快晴の木曽駒ヶ岳
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- GPS
- 05:55
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 453m
- 下り
- 448m
コースタイム
千畳敷ロープウェイ 8:20発
千畳敷 8:55発
乗越浄土 10:05着 10:15発
中岳 10:40着
木曽駒頂上 11:30着 12:35着
中岳 13:00着
乗越浄土→2911mピーク 13:40着
ロープウェイ駅 14:50発
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浄土乗越から木曽駒の間は、アイスバーン状の部分があり、トレースがよくわからない。風が強く、要注意。 |
写真
感想
久しぶりに雪山単独行。暖かい日がある度に、雪が解けちゃうようと気になっていた。で、移動性高気圧の立派なのがすっぽり覆ってくれ、天気は最高と予想して決行。素晴らしい雪上散歩になった。涸沢カールも雄大でいいが、千畳敷カールも最高だ。見事に晴れ渡りさえぎるものとてない。感動。千畳敷ロープウェイで2600mまで運んでくれるので、なんと日帰りできた。私のような横着な登山者には、ロープウェイにはありがたいm(__)m
千畳敷カールを直登していたら、4本爪アイゼンの若者がいて、進退窮まっていた。これはいけない。
カール内では、雪崩た跡が二ヶ所ほどあった。
カールを鞍部まで登りつめる50分は、トレースがついていて安心だったが息が切れた。上部の傾斜がきついところに、一部アイスバーン状の部分もあり、アイゼン、ピッケルが大活躍。
あわよくば宝剣岳もとぼんやり考えていた。アタックする登山者が乗越浄土からよく見えるでの観察したが、単独で、ロープも無し、アイスアックスもない、前爪なしの10本爪アイゼンという装備では、かなり怖そうだったので、ソッコーで見るだけにした。最近、2人滑落したそうだ。ベテランと初心者がコンティニュアスしていたが、確保できなかった。確かに、傾斜といい雪面の固さといい、止められそうもない感じだ。まあ、今回は宝剣岳は偵察の心積もりだったので、見るだけでよしとしよう。
木曽駒への稜線は、快適に歩く。しかし、広々とした尾根なのでガスにまかれたらかなり緊張しそうなルートだ。歩いてみてわかったが、アイスバーン状になっているところは、一人や二人が歩いても、まったくトレースが残らない。天候によってはかなり厳しそうだ。
時間が余ったので、木曽前岳方向の稜線を少し歩き、2911mピークで景色を堪能。
千畳敷への下降の途中、久しぶりのシリセード。雪で遊んでしまった。
単独行の同年代シニア登山者から、ウイリッシュの年代ものピッケルを褒められた。うれしい(*^。^*)大事にしよう。
また雪焼けしてしまった。これは失敗(ーー;)
今回もアプローチの長さで疲れた。自宅から車で中央自動車道・駒ヶ根ICまで行くのだが、朝4時半出発。菅の台バスセンターに着いたのは、7時過ぎ。装備を準備していたら、始発バスに乗り遅れる。帰りは、16時半ころバスセンターを出発したが、仮眠したり食事したり、挙句に渋滞につかまり帰宅は21時頃。山中の行動時間よりも運転時間が長い。
装備上の反省点。サングラスが必要だった。日焼け止めも。新しい靴は調子がよい。年代もののピッケルもアイゼンも重さだけが問題だが、使い勝手はよかった。下着もあまりべたつき感がなかった。稜線に出るまでは暑いくらいだった。昼食はレトルトにしたので、軽量化ができた。駒ヶ根ICから菅の台バスセンターまでたったの2キロで、途中コンビにもないので、高速中のサービスエリアで買い物をするべきだった。
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