蓮華岳・針ノ木岳・赤沢岳[テント泊]
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 2,544m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 9:37
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:34
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:57
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※到着・出発時間は写真の撮影時間から割り出したもので,正確ではない。ただし休憩も含めた所要時間は各日ともおおよそ合っていると思う。
1日目。良い天気だ。大沢小屋を過ぎてから針ノ木雪渓を登る。登山者はパラパラ。良い季節なのに北アルプスの中では人気がないのか? 行列になって登らないのは良いが,ガスが出て来ると進行方向を示すピンクリボンを見つけるのが大変だった。念のためヘルメットとスノースパイク10をつけた。雪渓の登りそのものはとても快適だった。
重い荷ということもあり,雪渓のあとの九十九坂は休みつつの登りとなった。
針ノ木小屋テント場にテントを設営(2番手だった)。サブザックを背負って蓮華岳へ向かった。初めのうち急登だったが,荷物の軽さで軽快に進んだ。ただし稜線が穏やかになってもなかなか蓮華岳のピークには着かなかった。
蓮華岳のお花畑は美しかった。一面の花畑というのではなく,稜線上の岩の庭園のあちこちに花が固まって咲いているといった状況だった。素敵な光景だ。
チングルマ,イワカガミ,コマクサ,ハクサンシャクナゲ,ミネズオウ,ツマトリソウ,イワベンケイ,タカネツメクサ(いくつかは後で調べた)などなど。黄色い花の名は残念なことに結局よくわからなかった。
針ノ木小屋前のベンチで,ピールを飲みつつ他の登山者と少し話をしたが,話した人たちは,北アルプスのコースをほとんど歩いていて,残った針ノ木岳・蓮華岳を登りにきたのだそうだ。鹿島槍をさかんに勧めてくれた。
針ノ木谷を登ってきた方もいて,前泊地の平ノ小屋は宿泊者1人だけだったと言っていた。
2日目も良い天気だ。テントから顔を出すと,槍ヶ岳をはじめ水晶岳や赤牛岳が見える。はるかに笠ヶ岳も頭を覗かせている(後で調べました)。
テントを撤収し針ノ木岳に向かう。途中の雪渓のトラバースが少し怖かった。ステップを切ってくれてあったのだけれど,私の歩幅と合わなかったからだ。
山頂に着くと,NHK百名山のクルーが撮影中だった。私たちとは逆方向の周回ルートで蓮華岳を目指すという主旨らしかった。撮影の終了を待っている間(私たちも写真を撮りたかったのです),待機しているクルーの1人に放映時期を尋ねたら,「歩荷だから詳しくはわからないけれど,10月中旬以降のようですよ」と教えてくれた。
ながめていたら撮影のウラをちょっとだけ垣間見ることができて面白かった。
山頂からは素晴らしい眺望。黒部湖の向こうには立山や剱,縦走路方面にはこれから行く赤沢岳や鳴沢岳,その先には鹿島槍ヶ岳,五竜岳,唐松岳まではっきり見える。
ここからの縦走路の景色は一級品だと思った。
縦走路を進み,途中の新越山荘で昼食にラーメンを食す(北アルプスではこういうことができるから楽だ)。うまい。
種池山荘のテン場で2泊目。眺望はないが,そのぶん風も当たらない。
3日目は朝から雨。予定していた爺ガ岳に行くのは止めて,すぐ扇沢に向けて下山した。
3日間中2日間が良い天気で,素敵な山行になった。
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