牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜大菩薩嶺:久々に友人と
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
いつもは大体1人で山歩きしますが,今日は久々に友人と予定があったので2人で大菩薩嶺へ.友人からは「大菩薩嶺に行きたい」というリクエストだけもらって,私がコース決め.裂石から周回が定番だと思うのですが,「それだとつまんないなぁ.小金沢山連峰主脈の素晴らしさを伝えたいなぁ」と思いこのコースを選定.山歩きはほぼ2年ぶりという友人にはちょっときつかったようです...(コース作り,張り切りすぎた!!)
〇すずらん昆虫館〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山
バスを降りたら,すぐ目の前の登山口から早速出発.「うわー久々だ」と友人,歩き始めから予想以上にペースが上がらない.2年前に何名かで立山に行ったときは,テンション上がって超ハイペースだった友人なので,そのイメージで今日のコースを選定したが大丈夫だったかしら?と序盤から心配になる.でも帰りのバスまでにはかなり余裕がある予定で組んだから全然大丈夫(とこの時は思っていた).
久々だという友人を急かしてもしょうがないので,私はいつも以上に周りの景色を楽しみながら登ることにした.知っている限りの知識を解説しながら歩いてたら,「ガイドみたい」と言われた(笑)
すずらん昆虫館からのコースは初めて.やっぱり主脈稜線は素晴らしい!牛奥ノ雁ヶ腹摺山手前の立ち枯れた木々が不思議な景色を醸し出していた.富士山はくっきり(これだけでも今日このコースに行った甲斐があった).
〇牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜熊沢山〜大菩薩峠
小金沢山までの稜線の景色や石丸峠の辺りの景色には,友人も「これはいい!」と気に入ってくれたようだったけど,徐々に疲労がたまってきた印象.「熊沢山を越えれば,気持ち的にはほぼヤマ場は超えた感じ」と励まして大菩薩峠を目指す.
〇大菩薩峠〜大菩薩嶺
大菩薩峠でちょっとゆったりお昼休憩.遅めのお昼だったからか,大菩薩峠は思っていたほどには混んでいなかった.やはりこの時期は空気の水分含有量が多いようで,午後には富士山が霞んであまり見えなくなっていた.
予め「大菩薩嶺は眺望ない」と伝えておいたけど,やっぱりちょっと拍子抜けした様子の友人.証拠写真を撮ったらあとはひたすら(約1000m分)下るだけ.実は石丸峠と大菩薩峠で「エスケープする?」と聞いてたのですが,大菩薩嶺に行ったことがない友人は是非百名山に行きたいと思っていたようだし,まだその時は体力があったので「エスケープしない!」と言っていたんですが... 丸川峠に下る途中からさらにペースダウン.かなり疲労がたまっていたようです.
丸川峠でちょっと休憩して再出発.バスの時間までギリギリ.頑張って下る友人に「1本後のバスにしよう」と言うべきか,そんなこと言ったら頑張っているのに水を差してしまうかも?とも思い,様子を見ながら可能な限りペースを上げて下山.かなりギリギリの疲労度だった様子.道路に出た瞬間かなりホッとした様子でした.何とかバスに間に合った.
〇まとめ(反省)
事前に「このコースでどう?」と総距離・累積標高(登り&下り)を伝えていたけど,2年ぶりの山歩きだった友人にはそれがどれぐらいのしんどさかイメージがつかなかったんだろう(と後で分かった).結果的には「リハビリハイク」ではなく,スパルタコースを押し付けてしまったようで申し訳なかったと反省.次からは友人をガイド(?)するときには,もっともっと余裕を(これでもか!というぐらいに)持たせて計画しよう(帰り道に「疲れたけど満喫した」と言ってもらえたのがせめてもの救い).
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