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Yamareco

記録ID: 2888639
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

大法寺〜飯縄山〜1072m峰〜子檀嶺岳登山口 運動靴で歩く里山の冬その11

2021年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:11
距離
14.0km
登り
920m
下り
926m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
0:28
合計
5:11
距離 14.0km 登り 927m 下り 926m
10:18
62
大法寺駐車場
11:20
11:26
40
飯縄山
12:06
12:07
51
林道飯縄山線横断
12:58
23
1072m峰
13:21
13:35
11
送電鉄塔
13:46
19
尾根分岐
14:05
17
林道合流
14:22
14:23
8
14:31
14:34
14
14:48
14:49
6
14:55
14:57
16
15:13
16
15:29
大法寺駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上田市街より国道号で青木村に向かい
大法寺駐車場をお借りしました
駐車場にトイレもあります
コース状況/
危険箇所等
・大法寺〜飯縄山
三重塔の右脇の舗装された小道を行くと案内板あり
その先の防護柵を通過すると緩やかな登りの林道
境界標に沿って尾根を登る計画でしたが
緩やかな林道を終点まで歩き、
二回藪を漕いで、尾根に方向修正しながら登りました
比較的歩き易い藪の季節でも、
茨の藪は嫌なもので、衣服の鍵裂きに泣かされます
南尾根なので殆ど積雪なく、快適に登れました
・飯縄山〜林道飯縄山線
山頂付近から雪が斑に出現
山頂をスタート後の最初の枝尾根分岐は
左方向ですので道間違いにご注意ください
この直後の急斜面は落葉上に薄く積もった雪が却って滑りやすく
慎重に降下しました(転倒、滑落注意)
以降、踏み跡の分かり易い松茸採りの方々の歩く道
展望はありませんが、起伏も緩やかで快適な散歩道
:林道飯縄山線〜1072m峰〜林道
積雪1〜2cm、雪上に最近の登山者と思われる足跡あり
驚きましたが、却って安心して足跡を辿らせて頂きました
1072m峰直下の急坂も、落ち葉上の薄い雪が滑りやすく難儀
直登気味の登りを避け、
左の樹林帯の木に掴まりながらジグザグに登りました
(登るより下る方が滑って大変かもしれません)
1072m峰を過ぎると緩やかな下り、
間もなく林道と送電鉄塔に合流
この辺りの雪原で巡視路を見失い、藪漕ぎして巡視路に合流
道跡は明瞭ですが、所々に倒木あり、迂回
1088m峰に近づくと左に巻き道が見えるので左へ
この尾根分岐は、大林山に向かうより分かり易いと思います
急斜面に踏ん張るように立つ送電鉄塔を過ぎると
積雪は2〜3cmあるものの動物も頻繁に歩いている明瞭な尾根道
・林道〜岳の平〜子檀嶺岳登山口〜大法寺
子檀嶺岳の北をぐるりと巻く林道は積雪10〜15cm程
子檀嶺岳登山口からは登山者の靴跡も多く、積雪も数cm
登山者用駐車場には車なく、本日の登山者は全員帰宅した後でした
念の為、軽アイゼンを携行しましたが、使いませんでした

大法寺駐車場からスタート
2021年01月31日 10:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/31 10:18
大法寺駐車場からスタート
国宝三重塔
美しさに言葉は要りません
2021年01月31日 10:25撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 10:25
国宝三重塔
美しさに言葉は要りません
お参りしたいところですが、ちょっと長丁場になりそうで、先を急ぐことにします。日を改め、ゆっくり参拝しようと思います。
2021年01月31日 10:26撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 10:26
お参りしたいところですが、ちょっと長丁場になりそうで、先を急ぐことにします。日を改め、ゆっくり参拝しようと思います。
大法寺遊歩道
予期せず、こんな案内板がありました(*_*)
2021年01月31日 10:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 10:28
大法寺遊歩道
予期せず、こんな案内板がありました(*_*)
遊歩道の先に防獣柵
2021年01月31日 10:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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遊歩道の先に防獣柵
藪漕ぎして林道に出ました。林道は緩やかに登って行きますが、踏み跡微かな尾根を真っ直ぐ辿る方が距離的に近いと思います。踏み跡の状態はどうなのかわかりませんが(^^;
2021年01月31日 10:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 10:47
藪漕ぎして林道に出ました。林道は緩やかに登って行きますが、踏み跡微かな尾根を真っ直ぐ辿る方が距離的に近いと思います。踏み跡の状態はどうなのかわかりませんが(^^;
林道終点と思われる付近から、二回目の藪漕ぎして境界標識と松の幹に付けられた赤ペンキマークを頼りに尾根を辿りました。踏み跡は微かです。
2021年01月31日 11:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 11:00
林道終点と思われる付近から、二回目の藪漕ぎして境界標識と松の幹に付けられた赤ペンキマークを頼りに尾根を辿りました。踏み跡は微かです。
境界標識
もう飯縄山頂上は近いでしょう
2021年01月31日 11:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 11:15
境界標識
もう飯縄山頂上は近いでしょう
飯縄山三角点に到達
お久しぶりです!まさか二回も来るとは思いませんでしたけれど(^^;
2021年01月31日 11:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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飯縄山三角点に到達
お久しぶりです!まさか二回も来るとは思いませんでしたけれど(^^;
何方が付けてくださったのか、嬉しい手作り山頂標識に和みつつ、ここでコーヒーブレイク♪
2021年01月31日 11:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 11:21
何方が付けてくださったのか、嬉しい手作り山頂標識に和みつつ、ここでコーヒーブレイク♪
樹間に子檀嶺岳
2021年01月31日 11:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹間に子檀嶺岳
林道飯縄山線を横断
2021年01月31日 12:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 12:06
林道飯縄山線を横断
境界標が目印
数日前と思われる単独の踏み跡もあり、枝尾根もないので道迷いの心配はありませんでした
2021年01月31日 12:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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境界標が目印
数日前と思われる単独の踏み跡もあり、枝尾根もないので道迷いの心配はありませんでした
振り返った飯縄山方面
2021年01月31日 12:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 12:30
振り返った飯縄山方面
落ち葉の上に積もった雪が滑りやすい急坂(本日最難関)が漸く緩み、ほっとしました
2021年01月31日 12:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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落ち葉の上に積もった雪が滑りやすい急坂(本日最難関)が漸く緩み、ほっとしました
快適な平坦道
2021年01月31日 12:58撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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快適な平坦道
樹間に子檀嶺岳
刻々と形を変えていきますね
2021年01月31日 13:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 13:00
樹間に子檀嶺岳
刻々と形を変えていきますね
この辺りが1072m地点?
2021年01月31日 13:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この辺りが1072m地点?
林道に合流すると送電鉄塔標識があり
2021年01月31日 13:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 13:21
林道に合流すると送電鉄塔標識があり
晴れた日の定番を撮影
この辺り、雪面で巡視路を見失い、少し藪漕ぎ
2021年01月31日 13:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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晴れた日の定番を撮影
この辺り、雪面で巡視路を見失い、少し藪漕ぎ
左に切れ落ち、右になだらかな子檀嶺岳を見るのは稀で、印象的な景色!中央奥に夫神岳が可愛く見えます(^^)
2021年01月31日 13:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 13:37
左に切れ落ち、右になだらかな子檀嶺岳を見るのは稀で、印象的な景色!中央奥に夫神岳が可愛く見えます(^^)
見つけたら行きたくてたまらなくなる未踏の送電鉄塔巡視路を行きます♪ですが、所々倒木あり、廃道にならないようにと祈るばかりですが…
2021年01月31日 13:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 13:43
見つけたら行きたくてたまらなくなる未踏の送電鉄塔巡視路を行きます♪ですが、所々倒木あり、廃道にならないようにと祈るばかりですが…
右に行くと1088m尾根分岐。今日は南下するので左の巻き道へ。
2021年01月31日 13:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 13:44
右に行くと1088m尾根分岐。今日は南下するので左の巻き道へ。
尾根分岐
途中の石仏に、昔の生活道を歩いていたのかと大林山への縦走が懐かしく思い出され、感慨一入。
2021年01月31日 13:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 13:46
尾根分岐
途中の石仏に、昔の生活道を歩いていたのかと大林山への縦走が懐かしく思い出され、感慨一入。
飯縄山と塩田平
2021年01月31日 13:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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飯縄山と塩田平
歩いて来た尾根
背後に浅間山。故郷と思う山を望み、自分にはいつも雄大な景色。
2021年01月31日 13:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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歩いて来た尾根
背後に浅間山。故郷と思う山を望み、自分にはいつも雄大な景色。
急斜面の尾根に踏ん張る送電鉄塔脇は、薄の藪で歩きにくかったのに、積雪期は思いがけず快適に通過(^^;
2021年01月31日 13:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急斜面の尾根に踏ん張る送電鉄塔脇は、薄の藪で歩きにくかったのに、積雪期は思いがけず快適に通過(^^;
十観山方面
朝方よりだいぶ晴れ間は広がりました
2021年01月31日 13:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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十観山方面
朝方よりだいぶ晴れ間は広がりました
林道に合流
積雪10cm程ですが、北斜面の吹き溜まり!靴がずぶずぶ沈み、歩きづらいです
2021年01月31日 14:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道に合流
積雪10cm程ですが、北斜面の吹き溜まり!靴がずぶずぶ沈み、歩きづらいです
子檀嶺岳登山口
登山口から急斜面をつづれ織りに道が付けられていますが、滑り止めがあった方が安心でしょう
2021年01月31日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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子檀嶺岳登山口
登山口から急斜面をつづれ織りに道が付けられていますが、滑り止めがあった方が安心でしょう
子檀嶺岳登山口入口標識
2021年01月31日 14:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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子檀嶺岳登山口入口標識
防獣柵
以前ここを通った時はなかったような?
2021年01月31日 14:52撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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防獣柵
以前ここを通った時はなかったような?
子檀嶺岳登山者駐車場
今日の物と思われる靴跡は複数ありましたが、既に皆さん下山したらしく、車は一台もありませんでした
2021年01月31日 14:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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子檀嶺岳登山者駐車場
今日の物と思われる靴跡は複数ありましたが、既に皆さん下山したらしく、車は一台もありませんでした
安曽崗山、独鈷山
2021年01月31日 14:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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安曽崗山、独鈷山
子檀嶺岳登山者休憩所
こんな施設ができているとは知りませんでした。バス停から登山する方たちの為にできたのでしょう!子檀嶺岳の奇怪ともいえる形に魅せられて来る方は多いのではないでしょうか?
2021年01月31日 14:56撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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子檀嶺岳登山者休憩所
こんな施設ができているとは知りませんでした。バス停から登山する方たちの為にできたのでしょう!子檀嶺岳の奇怪ともいえる形に魅せられて来る方は多いのではないでしょうか?
阿鳥川神社と記された石柱
2021年01月31日 15:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿鳥川神社と記された石柱
阿鳥川神社鳥居
2021年01月31日 15:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿鳥川神社鳥居
ここで左折し、大法寺への細道に入ります。やや右に独鈷山。
2021年01月31日 15:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここで左折し、大法寺への細道に入ります。やや右に独鈷山。
田園風景の彼方に独鈷山
2021年01月31日 15:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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田園風景の彼方に独鈷山
この門を抜けると大法寺駐車場
2021年01月31日 15:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この門を抜けると大法寺駐車場
六地蔵
赤い頭巾と前垂れが、西日に鮮やか!思いの外ン外縦走に疲れましたが、無事に帰還でき、ほっとしました。日を改めて三重塔に参拝します。
2021年01月31日 15:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 15:28
六地蔵
赤い頭巾と前垂れが、西日に鮮やか!思いの外ン外縦走に疲れましたが、無事に帰還でき、ほっとしました。日を改めて三重塔に参拝します。
撮影機器:

感想

青木村の山裾、国宝三重塔のある大法寺には
参拝する度に違う様々な悩みを抱きながら、幾度も通いました。
訪れた日々を思い出すと、未だに込み上げて来る憂いがあります。
木立の中でひっそりと、しかし凛と佇む塔を見上げ、
ただ美しさと荘厳な雰囲気に圧倒され、息を飲み、
束の間、日々の煩わしさを忘れました。

子檀嶺岳周辺の地図を眺めている内、
大法寺の裏から飯縄山に向かう「みんなのあしあと」を発見!
林道飯縄山線を使って尾根を往復した時には
まさか大法寺からの踏み跡はないだろうと思い込んでいましたから
俄かに、大法寺から飯縄山に登ろうと思い立ちました。
ところが「みんなのあしあと」は林道飯縄山線を横断し
尚も尾根を西に向かい、大林山に向かう尾根に合流しています。
距離は長くなるものの、未踏の尾根歩きもしたくなり
子檀嶺岳登山も計画に入れたのは欲張りでした。

三重塔の裏へ続く舗装の細い林道に入り、防獣柵を抜けると
既に歩く予定の尾根から西に向かっていました。
緩やかで歩き易い林道を終点まで辿り、藪漕ぎで小さな谷を横断。
すると、未舗装林道に合流し、またもや尾根の西へ林道歩き。
再度終点到着後は、藪漕ぎで尾根に向かいました。
尾根には点々と境界標があるものの踏み跡は微かです。

飯縄山頂上から林道飯縄山線迄は記憶にあり、気持ちは楽ですが、
山頂を出発して間もなくの尾根分岐は道迷いに緊張、
急斜面の下りは落葉の上の薄い雪が滑りやすく慎重に降下。
林道飯縄山線を横断後はしばらく快適な尾根歩きです。
登山者の新しい靴跡に驚いたものの、
歩いている人がいると思うとなんだか嬉しく心強くなります。

いきなり正面に高そうな峰が現れ、目を疑いました。
えっ!あのピークまで登らなければいけないの?
帰宅後調べるとおよそ二百メートルの標高差だったのに
直登気味の踏み跡の急坂、落葉の上の薄い雪が滑りやすく
左脇の樹林帯に時折迂回しながら慎重に通過。
登るより下る方が滑落の不安があり、大変かもしれません。

1072m地点を過ぎると緩やかな下りを経て送電鉄塔に到着。
この頃殆ど休憩を要求しなかった連れが珍しく空腹とのこと、
陽だまりの雪原で、久々にゆっくりランチタイム♪
ここまで来れば、尾根分岐迄後僅か、気持ちも和みます。

尾根分岐は雪上でも、巻道が目に入り、スムーズに通過♪
以前歩いた時、薄の藪に悩まされた場所も積雪期は快適で
時季によって、歩き易い場所の印象が違って面白いものです。
林道に合流後、雪の多さに子檀嶺岳登山を諦め、林道を降下。
この時季に北から子檀嶺岳に登るには積雪と凍結が心配!
準備とそれなりの時間も必要と思い、欲張り過ぎを反省です。

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