仙丈ケ岳 (仙流荘前泊、一日ゆっくり南アルプスの女王を堪能)
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/no_profile_img.gif)
- GPS
- 08:20
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,157m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは 北沢峠 -> 小仙丈ケ岳 -> 仙丈ケ岳頂上 下りは 仙丈小屋 -> 馬ノ背ヒュッテ -> 薮沢ルート(トラバースルート)-> 北沢峠 薮沢ルート(トラバースルート)は、つい先日(6/30)から通行可能になったらしく、急遽予定を変更し下りに利用しました。途中に雪渓あり、渡渉ありと注意・緊張を要する箇所もありますが、標高差があまりなく、心静かに森林を歩く満足感を味わえました。 |
その他周辺情報 | 仙流荘(前泊) 部屋は和室でしたが清潔で気持ちよく過ごせました。朝夕の食事も美味しいし、食堂のおばさんはとても感じの良い人たちでした。別途料金で翌日のおにぎり(2個)を頼むこともできます。 宿のすぐ隣が林道バス乗り場なので何かと便利です。私は前日にバス券を購入しておきました。また、朝食は5時20分からでしたが、朝5時頃に窓の外では早くも登山客が並び始めていたので、とりあえずザックだけ持って順番待ちのザック列に置いてきました。これで早めに出発するバスに乗車することができ助かりました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
いつもヤマレコを頼りにしている60歳台の山好き夫婦です。
この数年は馬力の衰えも目立ってきたので、無理は禁物、自分たちのペースで安全に山を楽しむように心がけています。
「最終便は16:00発です。くれぐれもお間違いなく」。朝7時頃に北沢峠に着く直前、林道バスの運転手さんから告げられたアナウンスが少しプレッシャーとなります。
そう、この日は北沢峠から仙丈ケ岳までの標高差1000mを約8時間半かけて登って降りてくる行程。健脚の方や若い方なら楽勝だと思いますが、歩みがゆっくりな私たち夫婦にとっては、後ろの時間が決まっているのは、ちょっとしたチャレンジ気分です。
そんな心配も杞憂に終わり、ありがたいことに無事に予定通り15:30に下山できました。
色とりどりに咲く高山植物、雲に浮かぶ甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳のおおらかな山容、憧れの稜線歩きなど、ステキな山に出会うことができました。
このレコが同年配の方に多少でも参考になれば幸いです。
<早朝> 仙流荘前のバス乗り場
この日(7/1)は天気の良い日曜日。朝は5時頃から登山客がバス停に並び始めました。林道バスは始発の時間を早めたようで5時45分頃に一号車が北沢峠に向け出発していきました。ちなみに林道バスは合計10台あるとのことで、ざっと300人弱くらいの輸送量はあるようです。
<登り> 北沢峠 -> 小仙丈ケ岳 -> 仙丈ケ岳頂上
北沢峠からの登山道はよく整備されています。前半は樹林帯の中を歩くので眺望はありません。樹林帯を脱出する六号目を過ぎた辺りから視界が一気に開け、甲斐駒ケ岳や北岳が目に飛び込んできます。ここからハイマツを抜け小仙丈ケ岳で小休止し。稜線を歩きながら高度を上げ頂上に向かいます。素晴らしい景色の連続です。
<下り>仙丈ケ岳頂上 -> 仙丈小屋 -> 馬ノ背ヒュッテ -> 薮沢ルート(トラバースルート)-> 北沢峠
頂上で景色を堪能し仙丈小屋まで下って昼食タイム。こちらのトイレは臭いもなくビックリ。仙丈小屋からのカールをしっかり目に収め、さらに馬ノ背ヒュッテまで下リます。途中、ナナカマドの群生があったり、シカの食害から高山植物を守るためのネットがあったりします。
薮沢ルート(トラバースルート)は雪渓、渡渉など注意を要する箇所もありますが、標高差があまりないので、静かな森林歩きを楽しめました。
大滝ノ頭(五合目)からは登ってきた道と同じルートを下ります。二号目から右側の巻道に入りました。こちらの方が緩く下れるので疲れた膝に優しい道のように感じました。
<夕方>北沢峠からのバス
この日は最終の16:00を待たずに乗車できました。多分、週末は登山客を円滑に運ぶため適宜臨時便が運行されているように思われます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する