両神山 天武将尾根-日向大谷周回(キノコ天国急登地獄)
- GPS
- 07:33
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,418m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:33
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向大谷ー天理岳: 楢尾沢峠までの取り付き、トラバース道はやや判りにくい。尾根に上がってからは尾根通しなので比較的踏み跡は明瞭。ピークから下る際には要地図、方角確認。岩場で直登と巻きどちらにも踏み跡がある場所は基本直登の方が潜在的な危険は少ないと思われる。 天理岳ー前東岳: 天理岳からの下りは要方角確認。天理岳までと同様に巻き道のような踏み跡がいくつかあるが基本直登した方が確実性が高いと思われる。禿岩の下りのみクライムダウンが必要だがルートを誤らなければ難しくはない。後半は足元が悪い急斜面を木の根などを頼りによじ登る場面が長く続き体力的に厳しい。 前東岳ー両神山: 八丁尾根からの整備された歩きやすい道。鎖場もあるが容易。 両神山ー日向大谷: 非常に整備された歩きやすい登山道。数回沢の渡渉があるため増水時は注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
コッヘル
ストーブ
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
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感想
とにかく暑さに弱くてすぐバテる私。
そんな訳で夏は遠征の高山以外あまり行かずにいたのですが、
そろそろ涼しくなってきたかなと割とアクセスが近い両神山に行ってみることに。
両神山には何度も岩場練習として行ってるのですが、目的が岩場練習なので
八丁尾根ピストンでしか登った事がありません。
その八丁峠は現在車でのアクセスが通行止めという事で正統派な日向大谷から
登ってみるかと考えました。しかし普通にピストンしたのでは面白くないという
事で登りは破線ルートの天武将尾根から挑戦してみる事にしました。
が、登り始めてしばらくするとペースはいつも通り抑えてるはずなのに
なぜかやたらと体の重たさを感じました。
心拍を見ると明らかにこのペースとは思えないくらい跳ねあがってます。
あ、これは暑さにやられてるなと感じてペースダウン。
気温も湿度も高く風も無い中体力的精神的に非常にキツい登山となりました。
帰りはもう七滝沢とか寄る元気もなく暑い暑い言いながらダラダラと下る
事しかできませんでした…
天武将尾根は基本尾根通しなので大きなルートロスはしにくいと思いますが、
踏み跡はかなり薄くなっている部分もあり、自分で歩きやすい箇所を探して
登っていく必要があるかなりバリエーション度は高いルートです。
岩登りとして難しい部分はほぼありませんし、あまり高度感を感じる場所も
少ないのですが、左右が切れ落ちている箇所が多く落ちたら復帰不可能な中
通行する登山者もほぼいないという事で潜在的な危険はとても多い尾根です。
枝葉が覆いかぶさってくる所も多く、ザックへの外付けなどは危険があると
思われます。
禿岩を超えた辺りからは足だけでは登るのが辛い急斜面の登りが延々と続くため
腿や脹脛の筋肉に一気にダメージがきます。実際の高低差以上に体力を消耗
するルートだと思われます。
そんな訳でこちらのルートは過保護な一般登山道に飽きた方、急登大好きな方、
人気の山でも誰もいない道を歩きたいという方へお勧めとなります。
登山の総合力が試されてる感じがして非常に手応えのある道だと思います。
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