西穂高独標（ロープウェー→上高地）と上高地散策（明神池）【岐阜県・長野県】

2018年09月02日(日) ~ 2018年09月03日(月)

• GPS: 13:03
• 距離: 25.4km
• 登り: 688m
• 下り: 1,322m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 2:27
• 合計: 7:56

7:31 西穂高口(千石平)
7:56 旧ボッカ道分岐
8:37 8:53 西穂山荘
9:07 9:09 西穂丸山
9:55 10:34 西穂独標
11:08 11:25 西穂丸山
11:37 12:23 西穂山荘
12:33 12:34 丸山南分岐(田代橋方面)
12:35 焼岳・上高地分岐
14:08 14:14 西穂高岳登山口
14:15 14:17 田代橋
14:24 14:42 ウェストン碑
14:52 上高地アルプス山荘
15:01 無料トイレ
15:27 河童橋

2日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:21

5:03 河童橋
5:07 日本山岳会上高地山岳研究所
5:15 5:16 岳沢湿原・岳沢登山口
5:53 5:58 嘉門次小屋
5:58 6:12 明神池
6:13 嘉門次小屋
6:17 6:19 明神橋
6:23 明神館
6:56 6:57 河童橋
8:18 上高地アルペンホテル
8:28 8:31 ウェストン碑
8:38 8:39 上高地公園活動ステーション
8:44 河童橋
8:50 8:52 上高地バスターミナル
8:57 上高地アルプス山荘
9:05 9:06 ウェストン碑
9:10 田代橋
9:19 上高地アルプス山荘
9:24 上高地バスターミナル

�� 9/2：
新穂高 ＝ 鍋平、白樺平 ＝ 西穂高口
西穂高口 725 ― 発前Mt 731 ― ゲート(登山届け提出) 736/741 ― 西穂山荘 839/852 ― 西穂丸山 908/911 ― 西穂独標 957/1030 ― 西穂丸山 1108/1125 ― 西穂山荘 1138/1226 ― 西穂・焼岳分岐 1234 ― 西穂登山口 1413/1414 ― 田代橋右岸 1417 ― 河原で休憩 1423/1441 ― 河童橋左岸 1503 ― 上高地の宿泊先 1508

��9/3：
上高地の宿泊先 500 ― 河童橋 503 ― 岳沢分岐 514 ― 治山道合流 537 ― 治山道分岐 539 ― 明神池分岐 550/551 ― 穂高神社奥宮 554 ― 明神池 557/611 ― 明神池分岐 615 ― 明神橋 617 ― 明神 623 ― 河童橋 658 ― 上高地の宿泊先 702/816 ― ウエストン碑 828/830 ― 河童橋 845 ― 上高地バスターミナル 850 ― 田代橋 910 ― 上高地バスターミナル 923

● 行動時間
�� 9/2　7:43
�� 9/3　4:23

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

●今回の移動
　9月1日　： （家 ＝ 新大阪 ＝ 新穂高温泉）
　9月2日　：　新穂高温泉 ＝ 西穂高口 − 西穂独標 − 上高地（泊）
　9月3日　：　上高地 ― 上高地散策 ― 上高地、（上高地 ＝ 新大阪 ＝家）

●登山口へのアクセス
○上高地
・言わずと知れた、北アルプスの表玄関。各大都市からのバスや路線バスが多数ある
・自家用車の場合には、平湯か沢渡に駐車し、バスに乗り換える
・平湯からのバス利用であれば、上高地〜平湯は片道1,160円、往復2,050円　（2018年9月時点）

○新穂高
・国道471号「栃尾温泉」から岐阜県道475号を進み、その終点が新穂高バスターミナル
・新穂高は登山者ばかりではなく観光客も集まる。それゆえに、駐車場は観光客用と登山者用に分けられている。専ら、利用実態に応じた区分となっている
・登山者用駐車場は無料。新穂高バスターミナルの約700m手前、スノーシェッドの途中左手に入口が2箇所ある。深山荘駐車場の奥に、数段に分かれた駐車スペースがあり、かなりの台数が駐車できる。最奥段からは新穂高に向けての短絡道がある。ちなみに新穂高バスターミナル近傍には観光客用の駐車場があるがいずれも有料であり、かつ、車の出し入れ時間も制約を受ける
・バス便は、平湯や高山、上高地や松本からの便と、高速バス便がある。平湯温泉から約45分、890円
（2018年9月時点）

コース状況／危険箇所等

○西穂高口〜西穂山荘
・最初のうちは平坦、過半を超えて一気に登る

○西穂山荘〜西穂独標
・丸山までは大きな石積みの登り。その先でハイマツ帯を越える。単調な急勾配。最後は標高差約40mの岩登りで西穂独標

○西穂山荘〜上高地
・尾根から斜面を一気に下降するルートだけに、ずっと急勾配
・人工的に整備した石積み階段や木段が多数あり、手入れされている。また蛍光色の標示板も多数あるので道はわかりやすい
・下部が急勾配で上部はそれよりは緩い

○上高地〜明神池
・左岸は湿原の中の散策道。右岸にある涸沢や槍ヶ岳へのメインルートとは趣が異なる
・明神池はコースからやや外れるが、その神秘的な姿は必見

その他周辺情報

●買う、食べる
・上高地には売店があり、(季節等にも拠るのであろうが）早朝から開いている。ありがたい
・ここには、お茶等のペットボトルや僅かながらの食べ物もあり、最後の手段としては利用できる
・同じく上高地には食堂もあるが、間もなく開店しそうな風情ではあったが、まだ開いていなかった
・付近のホテル等にも、食べ物屋は多数ある

●日帰り温泉
・上高地にも、日帰り温泉を提供する施設がある
・平湯は名前から想像できるとおりの温泉地。日帰り温泉施設も整備されている。平湯バスターミナルから徒歩3分程のところには「ひらゆの森」がある

写真

9/1 21:52

今回はチャーターバスにて出発です【新大阪バスターミナルにて】

9/2 6:39

【新穂高ロープウェー白樺平駅にて】

9/2 6:45

【新穂高ロープウェー白樺平駅にて】

9/2 6:56

歩道を進みロープウェー乗り場を目指します【新穂高ロープウェー白樺平駅にて】

9/2 7:01

今日は7時から運転開始のようです。休日につき繰り上げスタートのようです【新穂高ロープウェー白樺平駅にて】

9/2 7:02

焼岳が見えます。B班はこちらに向かいます【新穂高ロープウェー白樺平駅にて】

9/2 7:16

笠ヶ岳はガスの中。肩だけ見えています【新穂高ロープウェー白樺平駅〜西穂高口駅】

9/2 7:20

遠くは白山方面でしょうか【新穂高ロープウェー白樺平駅〜西穂高口駅】

9/2 7:21

西穂高岳を見ます。右寄りの突起が独標です。その辺りはまだ見えています【新穂高ロープウェー白樺平駅〜西穂高口駅】

9/2 7:23

西穂高口駅に到着です。標高は2,156m。約550mの登りです【新穂高ロープウェー西穂高口駅にて】

9/2 7:25

花はあとで【新穂高ロープウェー西穂高口駅にて】

9/2 7:33

駅からすぐに播�肋綽輿�があります。槍ヶ岳の開祖とされる上人さま【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 7:34

しばらくはこんな散策路を行きます【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 7:37

登山届はここで提出です【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 7:51

【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:04

ウラジロナナカマド【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:26

シラネセンキュウ【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:27

ロープウェー西穂高口駅が見えます【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:30

ホソバノキリンソウでしょうか【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:35

山荘が見えてきました【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:37

タテヤマアザミ【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:38

ヤマハハコ【西穂高口駅〜西穂山荘】

9/2 8:38

山荘前にて小休止です【西穂山荘前にて】

9/2 8:44

ガスってきました。今日はずっとガスが出たり消えたり【西穂山荘前にて】

9/2 8:53

西穂高岳にも行けそうな距離ですが、今日は独標までの予定です【西穂山荘前にて】

9/2 8:59

大きな石積みの登りを進みます【西穂山荘〜丸山】

9/2 9:05

ウラジロナナカマド。赤い実もなっています【西穂山荘〜丸山】

9/2 9:06

ハイマツ帯を登ります【西穂山荘〜丸山】

9/2 9:06

丸山ピーク（左手）とその先に続くひたすらの登り坂【西穂山荘〜丸山】

9/2 9:07

【西穂丸山にて】

9/2 9:09

丸山にて振り返って撮影。手前は平坦です【西穂丸山にて】

9/2 9:12

ウラジロナナカマド【丸山〜西穂独標】

9/2 9:37

独標までは見えません【丸山〜西穂独標】

9/2 9:37

今回のA班。まだ元気です【丸山〜西穂独標】

9/2 9:51

独標下のコルに着きました。独標は見上げるような存在です。【丸山〜西穂独標】

9/2 9:52

メンバーも次々到着します【丸山〜西穂独標】

9/2 9:53

イワツメクサ【丸山〜西穂独標】

9/2 9:57

独標に到着です。岩の上には“11峰”の記しがあります【西穂独標にて】

9/2 9:59

次々とよじ登ってきます【西穂独標にて】

9/2 10:01

この先の10峰でしょうか、降りて登る様子です。厳しい岩の登降が続くようです【西穂独標にて】

9/2 10:05

全員で【西穂独標にて】

9/2 10:27

さて、では下山です【西穂独標にて】

9/2 10:34

慎重に下降します【西穂独標〜丸山】

9/2 10:35

上のほうは壁のようです【西穂独標〜丸山】

9/2 10:40

独標の手前のピークを巻きます【西穂独標〜丸山】

9/2 10:42

ヤマハハコが群生しています【西穂独標〜丸山】

9/2 10:42

尾根沿いの岩岩道を下ります【西穂独標〜丸山】

9/2 10:46

花は…オンタデでしょうか？【西穂独標〜丸山】

9/2 10:48

引き続き、稜線を行きます【西穂独標〜丸山】

9/2 10:48

この辺りのハイマツは背が低く見渡しが利きます【西穂独標〜丸山】

9/2 10:53

次第にハイマツがコースを覆う所も現れます【西穂独標〜丸山】

9/2 10:59

岩くずの長い下り。登りも厳しかったけど【西穂独標〜丸山】

9/2 11:07

コケモモの残り花【西穂丸山にて】

9/2 11:09

振り返ります。連続的な一気の坂でした【西穂丸山にて】

9/2 11:11

方面が判りません。白山方面でしょうか【西穂丸山にて】

9/2 11:14

ロープウェー西穂高口駅が見えます【西穂丸山にて】

9/2 11:18

笠ヶ岳は相変わらず雲の笠をかぶっています【西穂丸山にて】

9/2 11:17

その中腹。雪渓が見えます【西穂丸山にて】

9/2 11:30

振り返ります。西穂はガスの中のままです【西穂丸山〜西穂山荘】

9/2 12:25

山荘前に戻ってきました。昼食を食べて再出発です【西穂山荘前にて】

9/2 12:27

ハクサンフウロ。一株だけ目にしました【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:28

花は…カラマツソウでしょうか、ヤマブキショウマでしょうか？【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:29

上高地へと下ります。焼岳への尾根道はこれより下部で分岐しています【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:30

ミヤマトリカブト【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:30

ミヤマシシウド【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:30

【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:31

【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:33

焼岳方面中尾峠に向かう稜線道との分岐点です。抜けた方によると、道の整備状態はやや悪いようです【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:37

葉が見えませんが、ミヤマキンポウゲでしょうか【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:39

美しい樹林帯です【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:41

趣があります【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:41

カニコウモリでしょうか【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:55

霞沢岳がちょっとだけ見えます。【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:58

ゴゼンタチバナの赤い実【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 12:59

帝国ホテルが見えてきました【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 13:02

シシウドでしょうか【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 13:15

恐ろしげな木橋を渡ります【西穂山荘〜田代橋端登山口】

9/2 14:12

上高地側の登山口に来ました【田代橋端登山口にて】

9/2 14:13

振り返って撮影【田代橋端登山口にて】

9/2 14:16

田代橋の上から。穂高は姿を見せません。梓川の流れは澄んでいます【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:18

ノコンギク。群生していました【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:21

サラシナショウマ【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:27

焼岳もガスの中です。B班大丈夫かな【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:32

明神も頭が見えません【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:42

川沿いを進みます。お猿の大群に遭遇しました【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:43

小猿がよじ登る傍らで、親御さんはえさ取りに夢中です【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:45

すれ違いますが、全然我関せず。先住民を主張しているようです【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:47

梓川の河岸と明神岳方面【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 14:59

河童橋が見えてきました。天候のせいでしょうか、人出が少なく感じます【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 15:01

美しい光景です【田代橋〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/2 15:06

山荘に到着しました。観光地上高地にありながらも、山荘です【西糸屋山荘にて】

9/3 5:03

翌3日朝です。雨は降っていないので、明神池に向けて出発です【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:14

岳沢分岐に来ました。ここまでは、数年前に来たことがありました【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:15

幻想的な光景です【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:16

もう一枚【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:22

優美な散策路です【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:22

豊かな自然を感じます【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:37

一旦、治山道路に合流します。このあとすぐに再び遊歩道が独立します【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:42

さらに神秘性が高まってきます【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:44

湿原に伸びる遊歩道【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:45

明神池が近づいてきます【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:50

一旦梓川の河原に出ます。まもなく明神池への分岐点です【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:51

ここで一旦分かれて明神池を目指します【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:52

穂高神社奥宮の鳥居をくぐります【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:52

明神岳が背後に聳えています【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:53

黎明期の立役者、嘉門次さんの名を継ぐ小屋です【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:55

穂高神社奥宮に着きました【西糸屋山荘〜明神池】

9/3 5:57

池へのゲートを開けて頂きました。料金を払って入ります。来て良かった、と思える神秘のカットです【明神池にて】

9/3 5:59

背後の明神だけと二之池【明神池にて】

9/3 6:01

みんな見とれています【明神池にて】

9/3 6:02

二之池には、浮島のように木々を伴う小島がいくつもあります【明神池にて】

9/3 6:02

山水画の世界。いや自然が創り出しています【明神池にて】

9/3 6:02

自然の造りだす景観は美しい【明神池にて】

9/3 6:03

みんな、ただただ見入るばかり【明神池にて】

9/3 6:04

一之池には、まだ薄く靄が残っています【明神池にて】

9/3 6:04

まるで東山魁夷の世界ですね【明神池にて】

9/3 6:05

幻想的です【明神池にて】

9/3 6:06

そこにカメラマン【明神池にて】

9/3 6:13

嘉門次さんと明神池について書かれています【明神池〜明神館】

9/3 6:17

明神橋を渡ります【明神池〜明神館】

9/3 6:17

梓川の美しい流れを跨ぎます【明神池〜明神館】

9/3 6:18

橋から見上げる明神岳【明神池〜明神館】

9/3 6:20

ライチョウか、と思いきや、イワヒバリでしょうかね【明神池〜明神館】

9/3 6:23

明神の石標【明神館にて】

9/3 6:34

きれいな樹林です【明神館〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/3 6:57

河童橋まで来ました。焼岳がしっかりと姿を見せています【明神館〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/3 6:57

でも穂高の山々は今ひとつ【明神館〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/3 6:57

西穂高岳は見えています。独標も見えています。左の山並みから辛うじて見えている頭でしょうか【明神館〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/3 6:58

橋の上は、メンバーで独占状態です【明神館〜河童橋〜西糸屋山荘】

9/3 8:24

サラシナショウマ【西糸屋山荘〜ウエストン碑】

9/3 8:28

碑に到着しました【ウエストン碑にて】

9/3 8:28

碑の説明文です【ウエストン碑にて】

9/3 8:28

碑を拡大します【ウエストン碑にて】

9/3 8:30

霞沢岳も頭はガスの中【ウエストン碑にて】

9/3 8:40

ノコンギク【ウエストン碑〜河童橋〜上高地バスターミナル】

9/3 8:44

穂高は相変わらず厚い雲の中【ウエストン碑〜河童橋〜上高地バスターミナル】

9/3 8:45

焼岳もガスに隠れてしまいました【ウエストン碑〜河童橋〜上高地バスターミナル】

9/3 8:55

西穂独標の辺りは見えています。中央のギザギザの二個目でしょうか【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:01

穂高の山々が姿を現しました！【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:10

田代橋からです。今日は穂高の山々を見ることが出来ます。しかし、実は一瞬のことでした【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:19

西穂の山々です。左寄りのギザギザ2つ目が西穂独標でしょうか【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:20

西穂から奥穂を経て前穂にかけての稜線です【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:21

バスターミナルに戻ってきました【上高地バスターミナル〜田代橋（往復）】

9/3 9:38

帰りのバスの車窓から撮影。焼岳が見えています【上高地バスターミナル〜平湯（バスの中にて）】

9/3 9:40

穂高の山々が水面に姿を写しています【上高地バスターミナル〜平湯（バスの中にて）】

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

感想

otoh

○西穂独標
　以前所属した会社の山の会全社大会にオープン参加。今回は総勢35名ということで、毎年増加している。盛況なによりだ。
　新大阪からのチャーターバスで新穂高のロープウェー乗り場へ。始発時刻の便で西穂高口へ。ロープウェーの車中から見ると、西穂高は辛うじて姿が見えるが、穂高も笠・抜戸も濃いガスの中だ。
　西穂独標を目指すA班は、今回は9人。ほかには焼岳を目指すB班や上高地散策のC班がいるのだが、彼らはバスで上高地に向かった。
　こちらは、軽いミーティングの後に出発。登山届を出して樹間の小径を行く。途中からやっと登り始め、木の間から出発地であるロープウェー駅が見え始めると、やがて西穂山荘に。
　ここで小休止し、先へ。
　足には悪そうな大きめの石積みを登って行く。山荘から先は薄いガスの中だが、丸山辺りまでは見えている。小ピーク丸山は笠ヶ岳の好展望台のようだが、笠ヶ岳が雲の笠をかぶっていては仕方がない。その先から始まる一様な斜面に続く登り道が、ガスの中からにわかに現れてきた。
　本格的な登りにさしかかると、バス泊の寝不足気味が露わになり、足取りも重くなる。やがて、ハイマツ帯も切れ露出した尾根道となる。最後のピークを左に巻き、独標との間のコルに降り立つ。そこからは独標は見上げるような直立岩峰だ。岩に塗り記されたペンキを正確に追い山頂を目指す。やがて山頂標が見えて頂上着。
　頂上はさして広くはない岩組。山頂標の脇の岩には“11峰”とも書かれている。西穂高岳までには11回ピークを踏むということだろうか。皆一様に達成感と疲労の相まみえた表情だ。
　あいにくにもガスのため殆ど景色は見えない。お隣のピークは見えるが、登ってきた側以上に急峻な壁を降りて再び登ることがわかる。時間も早いので西穂高岳にも行きましょう、とは誰も言わない。
　ちょっとでも景色が見えたらとの期待も込めて少し待ったが、変わりようもないので下山へ。慎重に壁を下り、一本調子の下りへ。途中で南西方向などが見え隠れする陽が出たりもするが、基本は曇り空だ。西穂山荘前で昼食。要領よく、山荘での昼食を当て込んでいただ方もあったが、大半のメンバーは外で車座になって食べた。
そこからは樹林帯の壁面の下り道。最初のうちこそお花畑のようで楽しめたが、そのあとはただひたすらに下降するばかり、整備の時代の問題なのか、木段や木組みはしごなどが現れる。鎖場はないので歩きやすい方だが、一気に800m以上の下降は足に来る。
　上高地の遊歩道に合流したとたんに観光客の喧噪に巻き込まれ、一気に下界を感じさせられる。田代橋を渡り左岸を進み、途中の河原で小休止。梓川の水は澄んでいる。河童橋を渡って宿へと行く。
　もう一度出陣して明神池に行こうとしたのだが、あいにくにも土砂降り。近所の散歩にとどめて宿でゆっくりと過ごすことになった。
　夜はまたも大宴会となったが、今回は甲斐性よく散会し、一部メンバーだけが部屋のみを続けたようだ。

○上高地散策（明神池、ウエストン碑）
　早朝5時出発で明神池を目指す。きびきびと行動すれば、宿の朝ご飯には間に合いそうだ。
　田代橋から先は、昨日の雨もあって水たまりも目立つ。見覚えのある岳沢分岐を過ぎると、湿原の木道も混ざる、絶好の散策道となる。まだ朝早く、誰ともすれ違わずに、進む。
　やがて、明神橋の手前から分岐して池へと向かう。穂高神社奥宮の背後に池があり、料金は300円となっている。支払って池の畔へと進む
　薄く靄が出て、なんとも神秘的な佇まい。二ノ池も同様。
　今回初めて明神池に来たが、全てに自然の美しい上高地だが、中でも極めて美しい場所だと感じた。
　帰りは左岸で急速帰着。朝ご飯の後にはウエストン碑を往復し、バスの中に荷物を置いた上で、田代橋へ。河岸を歩くと、最後にようやく穂高の山々が顔を出してくれた。昨日登った西穂独標も見える。田代橋からもよく見える。ところが帰りには再び山々はガスの中へ。まさに一瞬のプレゼントであった。
　バスの中からは大正池越しの焼岳なども見えた。
　辛うじて雨にも遭わず、なんとか眺望も得て、愉快なメンバーでワイワイと、楽しい山行きであった。