【動画あり】厳冬期 蒲田富士(涸沢岳西尾根)

2019年01月12日(土) ~ 2019年01月13日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,669m
• 下り: 1,669m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:20

9:30 新穂高温泉バス停
10:30 11:00 穂高平小屋
12:30 13:00 白出沢出合
15:50 2050m地点

2日目

• 山行: 11:05
• 休憩: 0:15
• 合計: 11:20

7:30 2050m地点
10:45 11:00 蒲田富士
11:00 白出沢出合
17:30 穂高平小屋
18:50 新穂高登山指導センター
18:50 ゴール地点

天候

1日目:晴〜一時霧〜晴、気温は温かめ
2日目:晴〜霧、気温は温かめ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

12日深夜、高山市街〜新穂高までは薄っすら積雪あり(13日の夜には完全に除雪されていました。)

12日深夜時点で、登山センター直ぐ下の駐車場は4割程度。駐車場にも雪あり。

コース状況／危険箇所等

新穂高〜白出沢出合:トレースバッチリ
白出沢出合〜2400m:急登
2400m〜蒲田富士:蒲田富士直下の雪壁の角度は非常に急。蒲田富士直下の雪量も悪天候時は雪庇に注意。

写真

穂高平小屋から眺める涸沢岳と蒲田富士

牧場のあたり

トレースはこんな感じにバッチリ

白出沢出合。槍に行かれる方が多かったように感じました。

白出沢を渡って一つ目の尾根が涸沢岳西尾根。目印となるトウヒを右に入ると急登のはじまり

ステップもバッチリ

笠ヶ岳山荘が見えました。ということは、まだ埋もれていないということですね

お助けロープは出てました

斜度はこんな感じ

まだまだ登ります

1/13 7:50

急登の中、振り返って、笠ヶ岳方面。

2日目、森林限界を超えます

このあたりから、景色が開けます

1/13 12:02

笠ヶ岳方面

笠ヶ岳、夏に登った時は辛いだけの印象でしたが、こう見るとかっこいい山です

もうすぐ！

ここから気が抜けません

蒲田富士直下の雪壁。

見上げるとこんな感じ。ステップのおかげで、難易度は高くありませんでした。感謝。

上部にある支点

蒲田富士への雪稜と雪庇。

振り返って

1/13 10:47

大パノラマでした

蒲田富士から涸沢岳

ここを歩いている時が、最高に幸せでした。

奥穂〜馬の背〜ジャンダルム、、、。

どちらも見ても、絶景です

下山も気が抜けません

槍平小屋が見えてます

テント適地。確かに張りやすそうです

テントに戻ってきました

トウヒに帰還

時間も遅い為、静寂の白出沢

日本カモシカでしょうか

長いです

帰ってきました。登山センター前の床暖房は最強でした。床暖房の所は完全に乾いており、濡れた装備も数分で少し乾いたくらいです。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

kuiten

涸沢岳西尾根、多くの方々がこのルートから奥穂高岳を目指されるが、自身たちのレベルではまだ難しい為、目標は蒲田富士までとし、穂高連邦の絶景を眺めに行くことにした。

右俣林道の最初から雪ありトレースあり。
多くの方が山に入られている。

白出沢出合〜涸沢岳西尾根も完全なトレースがあり、周知の通り赤テープも多くルートも明瞭。
推奨テント場以外にも、自身で整地や切り出しを行えばテントを張れそうな場所は2500m程までに複数見受けられた。

森林限界を超えると景色が開け、笠ヶ岳の勇姿が拝める。

蒲田富士直下の雪壁の角度は非常に急。慎重な登下降が求められます。
西尾根のトレース並びに、ステップをつけて下さった、先発者様に感謝致します。

蒲田富士直下の雪稜への雪庇はまだ北側にのみ出来ていました。(蒲田富士以降の状況は不明)

蒲田富士からは穂高の山々が一望出来、非常に綺麗でした。
ここから先に進む力量はまだない為、いつか来れることを願い、下山と致しました。