01日 06:48撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 6:48
北沢峠。ここから約1000m登ります。
樹林帯の中を進みます。
2018年07月01日 07:11撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 7:11
樹林帯の中を進みます。
道はよく整備され、間違うことはありません。
2018年07月01日 08:03撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 8:03
道はよく整備され、間違うことはありません。
大滝ノ頭(五合目)。ここにロープがかかって侵入禁止だったはずなのに!? 近くにいた若者が昨日から通行可になったと教えてくれました。
2018年07月01日 08:33撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 8:33
大滝ノ頭(五合目)。ここにロープがかかって侵入禁止だったはずなのに!? 近くにいた若者が昨日から通行可になったと教えてくれました。
六号目。樹林帯を脱出。甲斐駒ケ岳が見えます。
2018年07月01日 09:04撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 9:04
六号目。樹林帯を脱出。甲斐駒ケ岳が見えます。
ここを登れば小仙丈ケ岳
2018年07月01日 09:09撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 9:09
ここを登れば小仙丈ケ岳
イワカガミも咲いています。
2018年07月01日 09:24撮影 by  FDR-X1000V, SONY
2
7/1 9:24
イワカガミも咲いています。
小仙丈ケ岳。素晴らしい眺望
2018年07月01日 09:41撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
7/1 9:41
小仙丈ケ岳。素晴らしい眺望
北岳も見えます。
2018年07月01日 09:45撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 9:45
北岳も見えます。
仙丈ケ岳に続く稜線。
2018年07月01日 09:47撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
7/1 9:47
仙丈ケ岳に続く稜線。
少しのぼって後ろを振り向くと
2018年07月01日 10:34撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 10:34
少しのぼって後ろを振り向くと
まわりは岩稜地帯。頂上が近づいてきます。
2018年07月01日 10:50撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 10:50
まわりは岩稜地帯。頂上が近づいてきます。
振り向くと、こんな感じの道を登ってきました。
2018年07月01日 10:55撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 10:55
振り向くと、こんな感じの道を登ってきました。
標高3033m。約4時間で登ってこれて、ひとまず安心。
2018年07月01日 11:05撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
7/1 11:05
標高3033m。約4時間で登ってこれて、ひとまず安心。
頂上付近はお花畑が続いています。
2018年07月01日 11:23撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
7/1 11:23
頂上付近はお花畑が続いています。
下に見えるは 仙丈小屋
2018年07月01日 11:38撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 11:38
下に見えるは 仙丈小屋
カールを見上げます。
2018年07月01日 12:20撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 12:20
カールを見上げます。
ガスが出てきました。下ります。
2018年07月01日 12:24撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 12:24
ガスが出てきました。下ります。
見上げます。頂上が遠くなりました。
2018年07月01日 12:34撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 12:34
見上げます。頂上が遠くなりました。
2018年07月01日 12:49撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 12:49
馬ノ背ヒュッテ。
2018年07月01日 13:05撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 13:05
馬ノ背ヒュッテ。
薮沢ルート(トラバースルート)に突入。まず藪沢を渡ります。
2018年07月01日 13:15撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 13:15
薮沢ルート(トラバースルート)に突入。まず藪沢を渡ります。
雪渓を足早に通過。雪渓はスコップで整えた道が出来ています。
2018年07月01日 13:27撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 13:27
雪渓を足早に通過。雪渓はスコップで整えた道が出来ています。
大滝ノ頭(五合目)で登りのルートと合流
2018年07月01日 13:51撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 13:51
大滝ノ頭(五合目)で登りのルートと合流
さらに下ります。
2018年07月01日 14:28撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7/1 14:28
さらに下ります。
北沢峠。クリンソウが見事に咲いていました。
2018年07月01日 15:28撮影 by  FDR-X1000V, SONY
2
7/1 15:28
北沢峠。クリンソウが見事に咲いていました。
撮影機器:

感想

いつもヤマレコを頼りにしている60歳台の山好き夫婦です。
この数年は馬力の衰えも目立ってきたので、無理は禁物、自分たちのペースで安全に山を楽しむように心がけています。

「最終便は16:00発です。くれぐれもお間違いなく」。朝7時頃に北沢峠に着く直前、林道バスの運転手さんから告げられたアナウンスが少しプレッシャーとなります。
そう、この日は北沢峠から仙丈ケ岳までの標高差1000mを約8時間半かけて登って降りてくる行程。健脚の方や若い方なら楽勝だと思いますが、歩みがゆっくりな私たち夫婦にとっては、後ろの時間が決まっているのは、ちょっとしたチャレンジ気分です。
そんな心配も杞憂に終わり、ありがたいことに無事に予定通り15:30に下山できました。
色とりどりに咲く高山植物、雲に浮かぶ甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳のおおらかな山容、憧れの稜線歩きなど、ステキな山に出会うことができました。

このレコが同年配の方に多少でも参考になれば幸いです。

<早朝> 仙流荘前のバス乗り場
この日(7/1)は天気の良い日曜日。朝は5時頃から登山客がバス停に並び始めました。林道バスは始発の時間を早めたようで5時45分頃に一号車が北沢峠に向け出発していきました。ちなみに林道バスは合計10台あるとのことで、ざっと300人弱くらいの輸送量はあるようです。

<登り> 北沢峠 -> 小仙丈ケ岳 -> 仙丈ケ岳頂上
北沢峠からの登山道はよく整備されています。前半は樹林帯の中を歩くので眺望はありません。樹林帯を脱出する六号目を過ぎた辺りから視界が一気に開け、甲斐駒ケ岳や北岳が目に飛び込んできます。ここからハイマツを抜け小仙丈ケ岳で小休止し。稜線を歩きながら高度を上げ頂上に向かいます。素晴らしい景色の連続です。

<下り>仙丈ケ岳頂上 -> 仙丈小屋 -> 馬ノ背ヒュッテ -> 薮沢ルート(トラバースルート)-> 北沢峠
頂上で景色を堪能し仙丈小屋まで下って昼食タイム。こちらのトイレは臭いもなくビックリ。仙丈小屋からのカールをしっかり目に収め、さらに馬ノ背ヒュッテまで下リます。途中、ナナカマドの群生があったり、シカの食害から高山植物を守るためのネットがあったりします。
薮沢ルート(トラバースルート)は雪渓、渡渉など注意を要する箇所もありますが、標高差があまりないので、静かな森林歩きを楽しめました。
大滝ノ頭(五合目)からは登ってきた道と同じルートを下ります。二号目から右側の巻道に入りました。こちらの方が緩く下れるので疲れた膝に優しい道のように感じました。

<夕方>北沢峠からのバス
この日は最終の16:00を待たずに乗車できました。多分、週末は登山客を円滑に運ぶため適宜臨時便が運行されているように思われます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1891人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
仙丈ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら