記録ID: 1911029
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北
四枚平山
2019年06月23日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:43
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 435m
- 下り
- 429m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:43
8:58
216分
北の又端
12:34
12:53
228分
四枚平山三角点
16:41
北の又端
計画差比
計画距離:5.7 km
歩行距離:8.4 km
差異:+ 2.7 km
差異率:147.3 %
上り計画:383 m
上り実行:497 m
差異:+ 114 m
差異率:129.7 %
コースタイム
経過時間:07:43:26
標高
最小:453 m
最大:845 m
累積標高差
上り:497 m
下り:497 m
計画距離:5.7 km
歩行距離:8.4 km
差異:+ 2.7 km
差異率:147.3 %
上り計画:383 m
上り実行:497 m
差異:+ 114 m
差異率:129.7 %
コースタイム
経過時間:07:43:26
標高
最小:453 m
最大:845 m
累積標高差
上り:497 m
下り:497 m
天候 | 曇りときどき晴れ、のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
↓ 約1.3km 七内川林道起点:N39° 26.927' E140° 49.373' ↓ 約1.8km 駐車ポイント(北の又橋):N39° 26.776' E140° 50.510' 七内川(しちないがわ)林道は、決して悪路ではないが、路幅が狭いので、雑草で車体を擦りながら通過することになる。落石・倒木等に注意しながら通行する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
四枚平山(しまいびらやま)は、阿部陽子:著『岩手の山150―阿部陽子の里山スケッチ』(初版:2011年9月1日)に掲載されている山である。 この本の中には、『登るにつれて道は落葉に埋没し、背丈を超すササが被さってくる。苔の生す倒木を乗り越えたところで小さなくぼ地へ下り、左の斜面へ移る。以後、なるべく薄いヤブを選び、古道を拾い、南東方向へ前進あるのみだった。』とあるが、登ってみて概ね納得の記述である。 本によれば、その時の山行では『途中のピーク750m、789m、810mはいずれも登らず、南側の腹をトラバースしてロスなく繋いで』いったとのことだが、今回の山行では、三等三角点のある824mピークと合わせて4つのピークを歩いてみることにした。 登山開始地点から、できる限り踏跡を辿る努力はしたが、4つのピークを通過することを優先した。かつては『村人や商人が行き交う峠道』だったらしい古道の痕跡は、泥沼のある“小さなくぼ地”以外、発見できなかった。 全体を通して藪漕ぎとなったが、藪が特に深いという印象はない。細く背高(太さ1cm・高さ2mほど)の、やや密生した笹薮が断続的に続くが、個々の薮の規模は比較的小さい。 行程としては、まず七内川(しちないがわ)の左岸を辿り、標高450m付近で、1〜2歩で渡れるほどの浅い小川を渡渉する。この渡渉ポイントまでの間、踏跡は明瞭に現れては消失する。シダ植物等、下草が未だ繁茂していない春に来れば、踏跡を外さずに辿れるかも知れない。 渡渉後、第1ピーク(750m)に続く細尾根に取り付く。取付点に踏跡はあるが、雑草が繁茂し、すぐにはそれと見分けられない。細尾根以外に続く踏跡もある。帰路では正確に踏跡を辿り取付点に降りてきたが、取付点を探すよりも、とにかく細尾根を見つけたら、その薄い藪をまとった傾斜を側面から登ってしまえば、そこに明瞭な踏跡を見つけることができる。藪が薄いと、かえって踏跡を見失いやすいが、この細尾根の区間では、高いところを目指して登って行けばよい。標高600m付近になると尾根の右側を巻くように踏跡があるが、谷側に傾斜しているうえに、笹や低木の枝が張り出してきていて歩きにくい。かといって尾根上も低木が密生しており歩きにくい。 標高700m付近(実測714m)に、細長いくぼ地があり、その一部が泥沼化している。風化した峠道に泥水が堆積したのだろう。泥沼の先は峠道として快適に登って行けるが、その道も間もなく消失する。 あとは第1ピーク(750m)、第2ピーク(789m)、第3ピーク(810m)、山頂ピーク(824m)と、尾根筋を辿り順に登って行くだけなのだが、四枚平という名の通り、視界の悪い樹林帯の藪の中、緩やかな起伏が続くので、尾根筋を判別しつつ藪を回避して進むのが難しい。進むべき方角をGPSで細めに確認しながら登っていく。 同様の理由で帰りもまた難しい。踏跡を探すよう努力し、ピンクテープも十数ヶ所で見つけたが、快適なトレースを描くことは到底できなかった。 復路に第3ピーク付近で雨に降られたが、レインウェアを藪で裂きたくなかったので、上だけ着て下はずぶ濡れで歩いた。でもまぁ、充実した山行であった。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
携帯
ストック
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 撮影機材:FinePix XP80 撮影枚数:732枚 |
感想
低山ながらも、なかなか手ごわい山だった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:498人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する