ブナ立尾根から裏銀座縦走

2019年08月05日(月) ~ 2019年08月08日(木)

• GPS: 35:45
• 距離: 57.9km
• 登り: 4,052m
• 下り: 3,904m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:21

5:52 高瀬ダム湯俣登山口
5:58 5:58 高瀬ダム濁沢登山口
6:07 6:07 高瀬ダム 天場
6:23 6:28 ブナ立尾根取付
7:02 7:07 権太落し
8:50 8:54 三角点
10:45 10:57 烏帽子小屋
11:05 11:06 烏帽子ひょうたん池
14:15 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 2:10
• 合計: 10:17

14:15 野口五郎小屋
5:47 5:58 野口五郎岳
6:25 6:26 真砂岳
6:29 6:31 真砂岳分岐
7:37 7:38 東沢乗越
8:23 8:41 水晶小屋
9:12 9:27 水晶岳
9:56 10:07 水晶小屋
10:30 10:34 ワリモ北分岐
10:45 10:57 ワリモ岳
11:29 11:41 鷲羽岳
12:30 13:02 三俣山荘
13:51 13:52 三俣峠
14:03 14:15 三俣蓮華岳
14:38 14:38 丸山
15:02 15:02 中道分岐
15:35 15:35 双六岳中道分岐
15:38 15:38 双六岳巻道分岐
15:52 双六小屋

3日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:52

15:52 双六小屋
5:58 6:00 樅沢岳
8:34 8:35 千丈乗越
10:04 10:05 槍ヶ岳山荘
10:33 10:58 槍ヶ岳
11:05 11:42 槍ヶ岳山荘
12:22 ヒュッテ大槍

4日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:48

12:22 ヒュッテ大槍
5:48 5:53 坊主岩屋下
6:23 6:26 槍沢・天狗原分岐
6:57 6:59 槍沢大曲り
7:24 7:24 赤沢岩小屋（ババ平）
7:38 7:45 槍沢ロッヂ
8:04 8:04 二ノ俣
8:10 8:10 一ノ俣
8:17 8:17 槍見河原
8:46 8:46 横尾 (横尾山荘)
9:21 9:21 新村橋(パノラマ分岐)
9:31 9:53 徳澤園
9:55 9:55 徳沢公衆トイレ
10:29 10:29 徳本口(徳本峠分岐)
10:33 10:34 明神館
11:04 11:04 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
11:12 11:13 河童橋
11:18 上高地バスターミナル

天候

全体としては概ね晴れ
8／5 晴れ
8／6 晴れのち雨 夕立
8／7 晴れのち雨 夕立
8／8 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

行き
マイカーで信濃大町駅まで
信濃大町駅前のタクシー会社にマイカーを預けてタクシーで高瀬ダムまで（途中七倉から3人相乗りでコスト削減できてラッキー)
帰り
上高地からアルピコバスで新島々BT
新島々駅から松本電鉄上高地線で松本駅まで
反対ホームに停車中の電車松本駅からJRで信濃大町駅まで
信濃大町駅のタクシー会社に寄ってマイカー駐車場まで

コース状況／危険箇所等

ブナ立尾根は歩きやすく、標高100m？毎に番号も振ってあるが、自分の予想以上にハードだった。
烏帽子小屋から野口五郎小屋までは、岩と砂礫の中を歩く。コマクサが咲いていて元気付けられた。
野口五郎小屋から水晶小屋までは、以外とアップダウンがきつく、コースタイムで歩くのがやっと。
水晶小屋から三俣山荘までは、鷲羽岳を経由。鷲羽岳からの下山時には小石に乗って滑り、尻もちをついてしまった。
三俣山荘から双六小屋までは、三俣蓮華のピークを踏んで、稜線コースへ、と思ったが、三俣蓮華岳で小雨となり、黒部五郎岳方面で雷鳴が轟いたため、途中から中道を降った。
双六小屋から槍ヶ岳は、西鎌尾根に鎖場が多し。千丈沢乗越からは、ハードな急登が続く。槍ヶ岳からヒュッテ大槍までも気を抜けない岩場がある。ヒュッテ大槍から上高地へは、黙々と降った。

その他周辺情報

大町温泉郷では定番の日帰り温泉の薬師の湯を利用。大人７００円。
肉が食べたくなってフレスポ大町にある「いきなり！ステーキ」で450g。同じエリアのデリシア大町店で、お土産ゲット。

写真

8/5 5:52

タクシーで高瀬ダムに到着。

8/5 5:52

ダムサイトを歩きます。

8/5 5:56

タクシーで上がってきたルート。

8/5 6:03

高瀬川を渡る吊り橋。写真で見ると以外と長い。

8/5 6:06

キャンプもできる様です。

8/5 6:14

川原を歩いていると滝を発見。

8/5 6:14

こんな渡渉場所もあります。

8/5 6:17

このコメント、そのとおりです！
要体力！

8/5 6:19

いよいよブナタテ１２／１２からカウントダウンスタート。

8/5 6:22

ヤマレコユーザーの写真でもよく見る案内板。

8/5 7:06

ごんだ落とし。

8/5 7:24

ガスが少しあるけど、だんだん晴れてきます。

8/5 7:35

仰せの通り一休み。

8/5 7:45

崩落が激しい。

8/5 7:59

仰せの通り中休みです。

8/5 8:45

ゴゼンタチバナ

8/5 8:50

槍ヶ岳が見えるのかな？

8/5 9:10

こんな岩もありました。

8/5 9:11

ゴゼンタチバナ群生地

8/5 9:14

烏帽子岳から北側の稜線

8/5 9:22

ヤマハハコですね

8/5 9:22

クロマメノキですね

8/5 10:20

ようやくここまで来た。

8/5 10:20

まだ先は長い。

8/5 10:40

調査中

8/5 10:43

後ろは針ノ木岳

8/5 10:45

烏帽子小屋付近の分岐

8/5 10:46

烏帽子小屋に到着

8/5 10:47

赤牛岳方面

8/5 10:57

中には入らず先を急ぎます。

8/5 11:10

高瀬ダムが見えてきました。

8/5 11:10

烏帽子岳が見えてきました。

8/5 11:33

烏帽子岳、バックに立山

8/5 11:35

高瀬ダムも堰堤が見えます。

8/5 11:35

野口五郎岳へ向けて。この時は右側のピークだろうと思っていたが、、、

8/5 11:45

黙々と登るだけです。

8/5 11:46

コマクサ発見！

8/5 11:52

コマクサが満開です。
今年は満開の時期が遅いのかな。

8/5 11:59

槍ヶ岳が見えます。

8/5 11:59

燕から大天井岳の稜線

8/5 11:59

歩いてきた砂礫帯

8/5 12:17

歩いてきた稜線

8/5 12:18

歩いてきた稜線とバックに立山

8/5 12:29

小さな池があって道も見えるけど、あそこは何かな？

8/5 12:39

お花畑コースを歩きます。

8/5 12:39

あのピーク近くまで歩くのか！

8/5 12:46

お花畑。ミヤマダイコンソウでしょうか。

8/5 12:46

お花畑

8/5 12:49

コイワカガミとアオノツガザクラ

8/5 12:58

水晶岳から赤牛岳の稜線

8/5 13:36

あのピークの先が野口五郎岳

8/5 13:58

岩がゴーロゴーロしてきた。

8/5 14:00

歩いて来た稜線、長かった！

8/5 14:09

もうすぐ野口五郎小屋だ

8/5 14:12

小屋の屋根が見えました！

8/5 14:13

テント泊はできないところ。

8/5 15:12

お世話になります！

8/6 4:56

日の出前の一瞬

8/6 4:56

御来光！

8/6 5:48

今回の山行の目的の一つ、野口五郎岳に登頂

8/6 5:49

野口五郎岳小屋で一緒だった方に撮っていただきました。

8/6 5:50

昨日歩いてきた稜線

8/6 5:50

遠景に後立山連峰

8/6 5:50

太陽が眩しい！

8/6 5:51

燕から大天井岳の稜線、後ろは噴火前の浅間山？

8/6 5:51

遠景は八ヶ岳連峰
後で知ったがこの時、大先輩のＴ様が登られたとのことだった。

8/6 5:51

大天井岳と富士山

8/6 5:52

富士山、大天井岳、常念岳、南

8/6 5:52

槍穂
明日登る西鎌尾根

8/6 5:52

乗鞍と御嶽

8/6 5:52

笠が岳と鷲羽岳

8/6 5:53

これから歩くルートの先に水晶小屋

8/6 5:53

水晶岳

8/6 5:53

薬師岳
手間は赤牛岳への稜線

8/6 5:53

赤牛岳

8/6 5:56

山頂から、最後にもう１回槍

8/6 6:30

竹村新道の分岐
野口五郎岳小屋で隣になった方は、ここを登ってこられたとのこと。

8/6 6:30

竹村新道方面

8/6 6:31

チシマギキョウかな

8/6 6:35

野口五郎岳を振り返って

8/6 6:36

今年はコバイケイソウが咲く年かな

8/6 6:50

ハクサンフウロ

8/6 6:50

野口五郎岳から水晶小屋への稜線
以外とハードです。

8/6 7:32

チシマギキョウかな？

8/6 7:38

ようやくここまで来た。

8/6 7:38

槍ヶ岳がはっきり見える。

8/6 7:44

イブキジャコウソウでしたか、

8/6 7:45

ハクサンフウロの群生地だったかな？

8/6 7:45

あそこを歩いてきました。

8/6 7:47

トリカブトと教えていただきました。

8/6 8:06

水晶小屋まで赤い岩が続く。

8/6 8:29

水晶岳

8/6 8:29

野口五郎岳からの稜線

8/6 8:31

こちらは黒四ダム方面

8/6 9:15

水晶岳に到着！

8/6 9:16

槍ヶ岳、穂高岳ですが、虫が邪魔！

8/6 9:17

黒部五郎岳
次回の目標にしようかな。

8/6 9:17

赤牛岳、読売新道方面

8/6 9:19

雄大な薬師岳

8/6 9:22

槍ヶ岳を手の上に載せて

8/6 9:23

水晶岳山頂から槍ヶ岳、穂高岳
今度は虫に邪魔されず。

8/6 9:29

水晶岳を下山します。

8/6 9:30

水晶岳のカール

8/6 9:31

タカネツメクサとヨツバシオガマでしょうか？

8/6 9:38

岩場にこんな綺麗な花が咲いてます。

8/6 9:39

雲の平

8/6 9:39

真ん中が三俣蓮華岳方面

8/6 9:41

水晶岳が小さくなっていく。

8/6 9:45

野口五郎岳からの稜線

8/6 9:56

さっきここを登って来た。

8/6 9:57

水晶小屋でサイダーを飲みました。

8/6 10:18

鷲羽岳に向かってある始めます。

8/6 10:32

ワリモ北分岐
雲の平方面、黒部源流ルート、鷲羽岳稜線ルートなど重要なの分岐です。

8/6 10:54

ワリモ岳

8/6 11:11

ワリモ岳遠景

8/6 11:30

鷲羽岳に到着

8/6 11:36

黒部五郎岳のカールは美しいね。

8/6 11:37

一緒に歩いていただいた方に撮っていただきました。

8/6 11:38

双六小屋が見える。
今日はあそこまで行きます。

8/6 11:40

鷲羽池

8/6 11:40

くどい様ですが野口五郎岳からの稜線

8/6 12:59

三俣山荘に到着

8/6 13:00

三俣山荘前から槍ヶ岳

8/6 13:12

コバイケイソウの群生地

8/6 13:31

鷲羽岳
ここから見る風貌がカッコいい。

8/6 13:51

三俣蓮華岳山頂を経由して行きます。

8/6 14:09

三俣蓮華岳山頂
雨が降り出した☂️

8/6 14:52

三俣蓮華岳から双六岳稜線は雷鳥に遭遇する確率高し。

8/6 14:53

三俣蓮華岳方面

8/6 14:53

登山道を譲ってもらいました。

8/6 14:58

双六岳方面ですがピークは隠れています。

8/6 15:02

中道を行きます。

8/6 15:02

カール

8/6 15:08

コバイケイソウの群生地

8/6 15:08

こちらもすごい。

8/6 15:23

三俣蓮華岳方面

8/6 15:23

鷲羽岳方面

8/6 15:35

双六岳山頂方面との合流地点

8/6 15:38

巻道との合流地点

8/6 15:44

双六小屋が見えました！

8/6 17:08

お世話になります。

8/7 5:26

奇遇な再会をしたＭさんと。

8/7 5:26

双六小屋を大きく写して撮っていただきました。
双六小屋スタッフのホスタビリティは高いと評判ですね。

8/7 5:30

双六小屋を後に西鎌尾根に向かいます。

8/7 5:30

遠景は笠ヶ岳

8/7 5:58

まず樅沢岳到着

8/7 5:59

双六岳の台地

8/7 5:59

鷲羽岳、野口五郎岳

8/7 6:01

鷲羽岳、野口五郎岳と標識

8/7 6:01

これから登る槍ヶ岳、右手の稜線のギザギザが凄い！

8/7 6:01

新穂高温泉方面
遠景は乗鞍岳と右奥は笠ヶ岳

8/7 6:02

綺麗な紫色

8/7 6:07

いよいよ西鎌尾根だ。

8/7 6:07

槍ヶ岳は遠い。

8/7 6:15

ミネウスユキソウでしょうか？

8/7 6:33

硫黄乗越まで来ました。

8/7 6:33

槍ヶ岳が近くなってきました。

8/7 6:42

ヤマハハコ

8/7 6:48

鏡平山荘

8/7 7:01

槍ヶ岳が近くなってきました。

8/7 7:17

タカネナデシコでしょうか。

8/7 7:19

右俣乗越

8/7 7:50

今日も雷鳥に遭遇

8/7 7:50

まだ子供かな

8/7 7:55

こんなところもあります。

8/7 8:13

あの岩山を通って行くのか。

8/7 8:13

ここまで歩いてきました。

8/7 8:30

槍ヶ岳が近くなってきました。

8/7 8:33

千丈乗越到着

8/7 8:34

槍平方面

8/7 8:34

さあ急登の始まりです。

8/7 8:41

凄い。

8/7 9:43

怖い。

8/7 9:43

さらに凄い。

8/7 9:57

ここまでよく来た！

8/7 9:57

あと少し！

8/7 9:59

槍の肩に到着

8/7 10:04

お久しぶりです。

8/7 10:04

槍ヶ岳登りますか！

8/7 10:04

ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテ

8/7 10:13

登山口

8/7 10:18

登りルートから見上げて。

8/7 10:34

登頂しました！

8/7 10:35

撮っていただきました！

8/7 10:36

槍ヶ岳の頂上から見た穂高連峰

8/7 10:37

槍ヶ岳三角点（触ると動く、安定してない？）

8/7 10:37

槍ヶ岳山荘が小さく見える。

8/7 10:37

双六岳、黒部五郎岳方面

8/7 10:37

常念岳が雄大です。

8/7 10:41

穂高岳

8/7 10:42

最後に祠をもう一枚

8/7 10:44

このハシゴを降りました。

8/7 11:19

肩まで下山

8/7 11:42

ヒュッテ大槍に向かいます。

8/7 11:45

東鎌と槍沢の分岐

8/7 11:53

槍ヶ岳を振り返りながら。

8/7 11:54

ヒュッテ大槍までも、こんな感じのルートです。

8/7 12:08

分岐

8/7 12:08

槍ヶ岳を振り返りながら。

8/7 12:17

シナノオトギリですね。

8/7 12:24

ヒュッテ大槍に到着

8/7 12:24

槍ヶ岳とヒュッテ大槍

8/7 16:34

北穂小屋も見えますよね。

8/7 16:35

虹と常念岳

8/7 16:38

燕方面

8/7 16:38

虹と常念岳

8/7 16:39

穂高岳

8/7 16:42

槍ヶ岳の展望台ですね。

8/7 17:05

感動した夕食

8/8 4:59

ヒュッテ大槍で見た御来光

8/8 4:59

常念岳と遠景八ヶ岳連峰

8/8 5:00

富士山と南

8/8 5:00

朝日を浴びる槍ヶ岳

8/8 5:01

朝日を浴びる穂高岳

8/8 5:02

北鎌尾根

8/8 5:03

もっと朝日を浴びる槍ヶ岳

8/8 5:27

上高地に下山します。

8/8 5:39

コオニユリでしょうか。

8/8 5:49

ここまであっという間に降ってきました。

8/8 5:57

槍ヶ岳の見納めかな。

8/8 6:10

ニッコウキスゲ

8/8 6:19

滝見台

8/8 6:23

天狗原との分岐

8/8 6:28

どちらも大岩

8/8 6:45

槍沢雪渓の名残かな。

8/8 6:51

ニッコウキスゲ

8/8 6:59

水俣乗越通過

8/8 6:59

8/8 6:59

8/8 7:38

槍沢ロッジで小休止

8/8 8:03

ニノ沢通過

8/8 8:04

8/8 8:07

土砂くづれの跡か。
素早い復旧に感謝。

8/8 8:09

一の俣通過

8/8 8:46

横尾通過

8/8 8:51

屏風岩だったかな。

8/8 9:06

明神岳か？

8/8 9:21

新村橋通過

8/8 9:32

徳沢園到着

8/8 9:50

ここのカレーうどんが美味しい。

8/8 9:59

明神までもう少し。

8/8 10:29

徳本峠の分岐

8/8 10:34

明神通過

8/8 11:12

岳沢

8/8 11:13

梓川と焼岳

8/8 11:14

観光客がいっぱいいます。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

kmakoto2013

昨年、水晶岳に登って以来、裏銀座コース、特に野口五郎岳を歩いてみたいと思っていた。
今回初めて３泊４日に及ぶ長い登山計画を立てて決行した。
初日のブナ立尾根は予想以上にハードだった。熱中症に注意していたつもりだったが、取り付きのペースが速かった様で、後半ふくらはぎが攣りそうになってしまった。野口五郎岳への稜線は歩いて気持ちの良いルートだった。コマクサが満開だった。
野口五郎岳から三俣山荘までは、野口五郎小屋で一緒になった方に、高山植物の名前を教えていただきながら歩いた。イワギキョウとチシマギキョウの違いなど、たいへん参考になった。
水晶岳は昨年に続いて２回目。今年はガスもなく絶景を堪能した。鷲羽岳は３回目。降りは三俣山荘での水の補給を目当てに急いだ。鷲羽岳は頂上からの絶景も良いが、双六小屋方面から見る風貌も良いと毎回思う。
双六小屋で、たいへん奇遇な出会いがあった。１５年以上も前、当時の職場で仕事を一緒にさせていただいたＭさんに出会ったことだ。出発の朝、お互いに気がついて懐かしい話ができた。
双六小屋から西鎌尾根を経由して今回の最大の目的である槍ヶ岳に向かった。西鎌尾根は切り立ったところや鎖場も多く緊張を強いられた。千丈沢乗越から上の急登もきつかった。そして、その先には槍ヶ岳。入社後５、６年目に会社の先輩に連れて来てもらって以来、実に三十数年ぶりに登頂した。鉄のハシゴの記憶が蘇った。山頂はもう少し広かったと思っていたが、以外と狭かった。
槍ヶ岳登頂後はヒュッテ大槍での祝杯を楽しみに一気に降ったが、さすがに東鎌の一部、やはり緊張を強いられる鎖場などがあった。
ヒュッテ大槍では、同宿となった方々と山談義に花を咲かせ楽しく祝杯をあげることができた。ヒュッテ大槍の食事は、この場所でこのメニューを提供することの努力とその美味しさにたいへん感動した！
ヒュッテ大槍からは、上高地の徳沢駅でのカレーうどんを目当てに黙々と降った。もちろん徳沢園で美味しいカレーうどんをいただきました。

今回の山行でも多くに方お世話になりました。たいへん楽しい山行でした。特に野口五郎から三俣山荘まで一緒になり高山植物のことを教えていただいた方（ヤマレコを覗いてくださってますか？）、双六小屋で奇遇な再会を果たしたMさん、ヒュッテ大槍で楽しく山談義に花を咲かせた皆さん、ありがとうございました😊