白根三山幕営縦走(説教してくれる人がいる)。
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- GPS
- 21:37
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,984m
- 下り
- 3,688m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:07
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:35
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:快晴 3日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田駐車場を利用 北緯35度34分49秒, 東経138度18分13秒 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=28640 ※ 今回は、予定していた上記(第2)駐車場でなく下山後のお風呂などのことを考慮し第1駐車場を利用しました。 ・ 登山口までの道路状況 マイカー規制区間があるため甲府駅・芦安・奈良田の各所よりバスまたはタクシーを使用。 山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/ 上記にて確認のこと。 ・ トイレ 各小屋にあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 北岳・甲斐駒(南アルプス) 標準コースタイム : 約19時間25分 標高 : 北岳(3193.0m) 標高差 : 奈良田駐車場より(2363.0m) (ヤマレコ:ルートwiki) https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=1039 |
その他周辺情報 | ・ 下山後の温泉 町営 奈良田の里温泉(女帝の湯) http://hayakawakankou.daa.jp/archives/spot/naradanosato/ 温泉総選挙2016 うる肌部門 第3位の温泉なんだそうです。 奈良田温泉バス停と奈良田バス停の間の遊歩道を登って行った場所にあります。 温泉は急斜面の上にあるため、駐車場がありません。 ・ 下山後の食事(今回は利用していませんが、参考までに) 古民家カフェ 鍵屋 https://cafe-kagiya.com/ レストラン ヒマラヤ(甲府市内のビッグボーイに行ったんですが、その近くにあり気になりました) https://hitosara.com/tlog_19004492/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
(1)
深田久弥の日本百名山では、こう評しています。
白馬三山(白馬・杓子・鑓)や、立山三山(雄山・浄土・別山)のように、一括して呼ぶにはあまりに規模が大きすぎる ・・・ と。
(2)
奈良田へは高崎線新町駅からマイカーだと雁坂有料道路(片道730円)の往復となるため、高速道路料金がかからないのも魅力。
向かう途中、マイカー規制(開運隧道通行止め)の看板があり、大丈夫なんかなと思ったら、奈良田から先が開運隧道でした。
最終コンビニは、セブンイレブン身延甲南運動場前店。
早川町は美しい村にも登録されている日本一小さい町ですが、夜間利用できるような店舗は何もないです。
もちろん、トイレもないのでコンビニで総て済ませましょう。
道としては、七面山へ向かう道と同じです。
(3)
第1バス停駐車場に停めました。
その先の第2駐車場の方が広いです。
ただ、これより先に駐車場なしの看板あるけど、暗いと解りづらいかも?
そして仮設トイレだし、下山後に奈良田温泉に行くことを考えると第1駐車場の方が便利ですね。
朝3時半くらいに到着
わりと一杯でした。
(4)
パラパラと小雨、こんな時に聞いてるのが、宇多田ヒカルの真夏の通り雨。
セブンイレブンで買った、吉田のうどん冷したぬきを朝食に、雨が止むのを待つ。
初日は、大門沢小屋に泊まる予定でしたが予定を変更。
バスで広河原へ。
ちなみに、Suicaは使えません。
機材のトラブル?で、乗車券発行できなかったけど、なんとか乗れました。
料金は、乗車券1030円+南アルプスマイカー規制利用者協力金片道100円。
(5)
何故かバスが何台も途中から列をなして停車していけれど、特に説明はなかった。
後から「だいたい10時頃になる」とだけ言われて、10時頃にどうなるとかの説明はなし。
警らが戻ってくるのが、それくらいとか?
結局歩き始めるのは、予定していたスタート時間より30分の遅れ。
奈良田は、携帯の電波入る(au)。
広河原は、未確認だけど通話している人がいました。
今回は、久しぶりにテントを担いでいるので、屈まなくても撮れる花だけしか撮れないのが残念。
やはりアルプス、標高差もあるから歩幅が広い。
そうなるとカメラが邪魔くさい。
第2ベンチにて食事。
小雨がぱらついてきたけど、レインウェアを出すほどではない。
一応、ザックカバーだけ装着する。
ふと嫌な予感が、テント場がぬかるんでたら嫌だなーッと。
白根御池小屋に到着。
肩の小屋まで3時間強なので、そのまま向かう。
ここからが、キツい。
前日にほぼ徹夜でカラオケだったことも影響している。
途中で聞いた話しだと、今朝のバスの遅れはバスタブくらいの落石があったことが原因だとか?
最大で4時間半くらいの遅れだったらしい。
肩の小屋に到着。
テント700円
ビール600円
トイレ100円
水も1リットル100円
暖かい食事は完売。
強風のため、テント設営に難儀しました。
夕食は、マルタイ棒ラーメンに餅とわけぎ。
後は寝るだけ ・・・ なんですが、風の音が強くて ・・・ 。
(6)
夜中に外に出てみたけど、星はあんまり出てなかった。
朝食は、焼き鳥ちゃんこめしに、松山あげとわけぎ。
連日の寝不足で、テントの撤収だけで、息があがる。
北岳山荘に到着。
前回は、三脚も持ってきてのテント泊でした。
↓ その時の、スライドショーがコチラ。
農鳥小屋に向かう途中、間の岳のちょっと手前で30分ほど寝ました。
今回は、レコのポイントとなる場所以外でかなり多く休憩を取っているし、実歩行時間だけだったら歩くペースは遅くはないんだけど、とにかく連日の寝不足が原因で時間がかかったのが反省点。
農鳥小屋にて昼飯。
カルボナーラとセブンイレブンの雑炊。
農鳥おやじさんが、若い登山者たちに説教してた。
おやじさんが若い衆に「君らは健脚か?」みたいなことを聞いて、若い衆が「はい」と答えたら「健脚は、こんな時間にここで飯なんか喰うか」って一喝されてました。
怒られてるうちが花ですよ。
小屋のおやじさんも言ってたけど、農鳥小屋を過ぎるとコースタイム通りに歩くのが困難になる。
さすがにテント一式を背負っての肩の小屋から大門沢小屋までは、キツかった。
コースタイムも10時間ないし、標高差も1500弱なんで大丈夫かと思ってたんですが、なめてました。
暗くなる前にカメラをしまう。
なんとか大門沢小屋に到着。
夕食は、マルタイ棒ラーメンに餅、松山あげ。
テント 500円
ビール 500円
(7)
トイレは、ぽっとんで紙なし。
朝食は、鶏団子スープ、切り干し大根、わけぎ、餅。
今回は、食材も大量にあまった。
もっとちゃんと計画すべきだ。
今回思ったのが、ウルトラライトの人が多いこと。
少しは流用すべきかな?
ただ、道具テントもザックも古いモノしか使っていないが道具が悪い訳ではない。
自分は、使いこなせてないと言うだけ。
ザックの外ポケットが少ないのは、工程を暗記できていないから不便と感じるだけだし。
装備で、これからはニットキャップはあった方がいいなと思った。
後は下山するだけ ・・・ なんだが、迂回路でまさかのここにきての登り。
3日間を振り返り、反省点がたくさんある。
2日目は風が弱まるのを待ってからの出立だったが、やはりスタート時間としては遅い。
3日目は工程も短いのでナイトハイクすれば2日で行ける?かとも思ったが、渡渉点で迷うだろう。
根拠のない自信、これが1番いけない。
(8)
‘猯錨帖噌河原のバス、落石の影響。
最大で4時間半の遅れがあったみたい。
マイカーで尚且つ農鳥へ縦走しないなら、芦安からバス利用がいいかな?
縦走する場合でも、最初から大門沢小屋で1泊してから今回の逆ルートにしておけば ・・・ と今更になって思う。
◆.襦璽帆び
もし土日で登るなら、農鳥岳は無理なので、広河原から最短ルートで北岳山荘へ。
山荘に荷物をデポって北岳ピストン。
翌日、天気やメンバーの体力を考慮して行ける人だけ間ノ岳ピストン〜北岳山荘で合流して下山と言うのもありだと思う。
しかし、農鳥小屋から大門沢下降点までの景色は1回は見ておくべき。
ウルトラライトの装備
ウルトラライトの人が、とても多かった。
装備を買い換えるのはたいへんだけど、貴重品とかだけ入れられるウェストバックとかポーチ、サコッシュなどを活用して小屋からのピストンで登るのはいいと思った。
(9)
西関東道路は、点検のため10/02まで夜間交通規制。
総走行距離 : 390.5km
給油 : 147.0円 x 34.20L = 5027円
高速(行) : 730円 (雁坂有料道路)
高速(帰) : 730円 (雁坂有料道路)
燃費実績 : 11.4km/L
テント場の料金と交通費で必要経費、約7600円なり。
最近、東北とかの遠方ばかりだったり、首都圏からの仲間の都合も考えての集合だったりして余計に経費がかかってしまっているが、アルプスに1人で行った方が、安いんだよね。
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