焼岳:北アルプスデビュー
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
焼岳→焼岳小屋方面は特にざれていた印象.下る場合は特に注意 小屋→焼岳・穂高分岐の間は熊笹で荒れた感じ.まだ今季は整備が入っていないようです. |
写真
感想
ヤマレコに次々とアップされる絶景の写真を見ていたら居ても立っても居られず,有給休暇を取って遠征.お天気は文句なし!夜行バスで向かって日帰りできる北アルプスコースは限られる.蝶ヶ岳と焼岳で迷った挙句,焼岳に決定.
●中の湯〜焼岳
バスでのアクセスの場合,釜トンネル手前で下車.中の湯温泉の前を通り,つづら折りの坂道を歩いて登山口に到着.カーブは全部で10個ぐらい.私はずっと道なりにアスファルト道路を歩いて行きましたが,中の湯温泉から若干ショートカットがあったらしい.
標高を上げるにつれて,徐々に穂高のシルエットが見えテンションアップ.続いて焼岳の全容も!木曽駒みたいなカール(?)だなぁと思いつつ,脚を進めます.はやる気持ちとは裏腹に,ちょっと疲れてきてなかなか前に進めない.少し硫黄の臭いもします.絶えず吹き続けるガスも遠目からバッチリ確認できる.足下には可愛らしい小花がいっぱい!あまり名前が分からず,帰ってからみなさんのレコを見つつお勉強…
ガスに少しドキドキしながら,焼岳北峰登頂!石で標柱を支えているようだけど触ると倒れてしまいそうでした.南峰は行けないみたいですね,残念.北峰からの眺めはもう圧巻!!上高地の川の水の青いこと!焼岳からもその青さが分かるなんてすごい.そして穂高・槍の迫力が凄い!暫し絶景を堪能したら,焼岳から離れたところで休憩するために(ちょっとドキドキなので)そそくさと下山.一応何かの時のためにヘルメットを持ってきたけど,結局使わなかった(使わずに済むのが1番).
●焼岳〜焼岳小屋
焼岳→上高地への下り始めは結構ザレています.慎重に.中尾峠まで下りればあとは危険はありません.
少し小刻みなアップダウンを繰り返して焼岳小屋のある新中尾峠へ.9時ちょっとすぎとかなり早めだったけど,エネルギー切れだったのでご飯休憩.思いのほか暑くて水がほとんど残ってない.仕方なく小屋で500mlの水を購入.
●焼岳小屋〜焼岳・穂高分岐
ごはん休憩したら,だいぶ落ち着いてしまって,気分は下山モード.だけど自分に鞭打って(?)「予定通り焼岳・穂高分岐まで行って下山しよう,ほぼ稜線歩きのはず」と出発.ところが予想以上に小刻みなアップダウンが足腰に来る.既にだいぶ疲れていて脚がガクガク.さらに暑くて,小屋で買った水もほとんど飲んでしまい... 分岐で最後の一口を飲んだらなくなってしまった><
●焼岳・穂高分岐〜上高地
分岐から少し登れば山荘がある.そこまで登って水を買おうか?と一瞬悩んだけど,「登って更に喉が渇いて,買ったそばからなくなるだけ?」と思い,そのまま下山.登る気力もあまり残ってなかったし,幸い下山路は日影が多かった.登山口まで下りた時には心底ホッとしたと同時に「早く水が欲しいっ!!」と上高地バスターミナルまで急ぐ.川の水の色が本当に素晴らしくて,穂高の絶景にも感動しつつも,頭の中は「水水」... 川の水さえも飲みたくなる!
バスターミナルの売店で500mlのポカリスエットを購入.売店の方に「今下りてきたばっかりって感じですね」と見透かされました.多分,下りてきた人たちはみんな私のような顔をしてるんでしょうね(笑).買ったポカリはその場で500ml一気に飲み干してしまった.それでも足りず,追加で水を購入.生き返りました〜!
●日帰り温泉@アルペンホテル
その後はまずは日帰り温泉へ.3Lぐらいの水を飲んだのに,脱衣所の体重計に乗ってみたら,いつもより1.5kg少ない!!どれだけ汗かいたんだ... ただし,家に帰って再度体重計に乗ってみたらいつも通りになっていました :P (分かってはいましたが,やっぱり水分量だけだったのね><)
お風呂後はソフトクリームを食べつつ,バスの時間まで河童橋付近でぽけーっと絶景を眺めていました.何て贅沢な時間!
水道の蛇口をひねると上高地の冷たくて美味しい水がいただけます♪
次は大本命(槍・穂高・常念方面)に行きたいなぁ.山デビューから4年ちょっと.そろそろチャレンジしたい.
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