記録ID: 175051
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
宝剣岳
2012年03月16日(金) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 283m
- 下り
- 295m
コースタイム
9:30千畳敷-10:20極楽平-13:32宝剣岳頂上-14:10乗越浄土-15:00千畳敷
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
極楽平への登りは弱層気味でかつ膝までのラッセルとなり、 雪崩の心配もあったんで中間の灌木帯に沿ってほぼ直登しました。 稜線上の積雪量は積雪並みと思います。 時期が3月中旬ということもあり宝剣岳南稜の鎖は埋まっている個所が多く、 ザイルを使う際の支点に今回はスノーバーを使うことが多く時間がかかりました。 気温はそれほど上がらなかったものの雪は全体的に腐り気味だった為、 夏道の木曽側のトラバースを避けて稜線上を下降の際はすべて懸垂で抜けました。 |
写真
感想
当初は空木岳まで縦走する予定でしたが、
あいにく土日の天気が悪いとのことで、
宝剣岳南稜に去年に引き続き今年も行ってきました。
例年4月に入ることの多い千畳敷、
いつもよりひと月早いこの時期の平日とあって静かなものでした。
コースは極楽平から南稜を宝剣岳に向けての時計回り。
極楽平への斜面は雪が不安定で弱層気味。
おまけに膝まで潜るラッセルとあって、
ほぼ真っすぐ直登して稜線まで上がりました。
風は気になるほどのものではなくアンザイレンして宝剣岳へ。
去年は夏道をほぼ忠実に取ったため
木曽側のトラバースに時間がかかり頂上まで5時間かかった反省から、
今回はほぼ稜線上を取るルートを下降の際は懸垂で抜けました。
ただ時期がまだ3月ということもあり鎖の多くが雪に埋まり、
支点を取る際にスノーバーを使ったりしてそれには時間がかかりました。
それでも今回は極楽平から約3時間で頂上まで行くことができました。
頂上から宝剣山荘までも夏道は使わずに、
頂上の岩にザイルをかけて直接稜線を懸垂することで、
大幅な時間短縮が出来30分で乗越浄土まで下りてくることができました。
来年は是非とも空木岳までの縦走したいものです。
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