【動画】涸沢岳西尾根から涸沢岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,049m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:09
- 山行
- 12:07
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 12:11
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:52
天候 | 1日目、晴 2日目、晴 3日目、雪〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年1月に蒲田富士に来た時に来年はこの先に進むと違って山を下りた。
この1年、体力トレーニングや、沢山歩く山行を意識して、この日の為に取り組んできた。
夏から秋にかけては、仕事とプライベートの諸用で山に行ける回数が減ってしまっていたが、無事にこの日を迎えることが出来た。
計画では、1日目は2400mで幕営し、2日目は山頂まで行き再度テント場で就寝、3日目に下山とする。
朝5時過ぎに新穂高の無料駐車場に到着すると予想以上の車の多さに驚く。
朝食と準備を済ませて朝7時に出発する。
林道には既にトレースが着いており、穂高平を過ぎ白出沢へと順調に進む。その間も続々と登山者が通り過ぎてゆく。冬の季節にこれまでの登山者を見たのは初めてである。
トウヒから涸沢岳西尾根の始まりだが、最初のうちはしばらく笹が出ているが、しっかりとしたトレースが着いている。
なかなか高度を上げられず、どんどん後続に抜かれていく。これだけのパーティーに抜かれると心配になるのが、テント場の空き状況である。
2150m地点に到着した時点で既におられた方にこの先の状況を教えていただき、自分達もここで幕営することにする。
また今回も若干傾いたテント場となったが、樹林帯でほぼ無風なので、それなりに過ごしやすいだ所である。
ひとまず、夕食のラーメンを食し、恒例の水作りをし、18時には就寝とした。
2日目、2時起床、4時出発。
4時過ぎに2150mのテント場を出発し、ゆっくりと上を目指す。
既に歩かれているパーティーが沢山おられ、森林限界より上部にもしっかりとしたトレースがあった。
7時、稜線にあがる。ここで1本目の赤旗を挿した。
蒲田富士周辺のナイフリッジにも立派なトレースが出来ていたおかげで、全く問題なく通過することが出来た。
F沢のコルに降りたち、ルンゼを上がっていく。このあたりから、少しずつペースが落ちてゆき、続々と後続パーティーに抜かれてゆく。
ルンゼを上がり切り稜線にでて、上に上がるほど雪面がクラストしてる上に、岩の上にうっすら程度に雪が乗っているだけのところが多く足場に気を使った。
噂の偽ピークには2回程騙された。
10時50分に涸沢岳の山頂に到着。この時点で時間がかかり過ぎているので、奥穂高岳はお預けとなり、写真を撮り下山とする。
ここから近くて遠い奥穂高岳はまたの機会としよう。
この時ジャンダルムにカメラを向けると3人の人が見えており驚いた。
また、大キレットにも新しいトレースが見えており、こちらも驚かされた。
16時19分、テント場に到着。疲れているのでとりあえず夕食のラーメンを食し、その後は恒例の水作り。
毎度のことながら、この水作りが時間がかかる。かれこれ1時間くらいはかかっている。
3日目、4時起床、7時出発。最終日、目が覚めると雪が降っていた。朝食を済ませテントを畳み、7時に下山開始する。
2時間程で白出沢まで降りてくる。林道につく頃には雪から雨にかわり、ボトボトになりながら、新穂高へと帰り着いた。
濡れた服を着替えて、帰路へと着いた。
厳冬期にこれだけの好天と恵まれたトレースの中昇らせて貰えたことは非常にラッキーであった。
先発パーティーとしてトレースをつけていただいた方々に感謝したい。
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