利尻山鴛泊コース〜最北百名山は花の楽園でした！〜

2021年06月30日(水) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,556m
• 下り: 1,538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:19

5:10 利尻山北麓野営場
5:22 5:26 甘露泉
5:29 利尻山−ポン山 分岐
5:58 5:59 四合目
6:27 五合目
6:57 7:01 六合目
7:17 7:19 七合目
8:10 長官山
8:48 8:53 利尻岳山小屋
9:19 9:25 九合目
9:44 9:47 沓形分岐
10:04 11:06 利尻山北峰
11:19 11:20 沓形分岐
11:38 11:39 九合目
12:00 12:06 利尻岳山小屋
12:20 12:21 長官山
12:52 12:53 七合目
13:21 13:22 六合目
13:38 五合目
13:59 14:00 四合目
14:20 利尻山−ポン山 分岐
14:24 甘露泉
14:29 利尻山北麓野営場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

登山口の利尻山北麓野営場まで宿の女将さんに送迎してもらいました。

その他周辺情報

交通　　中部国際空港から空路で新千歳空港へ
　　　　当初レンタカーを借りて稚内から１６時４０分発のフェリーで島に
　　　　入る予定だったが、コロナの影響でその便が無くなり
　　　　急遽2週間前に札幌丘珠空港発の北海道エアーシステムの便を抑えて
　　　　島に入りました。
　　　　復路はハートランドフェリーで稚内に行きレンタカーを借りて
　　　　稚内観光の後新千歳空港まで戻りました。

ハートランドフェリー　利尻島鴛泊〜稚内　２等一人２５５０円
http://heartlandferry.jp/timetable/

宿泊は、お宿マルゼン（素泊まりの宿）２泊　
個室で部屋の目の前はオーシャンビュー、ぺシ岬が一望の眺望の良い部屋でした。
宿泊代は良心的な一人１泊４５００円　登山口までは朝５時発で
送ってもらい、女将さんの手が空いてると空港や下山時のお迎えもＯＫで
今回はお迎えしてもらいました。尚空港に到着時タクシーが３台待機してました。
気さくでとても親切な女将さんで機会があれば又宿泊したいです！
https://ameblo.jp/oyado-maruzen/

食事は居酒屋力丸　和風の昭和感漂う落ち着いた居酒屋、鴛泊では遅くまで
食べれる貴重な飲食店、場所は鴛泊の西外れでコンビニセイコーマートの近く
食事後買出し出来るので便利です。新鮮な魚介から肉系もあり締めの
チャーハンまで美味しく頂きました。
https://rishirifuji.jp/articles/386/
　
鴛泊にはコンビニセイコーマートがあるので必要な物はコンビニ価格で何でも
揃い弁当、おにぎり、パン類なども普通にありとても便利です。

登山後の温泉は利尻富士温泉　５００円
甘露泉分岐から旧道を約１時間で到着するが今回は登山口の北麓野営場から
温泉まで宿の女将さんに送ってもらいました。
https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1204.htm

写真

6/29 14:47

利尻空港に到着です！
青空と利尻山に感動ですが
結局初日が1番良い
天気でした。

6/29 14:46

利尻山、空港から良く
見えてます。
向かって左の稜線
鴛泊コースで明日
登ります

6/29 15:14

宿泊した部屋からの眺め
オーシャンフロント
ぺシ岬が目の前で
最高の眺めでした。

6/29 15:30

天気が良いのですぐに
ぺシ岬展望台に向けて
トレッキング

6/29 15:39

鴛泊灯台を横目に
展望台に登ります

6/29 15:44

ぺシ岬展望台
入口からゆっくり15分で
急傾斜を登り到着

6/29 15:55

ぺシ岬展望台の島側は
利尻山ド〜ンと
好展望地です！

6/29 16:03

ぺシ岬の断崖は海鳥の
繁殖地でたくさん
飛んでました。

6/29 16:07

鴛泊港に丁度
ハートランドフェリーが
入って来ました。
明後日このフェリーで
稚内に渡ります

6/29 19:05

サンセット時刻になり
再びぺシ岬展望台へ登り
お隣の礼文島に沈む
素晴らしい夕陽を
鑑賞しました

6/29 19:17

夕陽が沈んだ後も
赤く染まりました

6/30 5:08

利尻山北麓野営場から
登山開始
天気は曇り気温は15度位です

6/30 14:21

すぐに甘露泉水に到着
ここで水を補給して
山頂を目指します
これより上は水場が
ありません

6/30 5:27

甘露泉水のすぐ上には
旧道で直接鴛泊の町方面
利尻富士温泉に向かう
コースの分岐があります

6/30 5:28

ポン山分岐
当然利尻山へ向かいます

6/30 5:53

4合目野鳥の森
最初の休憩に最適地です

6/30 6:09

登山道周囲には
ヤマブキショウマが
たくさん咲いてます

6/30 6:26

5合目雷鳥の道標
利尻島には雷鳥は
いないらしいです。

6/30 6:54

6合目第一見晴台
歩き始めて約2時間弱
この辺りから樹木が
背丈の高さになり
展望が開けます。
正面はこれから向かう
長官山

6/30 6:54

眼下には雲の隙間に
利尻空港と海岸線が
見えました

6/30 7:16

7合目胸突き八丁
名前ほどキツくなく
この辺はまだまだ余裕です

6/30 7:37

イワオトギリ
乗鞍で咲いている
シナノオトギリとの
違いが解らん

6/30 7:38

長官山への登り

6/30 7:43

第二見晴台
この辺りで再び雲の中へ
突入、正面のピーク
長官山に向かって
登ってます

6/30 7:43

雲の隙間から鴛泊港と
ぺシ岬が見えました

6/30 8:08

8合目長官山に到着です
ここまで3時間、後2時間
登ります。
完全に雲の中で視界無し

6/30 8:16

ウコンウツギ
たくさん咲いてます

6/30 8:17

チシマヒョウタンボク
群生してます

6/30 8:18

時折視界が殆ど
無くなることも

6/30 8:20

ひと際目立つ
チシマフウロ
たくさん咲いてます

6/30 8:22

利尻山避難小屋に到着

6/30 8:23

避難小屋の内部
綺麗に整頓されてます
避難時のみ宿泊可です

6/30 8:52

避難小屋に併設されている
携帯トイレブース

6/30 8:53

雲が流れ利尻山
山頂部が見えて
テンションUP

6/30 8:57

シマリスのりっぷ君登場
登山道を出たり入ったり
してました。

6/30 9:05

山頂まではまだまだ長い
道のりこの辺りから
本番です

6/30 9:10

ミヤマアズマギク

6/30 9:13

シラゲキクバクワガタ

6/30 9:14

リシリヒナゲシ
咲いた状態で会えて
とても嬉しいです。

6/30 9:15

9合目
ここから山頂までが
本当の正念場
ザレた急登が続きます

6/30 9:19

ボタンキンバイソウ
利尻島固有種で
出会えて良かった！

6/30 9:21

ウツギに囲まれた登山道

6/30 9:24

完全に雲の上に出ました

6/30 9:26

イワベンケイ

6/30 9:29

山頂まで
ラストスパート

6/30 9:32

鴛泊港とぺシ岬
手前は長官山山頂

6/30 9:38

ハクサンチドリ

6/30 9:38

エゾハクサンイチゲ
山頂部に群生してます

6/30 9:43

沓形コースとの合流地点

6/30 9:50

砂礫のザレた登山道だが
階段なども有整備されてます

6/30 9:53

崩落地の脇を進むので
滑落注意です

6/30 9:57

リシリハタザオ？
珍しい固有種

6/30 9:58

コケモモ

6/30 9:58

エゾコザクラ

6/30 9:59

キバナシャクナゲ

6/30 10:01

ようやく山頂一歩手前です
小さな虫がたくさん
飛んでいます

6/30 10:01

イワヒゲ

6/30 10:02

利尻山北峰山頂登頂
雲の上で青空が見えますが
下界は雲に遮られ
眺望は悪いです

6/30 10:52

ハクサンイチゲ咲く
山頂部とローソク岩

6/30 11:01

利尻山山頂は雲の上で
残念ながら雲に阻まれ
礼文島や下界は
見えませんでした

6/30 11:05

エゾノツガザクラ

6/30 11:07

利尻山山頂とローソク岩

6/30 11:58

避難小屋まで
降りて来ました。
この辺は丁度雲の中です

6/30 12:18

長官山辺りまで降りると
雲を抜けて利尻山
東側斜面が見えて来た

6/30 13:19

第二見晴台からは
薄っすら海岸線と
礼文島が見えました

6/30 13:21

第一見晴台から見上げると
正面のピークが長官山

6/30 14:28

登山口の利尻山北麓野営場に
戻り登山終了
靴の洗い場が併設されており
泥を落とします

6/30 17:40

登山後の食事は
居酒屋力丸
生ビールで乾杯！

6/30 17:45

タコと北寄貝の刺身
新鮮でチョー美味

7/1 7:29

翌日フェリーターミナル
海の駅おしどまり

7/1 7:49

鴛泊港と利尻山
気温は15度と
少し肌寒い

7/1 8:58

鴛泊港からフェリーで出航
稚内に向かいます

7/1 9:02

さらば〜利尻島

7/1 10:30

稚内港に到着です

7/1 10:31

北海道遺産の
稚内港北防波堤ドームの横に
日本の沿岸を守る
海上保安庁の船が
停泊中

7/1 11:03

ノシャップ岬の有名店
樺太食堂で昼食

7/1 11:10

生うに、いくら、かに、
帆立の生うに三色丼を
食べました。
旨すぎる！

7/1 13:24

日本最北端宗谷岬
ここまで来たら
絶対行く定番の観光地

7/1 13:50

高台の宗谷岬公園からの眺め
あいにくの天気だが
観光客が次から次に
やって来ます。
風が強く気温は12度と寒く
体感は一桁、最北地は
夏でも寒いですね！

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

hgotoben

日本最北端の百名山利尻山に遠征しました、これで85座目遠い山ばかり
残っており先は長いです。
鴛泊コースの登山口は利尻山北麓野営場、大抵の宿はここまで送迎してくれるが
無い所もあるので要確認、送迎無しの場合は鴛泊の町から1時間余分に歩きます。
登山開始してすぐに水場の甘露泉に到着してここで水を補給、冷たくて美味しい！
鴛泊コースは、最初樹林帯のなだらかな登りが続き6合目辺りから樹林帯が
背丈位になり視界が開け7合目の胸突き八丁を経て8合目の長官山へ、
胸突き八丁の急登はまだまだ序の口で余裕で通過しないとこの先かなり
しんどいと思う。利尻山避難小屋辺りから徐々に傾斜がキツくなり9合目からの
急登が本番、沓形コース分岐を経て利尻山山頂へ
往路はずっと登りで復路もずっと下りの単純コースだが距離も長く標高差も
1500mあり歩きごたえあるが、見たことの無い高山植物の固有種やお畑達が
咲き誇り疲れも忘れます、標高が低い所でも高山植物が咲いており緯度が高いのが
解り本州の山とは違いますね！日本最北の百名山は感動の連続でした、
機会があれば礼文島の高山植物咲き誇る山々も歩きに行きたいです、
利尻島まで遠かった！

コメント

murphy

花が違う
gotobenさん、hiroguriさん、こんにちは！
利尻岳登山、おめでとうございます！！
やりましたね！
私が登ったのは8月上旬で、今回の花を見ると全然種類が違っていて非常に興味深く拝見しました。
こちら私のレコです。もし、よろしければご覧になってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1549076.html
百名山85は、今の私と同じです！
私はあと、東北4、尾瀬2、南北アルプス9で、今年、クリアしたいんですが雨続きでなかなか進まず。。
北海道はだいたい晴れてるので飛行機でどこか登りに行こうかなーと思うほど素晴らしいレコでした。
お疲れさまでした！！

hgotoben

Re: 花が違う
murphyさん、こんにちは！
利尻山は、とても良い山ですね！
花がとてもたくさんで、murphyさんが登った時と
時期によっても咲く花が全然違って面白いですね！
レコの内容、感想が似てて笑っちゃいました、
百名山は残り１５だが北海道、東北が軒並み残っているので
まだまだ先は長〜いです、地道に頑張ります。

みっちぃ

お帰り
今回の遠征はお天気に恵まれて良かったね
利尻岳の姿が見れて羨ましい限り。
おまけに、二人揃って登頂出来て良かった
hiroguriさんも体力ついてきたね。
機会あればぜひ礼文島へ！　

hgotoben

Re: お帰り
天候にも恵まれ無事登頂出来てとてもＨａｐｐｙです！
利尻島は、とても遠いが来る価値のある最北の楽園で
気に入りました。
高山植物が平地にも普通にたくさん咲いてるのには
驚きました。
又見るからにＢＣに良い斜面がたくさんありそうだった

グリーン☕⛷

お会いしましたね
こんばんは。
ペシ岬と利尻山でもお会いしましたね。
まさか私たちと同じ中部空港からで、山頂で景色をみれたのも一緒で驚きました。
それにしましても、本当に美しい山でしたね。

hgotoben

Re: お会いしましたね
greenriverさん　こんばんは！
ぺシ岬で夕焼けご一緒しましたね！
利尻山ですれ違ったのはその時気付かなかったですが
よくよく思い出すと長官山手前で上から勢いよく降りて来た
ペアの方だったのですね、ぺシ岬でご一緒した方とはその時は
気づきませんでした。ずいぶんと早い時間に降りてくるな〜
健脚なんだろな〜と思っていました。
まずまずの天候に恵まれ、天空の花達にも出逢えて
思い出に残る最高の登山になりました。