八ヶ岳 唐沢鉱泉〜天狗岳〜夏沢鉱泉

2018年07月26日(木) ~ 2018年07月27日(金)

• GPS: 08:00
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,611m
• 下り: 1,603m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:55
• 合計: 8:53

6:52 唐沢鉱泉
7:55 8:00 唐沢鉱泉分岐
9:10 9:25 第一展望台
10:15 10:30 第二展望台
11:20 11:45 天狗岳
12:15 12:20 東天狗岳
12:45 12:47 白砂新道入口
13:05 13:07 根石岳
13:18 13:55 根石岳山荘
14:05 14:08 箕冠山
14:36 14:37 夏沢峠
15:00 15:05 オーレン小屋
15:45 夏沢鉱泉

2日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:57

7:13 夏沢鉱泉
8:12 8:17 オーレン小屋
9:08 9:10 箕冠山
9:20 9:25 根石岳山荘
9:42 9:45 根石岳
9:59 白砂新道入口
10:23 10:36 東天狗岳
10:56 10:57 天狗岳分岐
11:48 11:49 中山峠
11:55 12:55 黒百合ヒュッテ
13:46 13:55 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
15:10 唐沢鉱泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日は諏訪IC近くのホテルに宿泊。駐車場は二日目に宿泊する唐沢鉱泉宿泊者駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

唐沢鉱泉・夏沢鉱泉のいずれにも登山ポストあり。西尾根からの西天狗岳直下は岩登りあり。東天狗岳から白砂新道へは、ピーク直下にヤセ尾根と鉄製網橋あり。

その他周辺情報

1日目：根石岳山荘にて昼食、夏沢鉱泉宿泊
2日目：黒百合ヒュッテにて昼食、唐沢鉱泉宿泊

写真

登山口は、唐沢鉱泉の玄関前から少し上流側に歩いた先にある「しゃくなげ橋」。唐沢鉱泉前には、学校登山の沢山の小学生が集合してました。

しゃくなげ橋を渡ると西尾根、橋を渡らず真っ直ぐ進むと黒百合平。6時出発予定が、約1時間遅れての出発って・・・。

どんこシイタケみたいで美味しそうだけど、食べられるのか？

枯尾の峰分岐に到着しましたが、歩き始めて早々にトラブル発生中。普段朝食を食べないのに、おにぎりを食べ過ぎてしまったようで、猛烈な吐き気に襲われ続けています。

飲んだ水を嘔吐すること数回で精神的にもやられ、この後、体にも支障が出始めます。左脹脛→右脹脛をつりそうになり、その後左右の内腿にも同じような症状が。

つりそうになる度に、ストレッチとマッサージのために休憩。5〜10分程度でなんとか回復を繰り返していますが、もうぐったり。ここは展望台じゃなかったし・・・。

樹林帯を抜けて視界が開けたので、少しは気も紛れるか。

第一展望台到着。

眺望はいいんですが、楽しむ余裕がない(>_<)

徐々に吐き気は治まってきましたが、足の方は・・・。

こんな場所もあるので、バランスは崩さないように。

第二展望台到着。がんばれ俺。

西天狗岳へ最後の登りは岩登り。ここで今度は、連れの心が折れそうになり、数歩登るごとに休憩の繰り返し。

岩登りの途中で、彩雲が見られました。

足下に気を付けながら振り返れば、素晴らしい景色。

向うに見えるのは東天狗岳。朝、唐沢鉱泉で別れた小学生達が東天狗に到着していました。西と東の頂同士で「ヤッホー」と声を掛けあったり手を振ったり(^O^)／

この先、あっちの方へ歩いて行くんだな。どこまで行けるか？

あの尾根を歩くんだろうか？

西天狗岳への登りは、大岩だらけだったけど、東天狗岳へ向かう下りはガレ場。

一旦少し下って、あそこをまた登るのね。

日差しが強いので、サングラスと帽子を着用。

気持ちがいい尾根道。

西天狗岳の南側は崖。

東天狗岳へも岩場があった。

あれが硫黄岳かな。かなり遅れたけど、果たして・・・。

さっき登って下りて来た西天狗岳。南北の斜面の違いが激しい。

東天狗の崖も、なかなかのもの。

ここを下りなければいけません。

足下のロープのすぐ先は、見事に切れ落ちていて、下半身がムズムズします。

正気か？こんなの、コワイよ〜。

ビビりながら、何とか下りてきました。登山歴数十年のベテランさん曰く、怖い位が丁度いい、慣れた時が本当に怖いんだと。

白砂新道入口。いつか本沢温泉にも入りたい。

根石岳へ、広い尾根道からトラバース。

さっき通った橋。やっぱり正気じゃない。

綺麗な稜線で、ずっと見ていたくなります。

あれが根石岳山荘だな。

おっ、犬なのか、それとも。

根石岳山荘到着。1日目に硫黄岳に行く予定でしたが、スタート遅れと体調不良で、予定よりかなり遅れてしまったので諦めました。

昼食もフリーズドライで簡単に済ませてガンバル予定でしたが、持参したクリーム系パスタも体が受付そうもなかったので、急遽、根石岳山荘でランチをいただくことに。

「すいませ〜ん、まだご飯食べられますか〜？」、「は〜い食べられま〜す」、「おすすめは何ですか〜」、「カレーで〜す」。

週末限定メニューの夏野菜カレーがありました。クリームパスタが駄目なのに、カレーかいっ。スパイシーで美味しいカレーでした。

箕冠山の登り口ですれ違った学校登山の中学生達。細い道のため、全員が下りて来るまで下で待機しましたが、予想外の大人数でかなり待たされました。それでも、ほとんどの子があいさつをし、中には脱帽しお辞儀をする坊主頭の子までいて、少し元気をもらった気がします。ありがとう。

硫黄岳は諦めましたが、直接オーレン小屋には下りず、爆裂火口を見るため夏沢峠まで行くことにしました。

近付くとすごい迫力。

夏沢峠にも、別の学校登山の子供達。

オーレン小屋まで下りてきました。いい天気だな〜。

水が豊富なのね〜。

顔を洗ってさっぱり。

さすが、苔の本場。

水も綺麗だ。ドボンと入りたいっ。

一面の苔。

山小屋初体験の、夏沢鉱泉に到着。今日はここで宿泊です。

日帰り入浴もやってます。

個室をお願いしたら、角部屋を用意していただきました。布団はフカフカ、タオルや歯ブラシ付き。これが山小屋のスタンダードでないことは分かっています。

鉱泉の沸かし湯。鉄味があります。

石鹸やシャンプーが使えるのも、山小屋のスタンダード以上。運営されている方々の努力に感謝。

気温は21度でも日差しが強くて暑い。外のテラスでの生ビールが美味い。

立派な夕食。

食後にデザートまで出て来るとは。

山小屋の朝は早い。朝食は6時から。

遠くに見えるのは、槍か？

モンベルフレンドリーショップ。カード決済まで出来ちゃいます。もはや山小屋ではない。初山小屋ですが(￣▽￣)

昨日下りてきた道を、オーレン小屋まで登ります。

オーレン小屋に到着。水を無料でいただけるの有難い。冷たくて美味しいお水ですが、ポカリスエットを買いました。

オーレン小屋の分岐から箕冠山へ。1日目に硫黄岳に行けなかった場合、2日目に行くことを考えていましたが、昨日のこともあるので、今回は硫黄岳は諦めることにしました。

これ、初めて見るやつ。

遠くに雲海が見えてきた。

時間が早いこともあり、昨日よりも雲が無くて素晴らしい。

本当に綺麗だっ。

今日も根石岳山荘へ立ち寄り。

根石岳山荘トイレからの景色がこれって、ヤバすぎる。

行けなかった硫黄岳山頂付近。待ってろよ！

こっちは赤岳かな。ここに行くには、まだトレーニングが必要だな(￣▽￣)

昨日登ってきた道を戻ります。根石岳からのこの景色好きだなぁ。

東天狗のアノ場所だけは怖いけど。

同じ根石岳から反対側。こっちもいいなぁ。

以前よりも細くなっていると、どなたかが書いていましたが(^-^;本当にいつ崩れてもおかしくないような気がします、

遠くに見える池は、白駒池かな。

東天狗のアノ場所を、反対側から。

遠くに黒百合ヒュッテが見えています。まずは、あそこまで。

遠くに見えるは、浅間か。

ここは、中山峠経由で黒百合ヒュッテへ。

途中で木道が出現

右側が西天狗がですが、北側から見ると、南側斜面の荒々しさの微塵もありません。

こちらが中山峠でした。中山峠から黒百合ヒュッテまでコースタイム5分となっていましたが、どうりで到着しないはずだよ(^-^;

平坦な木道に出てきたらもうすぐ。

黒百合ヒュッテ到着。

ベンチをお借りして、夏沢鉱泉謹製弁当。

陽当たりの良い場所は日差しが強くて暑く、日陰だとちょっと肌寒く、行ったり来たり。

黒百合ヒュッテから先は、大岩がゴロゴロ転がる上を歩きます。

迂回路がオススメ。

分岐は、唐沢鉱泉へ向けて。

無事に下りてこられた。

カラマツだ。秋も綺麗そうだ。

唐沢鉱泉の建物が見えた。

唐沢鉱泉の源泉は冷たい。

西尾根の登山口は右へ。黒百合平へは、右でも真っ直ぐでも。

日本秘湯を守る会も久しぶりです。今日はお世話になります。

本日の夕食。

五一ワインで乾杯。

綺麗な夕焼け。

雰囲気の良い温泉。

朝食。

今回の部屋。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

hito_masa