アサヨ峰・甲斐駒 初のテント泊
- GPS
- 18:30
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,999m
- 下り
- 2,469m
コースタイム
6:13 広河原
6:31 広河原峠入り口
8:20 広河原峠 8:48
9:10 早川尾根小屋
11:39 アサヨ峰(昼食) 13:00
13:41 栗沢山 14:24
15:31 長衛小屋(夕食・テント泊・朝食)
[2日目]
6:51 長衛小屋
7:01 長衛荘(待ち合わせ) 7:15
8:07 仙水小屋
8:49 仙水峠 9:01
10:30 駒津峰 10:49
12:12 甲斐駒ケ岳(昼食) 13:06
14:02 駒津峰 14:11
14:38 双児山
15:50 長衛荘
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
仲間2名との土曜日甲斐駒日帰りを計画していましたが、
前日私だけ休暇を取っていたので先月購入し、山では使用したことのない
1人用テントを試したくて前日アサヨ峰に登り、北沢峠でテント泊をして
翌日仲間がバスで到着するのを待つことにしました。
[1日目:広河原〜広河原峠〜アサヨ峰〜栗沢山〜北沢峠]
今回も芦安駐車場で車中泊。4:00に起床したときには、すでに5:10のタクシー
を待って並んでいる人がいました。
4:10頃にはタクシーが到着し、並んでいた人の荷物の積み込みが始まりました。
私は簡単に朝食をとり、身支度を済ませて4:25に荷物を積み込みました。
5台のタクシーの3台目でした。
タクシーは5:08に発車。5:25〜5:30は夜叉神ゲート待ち。6:00広河原着。
広河原からは、広河原峠を目指します。
林道から山道に入ると、広河原峠まで長い距離の急登です。
白鳳峠のルートには、ハシゴやロープがありましたが、広河原峠ルートには
そういうものがなく、普通に登ることができました。
コースタイムは3:30とありましたが、二時間ほどで登れました。
続いてアサヨ峰を目指して早川尾根を進みます。北岳、仙丈ヶ岳を眺めながらの尾根歩き。
途中、後方にオベリスクのある鳳凰三山も雲の隙間から見えました。
尾根の右側には甲斐駒ですが、ガスが多く時々一部が見えるだけでした。
山頂が見えても尾根は長くスタミナ切れ。休みながら登りました。
山頂に着くと360度の展望。途中見え隠れしていた甲斐駒がはっきりと見えました。
ガスがかかっていたのは甲斐駒ではなく早川尾根だったのかもしれません。
これから歩く栗沢山方面に向かい昼食をとって体を休めて出発。
栗沢山へは下って登りますが、十分に休憩していたので、苦ではありませんでした。
栗沢山に着くと、上空の雲は更に少なくなり、はっきりと甲斐駒を見ることができました。
午後になると曇ることが多いので山頂で晴れたのはラッキーでした。
じっくりと景色を堪能して、北沢峠へ下山。
長衛小屋でテン泊の受付をしてテント設営。地面に石が多くペグが刺さりにくかったです。
石でフライを固定して完成。
持参したビールとワインを飲んで夕食を食ていると、雨が降って来ました。
大雨にはなりませんでしたがテントの中に避難してそのまま寝ました。
[2日目:北沢峠〜仙水峠〜駒津峰〜甲斐駒ヶ岳〜駒津峰〜双児山〜北沢峠]
まわりは4時ころから騒がしくなってきていました。
自分は7時出発だったので5時に起き朝食、撤収作業。不慣れなため撤収には40分ほど
かかりました。前日降った雨が乾かずテントは重くなってしまいました。
周りのみなさんはほとんどテントを張りっぱなしでした。土曜日だったので、下山して
もう一泊する人が多かったのかもしれませんね。
私は帰りのバスが早いので重くともテントを担いで登る必要がありました。
7:10に長衛荘に着くと、広河原からの始発バスが予定より早く出発したそうで、
すでに仲間2名が到着していました。
ケータイが繋がらないところでの待ち合わせはお互いもし相手が来なかったらと考えると
中止にするのか捜索に行くのか決行するのか難しいのですが、今回は1時間待って来なかったら
中止して翌日まで連絡がとれなかったら捜索などと嫌な決め事をしていたものですから、
無事に出会えてよかったです。
仙水峠を目指して登ります。
途中、岩がゴロゴロとしたルートがあり、登っていて楽しかったです。登りは双児山ではなく
ちょっと遠回りでも仙水峠ルートが正解だと思います。
仙水峠から駒津峰へはひたすら急登。へばります。1時間に2〜3回休憩をしながら
コースタイムちょうどくらいで登りました。
とにかくザックが重く、少しでも軽くしたかったので、駒津峰山頂にテントとマットを置いて
甲斐駒に出発。
直登ルートか巻き道ルート。3人ともどちらでもいいとギリギリまで決まりませんでしたが、
せっかくなので直登ルートへ。
登り始め、しがみついて岩登り。1年前に1回だけ行ったクライミングジムの経験が活きたかな。
体力を消耗して登り切ると山頂の上は青空。白と青のコントラストが本当に綺麗でした。
周りはガスってきていましたが、なぜか摩利支天だけは晴れていました。
前日にテントで使い果たしてガスがなくなっていましたが仲間に使わせてもらい、ラーメンを
いただきました。
山頂へ着いた時間は予定よりも10分以上遅れており、摩利支天は諦めました。
また今度登りましょう。
帰りは巻き道ルート。砂地を下りたあと、六万石に向かって少し岩を下りて登りますが、
巻き道だからといって油断は禁物。岩場で転んで腰を打ちストックを曲げてしまいました。
幸い歩行に支障はありませんでしたが、ストックが折れるのが鳳凰三山に続いて2度めなので
凹みました。
駒津峰でテントを回収して双児山方面から下りました。
下り始めたところは小石がコロコロと歩きにくい道でしたが、双児山からは普通の山道を
ただひたすら下りました。16:00の最終バスまで余裕がなかったので、夢中に下りました。
無事にバスの時間までに下山できました。
甲斐駒の登山バッジは、長衛荘にありました。
今回、出発前に量ったザックの重量は16kg。2日目、雨で濡れたテントを入れていたときは
もう少し重かったかもしれません。(その分食品が減っていたので同じくらいかも。)
今後、上でテン泊するためにもこのくらいの重量に慣れたいと思います。
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