梅雨の晴れ間に楽しい岩稜歩き、赤岳〜横岳〜硫黄岳

2013年06月22日(土) ~ 2013年06月23日(日)

• GPS: 27:50
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,502m
• 下り: 1,491m

コースタイム

6月22日(土)
8:00 諏訪南IC →
8:25 赤岳山荘駐車場(1760m) 9:00 …
9:50 堰堤広場 10:00 …
11:05 赤岳鉱泉(2220m) 11:15 …
12:00 行者小屋(2340m/昼食) 12:25 …
13:50 赤岳天望荘(2722m/宿泊手続き後、雨のため待機) 14:45 …
15:25 赤岳山頂(2899.2m) 15:25 …
16:00 赤岳天望荘 16:00
17:15 夕食

6月23日(日)
5:15 朝食
赤岳天望荘 6:00 …
7:00 大権現峰 …
7:30 横岳山頂(2829m) 7:40 …
8:20 硫黄岳山荘(2650m) 8:30 …
8:50 硫黄岳山頂(2760m) 9:00 …
9:20 赤岩の頭(2656m) 9:35 …
10:45 赤岳鉱泉 11:00 …
11:55 堰堤広場 12:05 …
12:50 赤岳山荘駐車場

天候

6月22日(土)　曇り
6月23日(日)　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口から美濃戸まで、相変わらずのダート
ホンダ車は車高がやや低いので不利。
しかし、それも10分の辛抱。
桜平への道より「ナンボか益し」と割り切る。
赤岳山荘駐車場8時25分到着。
「残り1台」のスペースに入ることができた。
駐車料金1日1,000円×2日
赤岳山荘トイレ50円

コース状況／危険箇所等

・赤岳山荘駐車場の登山ポストに山行計画書を投函
・トイレ使用料は
　赤岳山荘駐車場が50円
　以外の美濃戸山荘・赤岳鉱泉・行者小屋・赤岳天望荘・硫黄岳山荘は100円
・雪は樹林帯の中、一日中陽が当らないような場所に少し残るのみ。
・南沢は、工事も含めて歩き辛い(迷ったり、滑りやすい)ようなので、
　往復共に北沢をとる。
・北沢、地蔵尾根、赤岳山頂往復
　いずれも危険個所には、橋、桟道、鉄梯子、鎖がかけられている。
　感謝です。
・岩稜の横岳は、団体とすれ違う際に渋滞発生。
・今回、ザイルで繋がった山岳ガイドの2パーティーと出会った。
　内1人は、NHK「日本百名山・穂高」に出演の青木昭司さん。
　misokatsuが、青木さんの特徴ある「赤いザック」で気が付いた。
・赤岳天望荘は男女時間交代のお風呂有り。
　ただし、追い炊きはしないようなので注意。
　食事は朝夕共にバイキング。
　宿泊手続き時に渡されるコップの色で食事の時間が決められている。
　このプラスチックコップでコーヒー、飲み放題。　
　

写真

美濃戸・赤岳山荘駐車場
8時25分到着で最後の空きスペースでした。

堰堤広場

北沢
水量が多い。

木の桟道

ヤツガタケキスミレ

シロバナノヘビイチゴ
赤く熟した果実は美味だそうです。

赤岳鉱泉

中山乗越

中山乗越から見た大同心

行者小屋で昼食

イワカガミ

地蔵尾根の鉄梯子

ツガザクラ

地蔵尾根のお地蔵さん

以前より整備され、歩きやすい地蔵尾根

赤岳天望荘2722m

地蔵の頭

イワウメ

オヤマノエンドウ

ハクサンイチゲ

雨も止み、赤岳山頂へ向かいます

赤岳頂上小屋

ハクサンシャクナゲ

赤岳頂上小屋前が赤岳北峰

赤岳山頂2899.2m

ミヤマキンバイ

イワウメ

チョウノスケソウ

キバナシャクナゲ

23日4時24分日の出が始まる

4時25分の赤岳

4時26分の中岳から阿弥陀岳

6時出発
雲海に浮かぶ富士山だが、光のいたずらだろうか、雪が沢筋にしか残っていないように見える。

雲海に浮かぶ御嶽山

雲海に浮かぶ乗鞍岳

雲海に浮かぶ穂高岳、槍ガ岳

横岳を目指す

ハクサンチドリ

カニの横バイ？

カニの縦バイ？

ツクモグサ

ツクモグサ

大権現峰

ウルップソウ

横岳は渋滞気味

赤岳〜中岳〜阿弥陀岳
遠景は南アルプス
右から仙丈ケ岳、甲斐駒ガ岳、アサヨ峰、北岳、間ノ岳、農鳥岳

横岳山頂2829m

鹿除けネット
登山道の両側にコマクサ
花はまだ…

横岳〜阿弥陀岳
遠景は右から仙丈ケ岳、甲斐駒ガ岳

硫黄岳山荘2650m

硫黄岳へのケルン

広くて迷いやすい硫黄岳への道にはケルンがたくさん。

横岳〜赤岳〜中岳
後ろは権現岳。

硫黄岳山頂2742.1m
3度目の硫黄岳。
前2回は強風と寒さで居たたまれなかったが、今日は穏やか。

硫黄岳爆裂火口
小さく、本沢温泉の屋根が見える。

赤岩の頭
オーレン小屋への分岐。
後ろ峰の松目。

戻って来ました赤岳鉱泉

赤岳鉱泉アイスクライミングフィールド
アイスキャンディー撤去中

孤高のクリンソウ
堰堤広場から下る林道脇に一輪だけ。

感想

hanakane

久しぶりの縦走
それを支えてくれるmisokatsu、misosabaに感謝。

梅雨の間の晴れ間が二日続くのを期待するのは欲張りと言うもの。
22日曇天。
赤岳天望荘に着いたトタンに雨が降ってきた。
宿泊手続きを済ませ、しばしサービスのコーヒーを飲みながら待機。

雨が止んだところで、赤岳山頂往復。
遠望は利かないが、阿弥陀岳は時々雲がどいてくれる。
まだまだ明るい下りは、オヤマノエンドウやイワウメを愛でながら、のんびりと…
結局、雨具は着たが濡らすことは無く、大満足の赤岳。

23日晴天。
雲に浮かぶ富士山、南アルプスや北アルプス。
初めての横岳は岩稜歩きが面白く、その岩稜帯でウルップソウ、ツクモグサにも出会うことができた。

いつも超鈍足だが、今回は昭文社の「山と高原地図」のコースタイムで歩くことができた。
こちらは自分的には快挙！