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Yamareco

記録ID: 3375758
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳@北海道遠征2座目

2021年07月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:49
距離
26.3km
登り
2,544m
下り
2,547m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:35
休憩
2:14
合計
14:49
3:28
3:28
25
5:05
5:06
41
5:47
5:47
8
5:55
6:01
33
6:34
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31
7:05
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32
7:37
7:37
72
8:49
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41
9:30
10:44
24
11:08
11:09
69
12:18
12:33
24
12:57
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37
13:34
13:46
31
14:17
14:18
6
14:24
14:24
25
14:49
15:12
66
16:43
16:44
56
天候 快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
道の駅 樹海ロード日高で車中泊。
チロロ林道へは、HOA北海道アウトドアアドベンチャーズを目的地にして、ひたすらまっすぐ。
連休中のためすでに駐車している車でいっばいで、路肩に停めることになった。(午前2時半着)
コース状況/
危険箇所等
ゲート〜取水施設
 砂利道が3.3km
 自転車があると帰りが楽。

取水施設〜二ノ沢出合〜二ノ沢滝
 渡渉が十数回あるが、登山靴で渡れる程度。
 雨が続くと危ないかも。

二ノ沢滝〜トッタの泉〜ヌカビラ岳
 ひたすら急登。木々に囲まれているので、ほぼ無風。
 ここは日が昇らないうちに抜けたいところ。
 トッタの泉が最終補給場所。
 湧き水だからエキノコックスの心配はないというが、念のため浄水器を利用した。

ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳
 ここから山頂まで稜線を辿る。
 北戸蔦別岳に前日泊のテントが数張あり。
 もっと張れる場所は少ないと思っていたが、意外とある。(山頂4張り、山頂手前6張り程度)

北戸蔦別岳〜戸蔦別岳〜幌尻岳の肩
 ハイマツを掻き分け進む。
 後半は地獄の登り返し。
 肩までこれたらあとちょっと。

幌尻岳の肩〜幌尻岳
 偽ピークがあり心底がっかり。
 でもこの偽ピークを抜けるとようやく頂上が見える。
その他周辺情報 温浴施設は「ひだか高原荘」が一番近いがコロナの影響で受付時間が18時半までとなっており間に合わず。
結局、少し離れた「湯の沢温泉 森の四季」を利用。こちらは受付時間が20時まで。料金は500円。
登山バッジは「山の駅 ほろしり館」で購入。520円。去年も今年もコロナの影響で幌尻山荘もとよぬか山荘を閉まっておりここでしか買えない。なお、デザインは一緒(とよぬか山荘から卸してもらっているから)。営業時間はここを参照。
http://www.town.biratori.hokkaido.jp/kankou/spot/spot8/
夜明け前にスタート!
2021年07月23日 02:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 2:51
夜明け前にスタート!
こんな渡渉が何回もある。慎重にいけば登山靴のままでも大丈夫。
2021年07月23日 04:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 4:01
こんな渡渉が何回もある。慎重にいけば登山靴のままでも大丈夫。
トッタの泉。
エキノコックスの心配はないというが念のため浄水器に通す。
2021年07月23日 05:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 5:02
トッタの泉。
エキノコックスの心配はないというが念のため浄水器に通す。
朝露と朝日で綺麗。
2021年07月23日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 5:49
朝露と朝日で綺麗。
やっとこさヌカビラ岳。
まだ序盤も序盤。
2021年07月23日 06:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 6:00
やっとこさヌカビラ岳。
まだ序盤も序盤。
北戸蔦別だけから。
戸蔦別と幌尻岳が見える。
2021年07月23日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 6:33
北戸蔦別だけから。
戸蔦別と幌尻岳が見える。
稜線は気持ちいいが登り返しがきつい。
2021年07月23日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 6:39
稜線は気持ちいいが登り返しがきつい。
お花も咲き乱れています。
2021年07月23日 06:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 6:41
お花も咲き乱れています。
やっと戸蔦別岳に到着。
2021年07月23日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 7:36
やっと戸蔦別岳に到着。
戸蔦別岳から下っての登り返しがきつすぎる。
2021年07月23日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 7:49
戸蔦別岳から下っての登り返しがきつすぎる。
七ツ沼カール。
熊さんはいませんでした。
2021年07月23日 07:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 7:57
七ツ沼カール。
熊さんはいませんでした。
きつかった登り返し。途中でバテバテに。
2021年07月23日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 8:05
きつかった登り返し。途中でバテバテに。
ニセピーク。最初はこれが山頂だと思っていた。
2021年07月23日 08:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 8:51
ニセピーク。最初はこれが山頂だと思っていた。
ニセピースから、本当のピークを撮る。
まんまと騙された。。
2021年07月23日 09:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 9:15
ニセピースから、本当のピークを撮る。
まんまと騙された。。
ようやく山頂に到着。
疲れすぎた。。。
2021年07月23日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 9:34
ようやく山頂に到着。
疲れすぎた。。。
日高の山がよく見えます。
2021年07月23日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 10:23
日高の山がよく見えます。
帰りももちろん登り返し。
ゆっくりゆっくり登ります。
2021年07月23日 11:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 11:12
帰りももちろん登り返し。
ゆっくりゆっくり登ります。
疲れたらお花畑を眺める。
2021年07月23日 11:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 11:49
疲れたらお花畑を眺める。
北戸蔦別直下。
結構いっぱい張れそう。
2021年07月23日 13:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 13:49
北戸蔦別直下。
結構いっぱい張れそう。
水が切れかけてたので助かった。
冷たい水がしみる。
2021年07月23日 14:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 14:52
水が切れかけてたので助かった。
冷たい水がしみる。
やっと取水口に到着。
あとは砂利道のみ。
2021年07月23日 16:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 16:43
やっと取水口に到着。
あとは砂利道のみ。
砂利道も長かった。
やっと帰ってこれた。
2021年07月23日 17:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 17:40
砂利道も長かった。
やっと帰ってこれた。
ノンアルコールビールがうまい。
150?プラスとかお得。
2021年07月23日 18:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 18:43
ノンアルコールビールがうまい。
150?プラスとかお得。
温泉で汗を流す。
2021年07月23日 19:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 19:31
温泉で汗を流す。

感想

樽前山@北海道遠征1座目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3367453.html

利尻山@北海道遠征3座目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3384958.html

芦別岳@北海道遠征4座目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3390343.html

今回のメインイベントである日帰りでの幌尻岳へ行く日がやってきた。
こんなに長時間、長くて高低差のある道を歩いたことがなかったので、非常に不安。
行動食はいつもの倍以上、だが水はトッタの泉で汲むことにして、できる限り軽量化して臨む。

3時前にゲートをスタート。
最初はひたすら砂利道。自転車に乗っていく人もいたが、このときはその有り難さがまだよく理解できず。(帰りに抜かれたときは羨ましかった。。)
夜明けごろ取水施設近くにある登山口に到着。

登山口から二ノ沢の滝までも、緩やかな道や、簡単な渡渉が続く程度で問題なし。
この沢靴なしで渡渉可能というところは幌尻山荘コースにはなく大きな利点である。

二ノ沢の滝を過ぎると急登が始まる。これはヌカビラ岳まで続く。
途中、トッタの泉で予定通り水を補給。あまり多すぎても重いので、1リットルちょいに補給を留める。

ヌカビラ岳からは稜線コース。
登山道をお花畑が挟む感じになっており、非常に綺麗。前回、補給でミスしたので、今回は各頂上につくたびに摂取していくことに。
この辺りから前を行く男性(あとで松本市の方と判明)とペースが似ているので、勝手にペースメーカーにさせてもらうことにした。

戸蔦別岳までは順調。たがここから幌尻岳へ向かうルートの登り返しは地獄のように見える高低差。
まず、七ツ沼カールにつながる最低鞍部まで下る。ここから見る七ツ沼は絶景。ふと見るとお花畑の中にザックがデポしてある。あとですれ違った人のものだったが、昨夜はヒグマの水飲み場である七ツ沼カールにテントを張ったのだと笑って教えてくれた。自分には無理だ。

最低鞍部からはひたすら登り。午前中だというのに日差しがきつく汗が止まらない。さらに風も吹かないので披露が溜まっていく。
もうすぐ幌尻岳の肩に着くというところで、思わず岩陰で休憩。しばらくして回復はしたもののここからは牛歩の速度になる。
肩から見える偽ピークにまんまと騙されつつ、9時半にようやく山頂に到着。

山頂は快晴で、日高山脈が一望できて気持ちがいい。この日は連休中ということもあり10人以上も山頂にいるという大盛況ぶり。みんなあの道を通ってきたんだな。
何人かの方と話をしたが、松本の男性は北海道各地の山を登ってここが最後、とのことだったり、同じく松本のお兄さんは北海道の百名山のうち8座を6日間で回ったり、とみんな健脚揃い。自分なんかまだ北海道に来たばかりなのにバテバテで、まだまだだと実感させられた。

1時間以上のんびりとし、重い腰を上げて下山開始。帰りの登り返しは想像以上に身体にこたえ、なかなか足が進まない。だか徐々にガスって涼しくなったおかけで、徐々に足が進むようになってきた。恵みのガスだ。
各山頂につくたびに休憩し、ゆっくりゆっくり下山。なんとかかんとか日がある17時台に下山完了。ある意味、頂上に着いたときより達成感があった。

下山後、温泉に入りに「ひだか高原荘」に向かうがすでに18時半で受付終了。15分遅かった。。仕方がないので十数キロ離れた占冠の温泉まで行く羽目に。。
風呂に入る前に体重を計ると4kg減。そんなに過酷だったのかと改めて実感。
そして汗を流した後、次の目的地“利尻”へ向かう。

山頂では色々な方と話をさせていただきましたが、どれも楽しい時間でした。ありがとうございました。
また、松本の男性の方には、山頂では何枚も写真を撮っていただきありがとうございました。
お風呂で会うかもですね〜とか軽口を叩きましたが結局間に合いませんでした。なんとか無事に下山しています。

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コメント

greatdai0803さん
幌尻岳でお世話になりました。松本から来たおじさんです。天気が良くて良かったね😊
2021/7/29 12:58
totokumさん
山頂ではたくさん写真を撮っていただきお世話になりました。
お風呂は間に合いませんでした😢
totokumさんのように健脚目指して、精進していきます!
2021/7/30 1:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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