八ヶ岳核心部周遊(苔に展望に夕景に、充実の山歩き)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,366m
- 下り
- 2,381m
コースタイム
【10日】行者小屋5:00 -(文三郎尾根)- 6:15中岳 - 7:00阿弥陀岳 - 8:15行者小屋(テント撤収・休憩)10:00 - 12:45美濃戸口
※ルートは手書きです
天候 | 9日 晴れ 10日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・500円/日(2日間の利用で1000円)、下山時に後払い ・トイレあり(八ヶ岳山荘、チップ制) ・登山ポストあり(用紙、筆記具備付) ・中央道小淵沢ICより20分程度(空いていれば) ・最終コンビニは道の駅『こぶちざわ』手前のローソン |
コース状況/ 危険箇所等 |
【美濃戸口〜南沢〜行者小屋】 特に危険箇所はありませんでした 【行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳】 文三郎尾根の下部に残雪あり(アイゼンは不要と思います) ガレ場通行時、落石を引き起こさぬよう注意が必要かと 【赤岳〜横岳〜硫黄岳】 クサリ・梯子の岩稜地帯、登降時は安全第一で譲り合いましょう 【硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋】 赤岳鉱泉への樹林帯に残雪あり(アイゼンは不要と思います) 赤岳鉱泉〜行者小屋間に残雪・泥濘あり 【中岳〜阿弥陀岳〜行者小屋】 阿弥陀岳へはクサリ・梯子の急登、落石注意 中岳のコル〜行者小屋間の樹林帯に残雪あり(本コースで最も多い印象) |
写真
感想
八ヶ岳と言うと北ア・南アらと肩を並べる国内屈指の山岳地帯。
日本全国からハイカーがやって来るまさにクリーンナップ的な山。
知名度も山をやらない人も知っているくらい最高峰。
避けていたわけではないんですが、
ひねくれ者の私は天狗岳や編笠山、権現岳は何回か登ってましたが、
核心部の山々はまだ登ったことがありませんでした。
正直なところ大勢のハイカーで賑わう超有名な山は苦手なんですが、
どうせ行くのであればテント泊でゆっくり周遊してみようと計画しました。
美濃戸口に車を置き、好天のもと、てくてくとまさにおのぼりさんの如く南沢への分岐まで歩きましたが、
途中の赤岳山荘の駐車場の車の多さにビックリ。
やっぱ八ヶ岳スゲーな〜と南沢へ進んでいきます。
途中から私と同じく行者小屋でテン泊予定の大阪から来られていた方とお話しながら歩きました。
進むにつれ、苔の森が美しくて、写真ばっかりでまともに足が進みませんでした。
涸れた沢からは正面に横岳や赤岳がどっしりと見えてきました。
行者小屋は土日のテン泊組のカラフルなテントでいっぱい。
空き始めたスペースに適当に設営し、いよいよ赤岳へ。
北アルプスを振り返りつつ、噂に聞きし文三郎尾根の急階段に息を切らし、
岩稜を登り切ると、満員御礼の八ヶ岳主峰、赤岳に到達。
居場所も限られているんで展望を写真に収めて、すぐに先へ進みました。
さすがに核心部の稜線だけあって、凄まじい展望を楽しみながら歩けました。
足元にはツクモグサをはじめ、ミヤマキンバイやキバナシャクナゲなど花々もオールスター状態。
稜線で花に詳しい方にいろいろとお聞きしました。
迫力の大同心や小同心を眺めつつ、横岳に到達。
岩稜地帯のアップダウンが多くけっこうバテちゃって、硫黄岳山頂に着く頃には、
山頂から小さく見える赤岳鉱泉のさらにもう一尾根向こうの行者小屋まで戻らなくちゃならんのだな〜と絶句しました。
ペースが落ちながらもなんとか行者小屋まで戻りました。
夕飯もそこそこに、雲が出てきて夕景は望めないかな〜と思っていましたが、
なんとしばらくすると空が真っ赤に染まってきました。
素晴らしい夕景を堪能できてラッキーでした。
夜は暑くも寒くもなく、とても快適に爆睡させていただきましたzzz
翌朝、いつもの如く30分の寝坊のあと、
そそくさ準備をして、阿弥陀岳へ向けて出発。
2日連続の文三郎尾根を登り、中岳を経由し阿弥陀岳山頂に到達。
昨日と打って変わって静かな山頂で、雲海ぎみの展望を楽しみました。
再び行者小屋まで戻り、テントを撤収し、のんびり下山しました。
怪我や事故もなく、すべて計画通りに事を進められたことに関して、八ヶ岳の山神様に感謝したいと思います。
いや〜、やはりさすが八ヶ岳…、すごい人出でたいへん華やかな山でした。
gaia さん、おはようございます(^^)
この時期の八ツはツクモグサ狙いの登山者がとても多いみたいですね。お疲れ様でした!
赤岳はお初だったんですね、日本アルプスのちょうど中央に位置する八ツ、そしてその最高峰ですからなんだかんだ素晴らしい眺望ですよね!
私的には、この辺りから見る御嶽山がとてもお気に入りなんです♪
しかし、この夕焼け、、、素晴らしい!
りある「ワインレッドの心」w
ここまで赤く染まった感じ、自分はもとより他の方のレコでも久々でした。南八ツのテント場はイマイチと決めけ、いつもスルーしていた行者小屋ですが見直しが必要ですね(^-^;
やはりマイカーでは美濃戸口までが正解ですよね。美濃戸までの道は車が走るようなところじゃないw
いいないいな〜〜〜
行きたいな〜行きたいな〜〜〜
やつがたけ〜〜〜
うちは端っこにしか行ったことありませんっ
真っ赤っかな夕焼け、スゴイですね〜
コケ森の写真も素敵
お天気にも恵まれて
雨でもいいからお花見に行きたいなぁ
ホント。近所だったら毎日散歩に行きたいコケ森ですよね 笑
高速道路運転できたらとっくに一人で行ってるところですが・・・
でも行ったことないの、赤岳
運転手が難色を示すもんで
怖いとこあるんだろ、とか言ってて〜
今ね、来月の連休に向けて説得工作中なんです
このルートで赤岳に行くのは危ないとこ無いのですか〜?
杣添尾根で横岳から赤岳へ登るのと比べて、どうなんでしょう!?
教えてくださ〜〜い!!
プッ・・ワインレッドの心・・
kamasenninさんて、若いのに・・トシが分からないようなことを言う 笑
kamasenninさん、いらっしゃいませ〜。
レコをアップしたら『最近の登山で会ったかも?』が凄いことになってますw
私は正直、ツクモグサ目当てというわけではなかったんですが、山はとても賑わってました。
これだけ他の方の同じ日の素晴らしいレコが上がっているのに、
改めて自分のレコを上げる意味があるのか?とも思いましたが、まぁ、備忘録ということで…。
1日目は天気も良かったんですが、残念ながら木曽御嶽には雲がかかっていて、
その雄姿は見れませんでした。
八ヶ岳のテン場は稜線にないですからね〜。
それが今まで私を核心部から遠ざけていたのかもしれません。
やっぱどうせ行くなら泊まりでって思ってましたから。
ただ行者小屋にしろ赤岳鉱泉にしろ、いわゆる『ベースキャンプ型』と割り切れば、
それはそれでとても楽しめると思います。
しかししかし!あの素晴らしい夕焼けを見せられたら、やっぱ稜線で拝んでみたかったというのが正直なところ…。
Pは美濃戸口で正解でしたかね〜、まぁ初めてだったんで安全牌を選択w
想像ではジムニーやランクルなら…、と思っていたんですが、
意外や意外、普通に軽自動車も上がってました…orz。
nyagiさん、いらっしゃいませ〜。
私も本山行が初めての赤岳でした。
どちらかと言うと美味しいものは最後にとっておくタイプなんでw
天気は大快晴とまではいきませんでしたが、それでも八ヶ岳の雄大さは十分堪能できました。
私にはちょっと遠いイメージがあるので、
贅沢にテン泊でしたが、稜線上の山小屋のほうがもっと良さそうですw
まぁ、このエリアはほとんど素人なんであまり良いアドバイスはできませんが、
杣添尾根から登り、横岳〜赤岳ならそれほど怖くはないかと。
杣添尾根は見た感じですが、荒々しさはまったく無いようですし、
三叉峰から赤岳は平均的な岩稜といった感じでした(もちろんそれなりに高度感はありますが)。
私のコースですと、唯一、横岳山頂(奥ノ院)の硫黄方面の直下に、
ナイフリッジ的な箇所が一箇所ありました。
検索エンジンで『横岳 カニの横ばい ナイフリッジ』で調べれば、
現場の写真もいくつかヒットすると思います。
なにはともあれ、百聞は一見に如かずを実感しました。
八ヶ岳…、いや〜ホントに素晴らしい山ですんで、nyagiさんもぜひ!
来月ならコマクサなんかも咲き乱れることでしょうね〜。
gaiaさん、おじゃまします。
コースタイムからすると横岳付近でお会いしているようですが・・・
全然思い出せません。私は横岳到着後、山頂でお湯を沸かして
コーヒー飲んでいた青いTシャツを着ていたヤロウです。
見かけてたでしょうか?
9日の夕焼け写真・・・素晴らしいです!山荘では曇りだったので当日
談話室でついつい話し込みすぎて、様子を見に行ってませんでした。
くやしーい!
赤岳山荘の駐車場は私も車の車高が低いので、同じく乗り入れは
していません。いつも美濃戸山荘から駐車場まで歩くのがネックです。
テン泊も憧れています。が・・・、デビューしようかお悩み中。歩くほうは
それなりに自信を持ててきましたが、重量がどうも気になってしまいます。
昨年の3泊登山でも、60Lザックにテントなしで上半身が悲鳴を上げる
始末だったので・・・。
aigoeさん、いらっしゃいませ〜。
当日お会いしているのは確実のようですが、
私のほうはなにせ初めての赤岳〜硫黄岳だったもので、完全な『おのぼりさん』状態。
もうテンション上がりっぱなしで、夢見心地といいますか、
正直言って山行自体もよく覚えておりませんw(←おいおい)
だってガイドブックでよく見るあの絶景を歩いてるわけでしたからね。
もう歩きながら『うわ〜、すげ〜、おぉ〜、すげ〜』しかありませんでしたから…。
aigoeさんはもう何回も歩かれているんですよね、羨ましいですよ。
そうそう、9日は夕方から雲が出てましたからね〜。
私も半分スネてましたが、何の気なしにテントから顔を出したらあんなことに…。
慌ててカメラ片手に飛び出しました。
美濃戸と美濃戸口は思ったより離れていなかったな〜と思いましたよ。
私はもっと離れていると想像してましたから、まぁ準備運動と捉えればいいですね。
aigoeさんもぜひテン泊してみてください。山小屋には無い魅力がいっぱいありますよ。
食事の献立考えたり、時間配分考えたり、隣の方とおしゃべりしたり…、それに安いしw
一番はやはり自然により近いということでしょうか。
今のソロテントはかなり軽量化されてますんで、体力的には大丈夫かと。
私はもうここ何年も山小屋には泊まってません。
あ〜、でも八ヶ岳は稜線の山荘に泊まりたいな〜とは思いましたねw
私の月山レコにコメントいただいたのをきっかけに
こちらに訪問させてもらいました
素晴らしい写真の連発に口がアングリですwww
沢山アップされる八ヶ岳のレコの中でも
出色の出来栄えだと思いますヨ\(◎o◎)/!
どの写真も凄いんですが、中でも46と47の
夕景の写真は息が止まるほど美しいです!!
あんな景色を実際に目にしたら私はもう
帰れなくなるかも〜\(゜ロ\)(/ロ゜)/
BOKUTYANNさん、いらっしゃいませ。
もう早いものでこの山行から1ヶ月ほど経ってしまいました。
念願の赤岳〜硫黄岳と阿弥陀岳を歩けて大満足でした。
健脚な方なら余裕で日帰り可能なコースですが、
八ヶ岳は頻繁に歩けるエリアではないので、行くなら2日間以上でって決めてました。
写真をお褒めいただいて嬉しいです。
私は純粋な山ヤではなく『山カメラ小僧』ですから…。
あの日の夕景はとても綺麗でしたが、とても綺麗だっただけに行者小屋のテン泊ではなく、
稜線の山小屋に泊まって、そこから拝みたかったですね〜。
きっと涙腺の弱い方だとウルウルくるはずですw
月山は比較的楽な山なんですね。
飯豊山はかなり歩き応えありそうですから、
もう一度いろいろと調べ直して今後の予定を立てたいと思います。
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