月山(月山八合目⇒姥沢)、今日もガスの中【山形県、月山】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 04:03
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 639m
- 下り
- 863m
コースタイム
月山八合目バス停 8:02 − 登山口 8:03 − 弥陀ヶ原木道合流点 8:14 − 仏生池小屋 9:01 − 行者返し 9:19
− 月山山頂(月山神社) 9:46/9:58 − 山頂小屋 10:02 − 牛首 10:33 − 雪渓 10:40 − リフト上への分岐 10:49
− 姥ヶ岳からの合流 11:01 − リフトかみ駅 11:05/10 = リフトしも駅 11:24/昼/53 − 姥沢バス停 12:02
●行動時間
3:46(リフト乗車時間除く)
天候 | 29日 ガス、最後は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●アクセス ○月山八合目 ・一日4本のバスが鶴岡と結んでいる。羽黒山頂で系統分割されているが、バスは直通していた ・いつもではないらしいが、今日は、途中の宿坊からの参拝客を含め、椅子席は満席。人気がある ・自動車で行くことも可能だが、山道を随分入り込むので、慎重に。駐車場もあるが、今日で言えば、8時時点で近傍は空きなし ○姥沢 ・西川町営バスが、西川バスストップとの間を結んでいる。 ・駐車場もあるので自動車でのアクセスも可能。人里からの距離は月山八合目より近い。また、リフトを使えば、山頂への距離も短い ○参考:西川バスストップ(写真参照) ・西川町の玄関のようなバス停のはずだが、アクセスがわかりにくい ・HP等に地図があるが、同時にマップで位置関係を確認したほうがいいだろう ・高速バス停はインター分岐道の離合の間に挟まれた位置にある。町営バスのバス停は高速バス停から一般道に降りてきた目の前にある(上下線それぞれに設置されている) ・西川町営バスは高速バス停の目の前で止まるので、方面に気をつけて利用すれば間違うことはなかろう。しかし、接続がいいとは限らない ・水沢温泉館からは、タクシーで10分、2200円だった ○参考:バス停「銘水館」 ・道の駅西川の中 ・町営バスも山形交通バスも同じ所にバス停あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○月山八合目〜月山山頂 ・弥陀ヶ原から山頂部まで、コース両側は花で埋め尽くされている ・行者返しを除き、全般緩やかな登り。歩きやすい ・月山山頂は、月山神社本宮内にあり、写真撮影は禁止されているようだ ○月山山頂〜姥沢リフトかみ ・急坂はともかく、分岐は多いが、案内標記も多い ・木道整備のなされた区間も長く、最後の急坂を除けば歩きやすい ・雪渓は長さはあるものの、斜度もたいしたことはなく、アイゼンなしで対応できる ●買う、食べる ・リフトしも駅には、売店、自販機、レストランあり ・お茶などの購入は、町中で済ます方がよさそう ●日帰り温泉 ・今回は、道の駅西川併設の月山水沢温泉館を利用 ・月山水沢温泉館からはタクシーで西川BTに行ったが、ここをうまく使えるようなバス便がないのが残念 |
写真
感想
鶴岡からの路線バスで、月山八合目へ。時刻表では、乗り継ぎ便のように案内されているが、実際は直通。羽黒山頂での15分待ちが長い。
羽黒山での待ち時間を利用して、三神合祭殿にお参り。神仏混合時代の祭殿とのこと、神式でいいのかわからないが、神社は神社だと割り切り二礼二拍手。
バスには、羽黒山麓の宿坊からの参拝客を含め、座席が埋まるような満員状態。いつものことではなさそうだが、盛況だ。
か細い山道を延々と走り、月山八合目に到着。鄙には不釣り合いなほどに車で大混雑。
ガスが濃い。昨日の鳥海山同様に視界のない中を、すぐにスタート。めがねに水滴がつくほどではない分、昨日よりもましか。
レストハウス前を抜け、登山口。登山口からは、人気のある参籠所経由ではなく、短絡道を行く。なんせ、膝が心配なので、今日は最短コースとしたい気分。
弥陀ヶ原は、広いお花畑。やがて、登り道となるが、相変わらずに木道沿いは花が多い。
今日は参拝の講が多い。何度も狭い登山道で追い越し。恐縮はするが、こちらもペースの合わないことには足にもよくない。
多くの人が休憩していたあたりがたたみ石だったのか、確認できないままに、あっけなく仏生池小屋に到着。小屋前もハクサンフウロなどで埋まっている。休むことなく、先へ。少し登りを意識する状態となりつつも相変わらず緩やかに登る。やがて、行者返しをよじ登り山頂部が近づく。最後の取り付きでようやく登り坂らしくなり、やがて、月山神社の側面から回り込むように、本宮の入り口へ。講の一群に続いて、お参りするように神社に登壇。脇からお参りさせていただき、降りてくる。山頂の写真は撮ることが禁止されているので、本宮入り口を撮影し、先へ。
本日は疲れる要素がないので、山頂小屋もスルー。鍛冶坂にかかり、右膝が痛むが、だましだまし下降。やがて、ようやく前途の姥ヶ岳にかけてのスカイラインが見え始める。見え始めてほどなく斜度も緩み、長い鞍部のような稜線を進むと牛首の分岐。姥ヶ岳も取りやめ、雪渓側に向かう。
下降すぐに、雪渓。長いが斜度はしれている。降りていくと、下部では夏スキー。教室か何かのようだ。夏にスキーができるというのも爽快であろう。
そこを過ぎると、木道が続く。緩やかに昇降すると、やがて、リフトかみ駅が見えてくる。
リフトしも駅のレストランで食事をとり、冷たいヤマブドウジュースで清涼感を味わい、バス停に下る。
姥沢からのバスにはわずか数名。どうやら殆どの人は自動車やバスであるようだ。
帰りには「道の駅西川」に併設された「月山水沢温泉館」を利用。バス便は、この施設の利用に便利なようにはできていないのが残念。水沢温泉館から西川バスストップへは、予め呼んでおいたタクシーで移動した。
帰りは仙台から航空機を利用したが、昨年とは異なり、仙台空港アクセス線も復旧し、空港の中も概ね復旧しているようだった。
しかし、空からは、いまだ黒いままの田んぼなどが見え、震災禍はまだまだ癒えていないことを、感じさせられた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する