笠ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,393m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:20
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※タイムは写真撮影時刻を参照したもので,大雑把だ。各日とも,山行時間と休憩時間を合わせた所用時間はほぼあっているが,休憩時間はもっと長かった(その分,山行時間が短い)と思う。
8/17の夕刻に新穂高温泉の登山者用無料駐車場に入って車中泊。
8/18早朝は本降りの雨。天気予報など調べつつ車で待機。雨がやみ天気も良い方に向かいそうなので,予定より約2時間遅れで出発した。8/18は笠新道を通り笠ガ岳山荘までの標準タイム8時間30分の道程だ。笠新道口までは1時間の散歩道。そこから急登,まずは杓子平を目指す。
天気なら背後に槍穂高を見つつ登れるはずだが,この日はガスの中を黙々と登るだけ。足の速い同行者になんとか食らいついていく。
杓子平に着く頃には青空も少し出てきて,抜戸岳方面の稜線が見えた。笠ガ岳は雲の中だったが,やはり景色に感動する。気分良い中で昼食タイムだ。女性の単独登山者と会い写真を撮ってもらう。
昼食後,抜戸岳を目指して登る。あたりにはいろんな花が咲いていて,よくない天気の慰めになった(花の百名山だと思い込んでいた)。
稜線に着いた頃,再び本格的な雨に。カメラをザックにしまい込む。ともかく笠ガ岳山荘を目指す。
天気のためか山荘の宿泊者は20人ほどで,ガラガラだった。食事は山小屋としては高いレベルだと思った。美味しくいただいた。
食事のテーブルで一緒になった,男女それぞれの単独登山者と少し話す。どちらも富山の方(折立??)から入り,何日も山の中とのこと。男性は山小屋泊で長距離を踏破しているようだ。女性はテント泊だが今日は最後(明日下山とか言っていた)なので,特別に山小屋の食事をお願いしたようだ。テント泊しながら写真を撮るのが趣味との由。
8/19の天気を期待して眠った。
8/19朝,霧の中とりあえず笠ガ岳山頂を踏んでくる。できるなら1日停滞したいが,そうも言っていられない(社会人として働く息子に急に余分に休みをとらすわけにも行かない)。
この日は,笠ヶ岳から抜戸岳,大ノマ岳,弓折岳を経由して鏡平に向かい,小池新道を通って新穂高温泉に戻るコースだ。
霧の中を快調に進む。抜戸岳を過ぎたあたりで,ライチョウが盛んに草をつついていた。霧の中だから安心なのだろう。秩父平でもライチョウがお花畑の中でじっとしていた。私がライチョウを見るのは立山以来だった。
秩父平あたりから次第に雲が薄くなり明るくなった。弓折岳付近からは双六岳が見えた。気分がいい。
弓折分岐(乗越)に着いたら多くの登山者がいて驚いた。小池新道は幹線登山道なのだろう。ここで早めの昼食(山荘に弁当を頼んでおいた)にした。
さらに下った鏡平山荘にも多くの人がいて昼食をとっていた。カレーのいい匂いが漂っていた。ただここからも槍・穂高はまったく見えず。
シシウドヶ原あたりまでくると青空もわりあい出てきて,西穂と思われる稜線もはっきりと見えてきた。
雨模様だったが,充実した山行で,十分満足した。あと1日後にずれたら天気がさらに回復し,槍穂高連峰を見ながらの山旅ができたようで,その点はちょっと残念だった。次に期待しよう。
笠新道は急登ではあるが,途中に杓子平があり,ホッとできる。
花も綺麗だったし,いい山です!
今度は,新穂高温泉から小池新道を登って槍ヶ岳方面へ,あるいは黒部五郎岳方面へ行ってみたいな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する