甲武信ヶ岳
- GPS
- 11:31
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,096m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
天候 | 晴れ。山頂付近では雲に覆われる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
近丸新道にて、細いながらも沢を渡る場面が2箇所、細い山道が数箇所あった。私見では、徳ちゃん新道を勧める。しかし、どちらも急な登山道なので、下りは特に注意。 |
写真
感想
今回の山行は、2人で登る予定であったが、連れが酔い潰れたらしく単独行となった。
0300頃、道の駅みとみに到着。0430には、ヘッドライトが不要なくらい、辺りは明るくなった。歩き始めた登山者もいたので、同時にスタート。暑さは感じず、大変歩き易かった。
登りは、徳ちゃん新道から上がった。木賊山までは急な登り。とにかく、急であった。また、樹林帯かつ雲が上がって来たせいもあり、眺望は得られなかった。
木賊山から甲武信小屋までの下り途中で、樹林帯が途切れ甲武信ヶ岳の雄姿が目の前に現れる。これには、感動した。ここまでの疲れも一気に吹っ飛んだ。
やがて、甲武信小屋に到着。今日の目的は、甲武信ヶ岳を経て三宝山。それと荒川源流の見学をする予定だ。その分岐点が、この甲武信小屋。先ずは、甲武信ヶ岳、三宝山に行く事にした。
甲武信ヶ岳山頂。日差しはあり、青空も望める。ただ、南から雲が湧いて来て、南方面の眺望は全くなし。北西方面の眺望は良い。それを眺めながらの昼食。西方面は、写真にある出発時の山並みが見渡せる。北方面には、三宝山。この時点で相当疲れていたので、三宝山は観るだけで良いかとも思っていた。暫く休むと、気力、体力共に復活した。いざ、三宝山へ。
三宝山。頂上手前に三宝岩への分岐あり。向かうと重なり合った岩が現れた。ここからの眺めも素晴らしいものなのだろう…。と言うもの、直ぐそこにある甲武信ヶ岳にも雲が掛かり始め、眺望を奪って行く。来た道を戻ると直ぐに三宝山頂上。埼玉県の最高峰、2483.3m。そこは、眺望がなく、端にひっそりと三角点があるのみ。埼玉県最高峰でありながら、謙虚だ。この渋さが良い。この先も進んで見たいが、今日はここまで。甲武信小屋へと戻る。甲武信小屋への戻りは、甲武信ヶ岳に登り返さず、まき道を利用。まき道と言っても、ここから甲武信小屋までは、ゆるい下り坂。逆にルートを取ると、微妙にしんどいだろう。
荒川源流点。三宝山から戻り、荒川源流点へと向かう。下り15分、上り30分と小屋の方から聞いた。テント場を下って行くと、樹林帯に踏み跡が確認できる。踏み跡を見逃さないように下る。教えの通り、15分で荒川源流点に到着。水の1滴、1滴が滴っているかと思いきや、勢い良く流れる2本の沢が交わる場所だった。さて、小山で戻ろう。これまた教えの通り、30分掛けて上り返した。
道の駅みとみへ。甲武信小屋に到着し、下山に取り掛かる。木賊山へは登り返さず、破風山方面のまき道を行く。しかし、この道、緩やかな登り。地図では、15分程で破風山、木賊山分岐に到着予定だが、少々、時間が掛かったため、分岐を逃したかと少し不安になった。分岐に到着し、木賊山方面の道を選択。やがて、分岐点に到着。今朝、通過した地点だ。木賊山へは向かわず、戸渡尾根を行く。ここから西沢渓谷までは急な下り坂。慎重に歩を進めた。やがて、近丸新道と徳ちゃん新道の分岐に到着。下りは近丸新道を選ぶ。いきなり急な下り坂。下り切ると沢に出る。何処を渡れば良いのかという位の流れがあった。上流の砂防ダム方面に渡れる箇所を見つけた。ここから先、傾斜のない山道が山腹に沿って付けられていた。トロッコの軌道跡もあり、良い感じの道なのだが、何度か沢を渡る箇所と、道の崩落箇所があり、慎重に行動して貰いたい。ほぼ、傾斜のない道を歩くと、西沢渓谷沿いの道まで、僅かな間、急な下り坂。これを下り切ると、気を張る場面は終了。
帰りは、栃本に寄り、栃本関所跡を見学。良い感じの山村風景が広がっていた。
ちなみに、深酒によるドタキャンの連れには、酒をおごって貰う事で決着した。
7月1日に近丸新道を下りてきたものです。
雨も降り続いており、曇りでかなり暗い中を、下りてきて、ヌク沢にきました。
渡渉するには、水は登山靴の上までくるようでした。
しかし、下りてきたところには、「登山道→」の標識がいま来た方向を示しており、対岸には同じ色の標識があります。また、ピンクテープも、対岸に一つ、対岸の下流にも一つ、あり、仕方ないので勇気を出し、渡りました。
テープに従い、下流に行くも、道もなく、さらに下流にピンクテープが枯れ葉に上に落ちていました。
対岸にも、高巻きにも、道はなく、途方に暮れていました。
すると、斜面を強引に登ってく足跡が一つあります。
(解らないときは、第一引き返す、第2尾根に出る。)
わたしも、強引に上っていくと、尾根手前で、やっとトロッコ跡に出ました。
こんな結果でしたので、
今後のため、ぜひ、ヌク沢に出たところから、上流の状況をお教えください。
arukiyaさん
ご覧いただきありがとうございます。そして、お互いに、お疲れ様でした。
ご質問にありました、近丸新道を下り切りヌク沢での渡渉、私も少々迷いました。
ここからは、上の追加写真も参考にしてください。
ヌク沢の上流に目をやると、堰堤がありました。その手前の木々には、上流に導くように2・3本のピンクテープが付けられていました。
そこで、堰堤に向かうと折れた鉄板を発見。昔は、これを渡っていたのでしょうが、今は渡れません。
ここで、沢を対岸に飛び越えました。
越えた先で下流方向を見ると、左上に上がって行く道がありました。
これを上がって来るのが正解のようです。
確かに、近丸新道を終えて直ぐの対岸にピンクのテープがありましたよね。ただ、それから先、上がってゆく方向にテープがなかったので、ぐるっと回りを見回してみて折れた橋を見つけた次第です。
ご参考になりましたでしょうか?。
冷静な、ルートファインディング、恐れ入りました。
正解を、ありがとうございました。
当方、雨の中、雲もあつく薄暗い中での、大弛からの長丁場の疲れで、視界が狭くなっていたようです。
(でも、言い訳にはなりませんね、)
重ねて、お礼申し上げます。
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