余呉トレイル-大黒山縦走
- GPS
- 06:04
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 571m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
終点の椿坂登山口、始点の中河内登山口に各配車する。 駐車場はありませんので近くの空き地に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中河内登山口から大黒山までの北尾根は踏み跡がなく荒れている。 特に中河内からの登山口は不明、尾根筋への取り付きは道がなく深い藪に覆われ 必要以上に苦戦する。 ・大黒山から椿坂登山口までのルートは標準コースで危険なところがない。 ・登山ポストはありません。 山の経験の豊かな人との同行を勧めます。 ・地図、コンパスは必携です。 |
写真
感想
約1ヶ月ぶりの山行です。
今冬の山行から久し振りの湖北・余呉トレイル大黒山縦走です。
期待に胸躍ります。
季節的には中途半端な感じだがブナの林そしてルートファイティングも楽しみだ。
そんな中、朝からハプニングです。
人身事故でJR京都線が京都手前で動かない。他の仲間も4人それに巻き込まれ、てんてこ舞いする。車2台がそれぞれ迎に来てくれたので、それほど遅れることなく名神高速、北陸自動車道を乗り継ぎ9時頃木之元ICを降り目的地に向かう。
北国街道365号線を北上、今日の終着点椿坂に車両を置き、今日の出発点中河内にむかう。
9:30
中河内登山口が見つからない。
大黒山北尾根を地図で確認し、あぜ道を進み、川を渡りそれらしき方向に進む。
尾根は直ぐ近くに見えるが、行けども行けども背丈以上の草と藪に行く手をふさがられる。
進んでは断念し、またコースを変える。
何回か試行錯誤を繰り返し、きつい藪を過ぎ視界が開ける。
ようやく尾根へのルートが確認できる地点に到達する。
後続部隊が藪に埋もれ全く見えず、声で確認し合いながら何とか合流する。
本来なら20〜30分程度で行ける行程に1時間以上を費やした。
高度も100mも上がっていない。
みんな汗だくで体力もかなり消耗したようだ。
さらに北尾根ルートを進む。
尾根道は踏み跡も弱く、整備されておらず藪や背丈以上の熊笹が続く。
途中、蜂に刺される人、足のつりそうな人、かぶれたのか湿疹が全身に出た人と様々なハプニングが続く。
12:30
ブナやナラの自然林が拡がり視界も良くなる。
高度779mの点標とイカ谷の表示板が樹上4m位上に吊されている。
冬の積雪が尋常でないことを想像する。
ここで昼食と休憩をする。
まだ全行程の1/4だ。
気持ちを引き締めて大黒山山頂をめざす。
P801を通過する。
尾根道は最初に比べると歩きやすいが荒れている。
13:30
大黒山山頂に到達する。
写真撮影と小休憩をとり椿坂方面に向かう。
このコースは今までと全く違い良く整備されている。
そしてこの一帯には深い緑に覆われたブナ林が広がっている。
木漏れ日が降り注ぎ、秋の気配を感じる谷からの冷たい風を頬に受けながら尾根を軽快に下る。
水場の分岐そして東峰分岐を通過する。
P753を通過する。
14:30
配電線高架塔下を通過し点標781mの鯉谷に到着する。
ここから急傾斜の坂道を一気に下ると、次第に谷川の流れの音が近づき眼下に橋が見えてくる。
橋を渡り少し登ると採石場跡があり、終着点椿坂と北国街道が見える。
15:30
予定時間をかなりオーバーしたが無事に終点椿坂に到着しました。
藪こぎは大変ですし体力が必要ですが、挑戦することは楽しいことでした。
この前挑戦した土蔵岳も夏場は藪がきつく登れません。
湖北・余呉トレイルの山の多くは藪山が多いようです。
ここは豪雪地帯で山の自然が多く残されていますが、登山道は一部を除いてまだまだ整備されていません。
また尾根ルートにしては周りの山脈の美しい景観があまり見えません。
逆に今日のルートも冬や春の積雪期の方が登りやすく、雪に覆われた美しくも厳しい山脈を見ることが出来るかもしれません。
そんな楽しい想像を掻き立てる今日の山行でした。
帰路は激しい豪雨ですし、電車は落雷の影響で2時間止まり本当に変化に富んだ一日でした。
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